草模様

建築基準法とおりに建てれば、軸組木造は強い!!

増改築・リフォームに最適

葉在来軸組工法
昔から日本で作られていた木造住宅の作り方です。この住宅は、柱と梁で住宅を組み上げる工法で、加重を軸(柱:縦軸、梁:横軸)で支えています。
土地の形状に合わせたり、間取りが自由に設計できるため、広く普及しています。
在来軸組工法も、時代とともに変わってきており、昔は大工さんが柱や梁をきざんで作っていましたが、最近ではプレカットといってコンピューター制御による機械で加工する場合が多くなりました。

葉枠組壁工法
この工法はアメリカの在来工法で、日本では2×4工法と呼ばれています。2インチ×4インチに加工した木材と合板などの構造用面材を組み合わせて作るもので、加重を壁で支えています。
この工法は、使う材料が少なく、つなぎ目が簡単なため、熟練した大工さんを必要としないなどの特徴があります。

葉パネル工法
工場で加工、組み立てしたパネルを現場に運んで作る工法です。工場生産ですので、均質なパネルを大量に作ることができるなどの特徴があります。

★地震や台風に強い住宅を作るには★
耐力壁の量と配置

筋かいなどの入った耐力壁の量と配置は、建物を地震から守るうえで最も大切な事です。
@耐力壁の総量(総延長)は、法令で最低値が決められている。また、耐力壁は、2階より1階の方に多く必要になる。
A
耐力壁は、片寄らないように釣り合いよく配置する。とくに建物南側は、採光のために大きく開放されがちで、耐力壁が不足し、片寄った配置になりやすいので、注意が必要である。
柱の太さ

柱は、屋根や2階の床の重さを支える大事な部分なので、十分な太さのものを使いましょう。
2階の柱や壁は、なるべく1階の柱や壁の上にのせるように配置して下さい。
10,5cm角の柱が一般的だが、12cm角にすれば地震に強く家も長持ちします
基礎と土台

建物の外周壁と内部の主な間仕切りの下には、一体のコンクリート造の布基礎を設け、アンカーボルトで土台を布基礎に緊結します。布基礎には出来るだけ鉄筋を入れるようにしましょう。特に地盤が悪い場合は、必ず鉄筋を入れなければなりません。
地盤

地盤の悪い所に建つ木造住宅は、地震の時に大きな被害を受ける恐れがあります。また、崖や急斜面に接近した場所では、地震による土砂崩れや擁壁の倒壊で、建物が流されたり押しつぶされる危険があります。こうした被害は、建物の補強で防ぐ事は無理なので、宅地造成の時に対策を講じるか、崖から出来るだけ離して建設しましょう。
床・屋根

床や屋根の四隅には、火打ちを入れて全体がゆがまないようにしましょう。床や屋根に合板を張り詰めると、建物を固めるのに大きな効果があります。吹き抜けは耐震のためにはあまり好ましくありません。
建物の形と重さ

建物の平面、立面の形状は、なるべく単純でまとまりの良いものにします。平面の形が凹凸していたり、壁が少ないと地震に弱くなります。また、建物の重量が重い場合は、耐力壁の量や柱の太さを増やす必要があります。

トップ アイコン
トップ

草模様