伏流No.42 6月議会、他




6月議会で決まった主なこと


■繰り越し明許費の主なもの
(平成10年度中に支出が終わらない事業予算を翌年度に限り繰り越すもの)
  • 老人福祉施設設備償還費補助金(沼光会)
  • おとぎの森整備事業費
  • 沼田駅前広場整備事業費
■沼田市都市開発公社の経営状況について
平成10年度の土地取得と処分
  • 環状線事業地、代替地(高橋場、柳町)市道用地
  • 運動公園用地
  • 県合同庁舎建設事業代替地
  • 沼田駅前広場整備事業地
  • 17号バイパス建設事業代替地
  • 升形小学校校地拡張事業地
  • 公共施設用地(中心市街地)
事業収益10億1830万円   当期純利益905,233円

沼田市外三ケ所清掃施設組合(沼田市、白沢村、川場村、昭和村でゴミ処理、屎尿処理をするために作っている一部事務組合)規約の一部を改正する規約 第13条2項

建設費負担金 沼田市 70/100
       三村  30/100 *別表により分賦

維持管理費負担金 人口割 45/100
         均等割 10/100
         搬入割 45/100

4年前から進められてきら見直しがこのような形でようやく決着しました。



 
??議会の不思議??
6月9日に行われた議会運営委員会の議事のその他の項でF議員より、職員の内規として会議中は禁煙と決めているのだから、議員もそれにならった方がいいのではないかと提案されましたが、M議員曰く「今まで通り煙草は吸わせてもらいたい」「吸いたいものを吸うなと言うのは窮屈になるので吸いたいものは吸わせてもらいたい。」煙草を吸う多くの議員が休憩時間に吸っているのに???は特別なのでしょうか。


■一般質問
1.安心できる沼田の福祉に向けて
ア.沼光会事件への市の関与と責任の取り方
  • 公募前の社会福祉法人の選定について。
  • 沼光会への補助金問題と、返還請求について。
  • 平成5年6月21日社会福祉協議会長宛に出された文書の調査結果と、今後の対応について。
イ.介護保険実施に向けて市民の不安を解消できるか
  • シルバー人材センター、社会福祉協議会の体制について。
  • 市民の不安を解消するために何をすべきか。
刑事事件の公判の中、検事の冒頭陳述を認める形で、以下の事が明らかになってきました。元理事長は社会福祉法人申請の時からではなく、施設建設を目的として理事長を引き受けたこと、入札は●●建設を含めて行われ、関連会社である××工業が落札し、大半の工事を●●建設が下請け受注したこと、寄付されたお金の一部を私的流用していること、贈与契約を実行するつもりはなかったこと、等です。
補助金問題、返還請求について、沼田市は今後の司法の判断を待ち、内容を吟味した上で新理事会が動きやすい形で対応していきたいとの見解を示しました。
シルバー人材センターに対しても補助金を出している立場からの指導をお願いしましたが・・・沼田市の民度が問われているのではないのでしょうか? 2.街なか再生事業について
ア.説明会について
  • どのような意見が出されたか。
  • それらの意見をどのように反映していくのか。
イ.基本計画について
  • ガラスの塔が沼田のシンボルになるのか。
  • 建設費の増大について
  • 水路を暗梁にするのではなく、清流を取り戻すことが必要ではないか。
ウ.財政問題について
  • 財政不安はないか。
  • 予定されている事業や計画の積み残しはないか。


エ.施策の整合性、優先順位について

  • 沼田公園長期整備構想との整合性について。
  • エレベーター抜きで、あるいはエレベーターは後回しにして街なか再生事業を進めるべきではないか。
「反対の方が複数の会場に参加し、説明会をアピールの場として利用した。」という市の見解が示されたのには、正直言って驚きました。あんなにたくさんの人が自分の問題として参加し、真剣に心配していることをくみ取ろうとせず、「聞く側は説明する側の言うことの中で・・・」「とっさの判断での反対は多いが、坂の町沼田の物語としてこのエレベーターは市民に末永く愛され、評価して頂けるので解って頂きたい。」という答弁は、行政のおごりであり、独りよがり以外の何ものでもなく、思わず、「それでは市民不在ではないですか!」と言ってしまいました。県も建設省も基本計画の見直しができると言っているのに、「ここまで来ては後戻りは出来ない。粛々と進めます。」というのが今の市の姿勢です。 ○署名へのお問い合わせは、遊and知 24ー9297まで

『伏流』表紙に戻る   ホームに戻る