4月2日(土)くもり

 4月に入りましたが、今日は晴れ間が余り出ずに低い気温の一日でした。
 職場では1日付で人事異動があり、4年間いた世界遺産関係の職場を離れました。今度の職場は普通の事務職場ですので、土日の休みは普通にとれるようです。取り合えず職場の片づけや事務の引継ぎがありますので、今日は少し職場に出向いて仕事をしてきました。空いた時間には図書館の本を返却してまた借りたり、畑に出て冬野菜の片づけなどをしました。

4月3日(日)くもり、晴れ

 今日は晴れて、気温も20度ほどに上がりました。朝の内は畑に出て野菜の収穫や冬野菜の片づけなどを行いました。
 野菜はすっかり春のものになっていて、キャベツ、シュンギク、ダイコンはまだ冬物を食べていますが、何といっても旬はアブラナで「宮内菜」がもっとも美味しい時期になっています。「宮内菜」は晩生で、最初に芯を低いところで摘み取っておきますと、太くて美味しい茎がたくさん出てきます。この時期には早生のものなどは花盛りで芯が硬化して食べられたものではありませんが、「宮内菜」が重宝しています。また、ワケギと分けネギが青々として美味しくなっています。
 お昼にかけては家族と信州へ。おなじみの東御市にある「ふるさとの草笛」で食事をしてきましたが、昨晩の夕食でソバを食べましたので「かき揚げ天丼」にしました。これはこれで美味しかったのですが、食べ終わると「やっぱり、ソバだったかな〜」と後悔するのでした。

ジャガイモがしっかり芽を出しました

いよいよ春キャベツの出番です

4月9日(土)晴れ

 青空で無風、春本番の天気となりました。朝一番で今年初物のタケノコを掘ってから、富岡製糸場内で開催されました観桜会に、中3息子を連れて出かけてきました。散ってしまうのではないかと心配された桜の花はしっかりと残っていて、少し風が吹くとはらはらと舞うという絶好のイベント日和でした。人出も結構多くて盛り上がっていましたが、息子が西置繭所の工事見学をしていないということでしたので、しっかりと勉強させてきました。退場後は、たかた食堂で「かつカレー」の昼食で大満足でした。
 帰宅後は家の周囲の片づけや除草剤の散布などをしました。今週半ばから風邪の症状で悩まされていたのですが、咽喉がなかなか回復しませんので早めに引き上げてのんびりといたしました。

西置繭所工事現場前です

夕食にはタケノコご飯(旨!)

4月10日(日)くもり、晴れ

 今日は雲が多かったのですが、気温は上がって24度ほどになりました。畑での作業時には、シャツ1枚でも大汗をかきました。
 昼間は女房殿と高山社跡、田島弥平旧宅を見学に出かけてきました。藤岡市にある高山社跡は、情報館が開館したということで行ってみましたが、関係者以外の人出はなく閑散とした中で、展示も珍しいものはありませんでした。高山社の方も長屋門が工事で取り壊されていて礎石だけになっていたのが面白い程度で、家屋の方は過去に何度も見ていますので早々に帰りました。
 次に本庄市(児玉町)の塙保己一記念館を見学してから、田島弥平旧宅に出かけましたが、こちらも超閑散状態でして地元の人たちが交流広場で盛り上がっているだけでした。でも島村の地区内をのんびり散歩していますと、その景観もあって気分が落ち着いて結構なことでした。
 食事は深谷市の楓で「煮ぼうとうセット」をいただきましたが、相変わらず美味しくてボリュームありで結構なことでした。「煮ぼうとう」は単品で650円ですから、この内容でこの味・量なら非常にお得だと思います。帰宅後は、キュウリ(南極1号)をポットに播種しておきました。いよいよ夏野菜へのスタートです。

 

高山社情報館の外観です

深谷市の楓で煮ぼうとう

4月16日(土)晴れ

 熊本県と周辺の大分県などで大地震が群発し、甚大な被害が生じています。最初は14日の夜9時頃に熊本県で直下型の震度7の地震が発生し、その後余震と思われる地震が続いていましたが、今朝未明にM7.3の巨大地震が発生して、こちらが本震と報道されました。とにかく建物の被害が大きいのと、空港、新幹線、JR線、高速道路、橋梁などが寸断されてしまっているので、なかなか救助や援助が進んでいないようです。本震の後も余震が続いていますので、早く収まってくれることを祈るのみです。
 畑では、サトイモの植え付けをしました。昨年の畝に土を盛ってマルチをかけておいたのですが、これを掘り起こして作業開始です。種イモは無事に冬を越して、芽が出始めたところで植え付けには最高の状態でした。土垂を100個、唐の芋を30個植えられ、作業は無事終了しました。自宅では、キュウリが発芽を始めました。

ジャガイモの畝です

春キャベツが美味しい

4月17日(日)くもり、小雨、晴れ

 目まぐるしく天気が変わった一日でした。朝9時頃から小雨が降り始めましたが、その後は晴れ間が出ては小雨が降るという不安定な感じでしたが、午後5時過ぎからは晴天となりました。九州の地震は大きな震度こそなくなりましたが、相変わらず地震は収まらないので救援はなかなか進まないようです。
 朝は地元の道路清掃を済ませてから少し仕事を片づけるため職場に行きましたが、自宅ではポットに夏野菜の種まきを進めました。カボチャ(ロロン)、インゲン(ケンタッキー101、セリーナ)、オクラ(ガリバー)、ニガウリ(中長)、スイカ(ラグビー)、シロウリ、ニューメロン、アサガオと多くの種類です。これからゴールデンウイークに向けて苗の管理が大変です。種苗店やホームセンターでは、トマト、キュウリ、ナスなどの苗が早くも売り出されていますが、我が家は八十八夜を目途に定植する予定です。
夕方は女房殿と軽井沢に出かけて、ゆったりと過ごしてきました。今日は意外に人出も少なく、道も混みませんでしたので気楽でしたね。家の周囲ではタケノコが量産体制で、今日は20本を掘りました。親戚にタケノコとサトイモなどを宅配便で送って喜ばれています。

4月23日(土)小雨、晴れ

 朝の内は小雨でしたが、日中は強い日差しの晴天で気温は25度まで上がりました。熊本の地震は大きなものこそ無くなったようですが、まだ震度3程度のものが続発していますので、復興も大変なようです。それでも九州新幹線は博多−熊本間が運転を再開して、28日には全線で開通というニュースが流れてきました。とにかく早く地震が収まってほしいところです。
 朝の雨で畑の土が湿っていましたので作業は先送りして、9時から歯科診療、続いて乗用車のスタッドレスタイヤを夏用タイヤに交換しました。昼は本日仕事の女房殿に代わって高崎市の麹屋に米麹の買い出しと雑用をこなしました。帰宅後は、夏野菜予定地に苦土石灰を散布してトラクターでロータリーをかけました。ブロッコリーやキャベツの跡地ですが、結構良い感じの土に仕上がってきて安心しました。
 自宅周りでは、相変わらずタケノコのラッシュで、もう2週間に渡って毎日掘り続けています。タケノコは生えてほしくない道路端や他の木の近くなどにも生えますので、竹藪の中だけ残して他は全部掘り取らなければなりません。今日も15本を掘りましたが、近所の皆さんや女房殿の知り合いがもらってくれるので助かります。

4月24日(日)晴れ

 夜の内に小雨が降ったようでしたが、朝には上がって日中はよく晴れました。午前中は市の予算説明会で仕事でした。
 午後1時頃に自宅に戻り、昼食の後食休みで本を読んでいたのですが眠り込んでしまい、畑には午後3時半頃からの出動になりました。畑の土は表面が乾いていて、ちょうど作業に具合のよい状態で、こんにゃく、ヤマイモ、ショウガの種芋を植え付けました。帰宅後は、まだ疲れが残っていたようでまた寝込んでしまいましたが、夕食にエビス弁当の唐揚げをいただいて元気が戻りましたね。

4月27日(水)晴れ

 暖かい日が続いていて昨日は気温が25度を超えましたが、今日の昼過ぎからは雨が降って気温も下がるようです。畑にはコマツナなどの種を蒔いてあり、レタスやキャベツの苗も植え付けてありますので雨は歓迎です。
 野菜の収穫も早春から様変わりしてきて、随分とお世話になったアブラナも最終便の宮内菜が茎が細くなってきて、いよいよ収穫終了になりそうです。シュンギクも花盛りですので、そろそろ引き抜いて処分しようと思います。現在の主力は、キャベツ、タマネギ、コマツナ(春蒔き)、分けネギ、サヤエンドウなどです。キャベツとコマツナは順調に収穫していますが、アオムシなどの悪虫が動き出しましたので、これからの管理が大変です。

春の味サヤエンドウ

栽培が容易なコマツナ

4月29日(金)くもり、晴れ

 夜中に雨が降って結構なお湿りだったのですが、今朝から天気は回復して畑の土はすぐに乾いてしまいました。昨晩は職場の歓送迎会でアルコール水溶液を結構飲みましたので、今日はゆっくりと動き出しました。車を職場近くの駐車場に置いてきましたので電車に乗って取りに行ったのですが、上州一ノ宮駅のホームでは強風で驚きました。北海道では低気圧が発達して真冬のような降雪だそうで、ゴールデンウイークは怪しそうなスタートになりました。
 日中は女房殿の付き合いで、前橋市方面に買い物の運転手役です。彼女が買い物の時間に私はJAの花木流通センターで種や資材を購入してきました。帰路では高崎市内の寿物産に立ち寄って、またまたお愛想のよい店長さんに海産物をたくさん買わされました。昼食は藤岡を回って大龍の「五目つけめん」で満腹です。
 帰宅後は収穫に畑へ。ジャガイモが茎葉を大きく伸ばしてきて、いよいよマルチが見えないほどまでになってきました。早く植え付けた男爵は、もう半月過ぎれば収穫できるようになります。

大龍の五目つけめん

ジャガイモはマルチを隠すほどに

4月30日(土)晴れ

 GW2日目で、今日は風が止んで行楽日和になりました。昼過ぎには息子2人を連れて妙義山に出かけてみましたが、思ったほどの人出ではなかったもののハイカー達で賑わっていました。道の駅では桜のソフトクリームを食べてみましたが、桜餅を食べているような感覚で面白かったです。
 畑では草削りを使っての除草のほか、キャベツにアオムシが蔓延ってきましたので、今シーズン初のアファーム乳剤散布を行いました。ちなみに1週間以内に収穫して食べる予定のキャベツには散布せず、手で捻りつぶすことで対処しました。他にはトウモロコシ(ピーター)、ゴボウ(大浦)の播種や下仁田ネギの定植をしました。下仁田ネギは、女房殿が知人からもらったので植えてほしいというリクエストでしたので、元々は植える予定ではなかったのですが植えてみました。また、シュンギク、水菜、白菜の畝は全て引き抜いて処分し、ロータリーをかけておきました。カボチャやスイカを植える畝になります。
 タマネギは極早生のトップゴールドをそろそろ食べ尽くす感じになってきましたが、早生のソニックがほとんど倒伏して収穫の時期になってきました。ソニックは300g以上の大きな球になりますので、自宅で使ったり人にあげても喜ばれます。

倒伏したタマネギ(ソニック)

ネギを植え付けました