10月3日(土)晴れ

 朝は冷え込むようになってきて午前6時には14度でしたが、日中は気温が上がって27度になりました。温度差が大きいので体調を崩す人も結構いて、自分自身も体を冷やすと鼻水が出たりして油断ができません。
 畑では夏野菜がすっかり参ってきました。モロヘイヤなどは、どんどん花が咲いて質が悪くなってきましたので、そろそろ引き抜いて処分しようかと思います。逆に秋冬野菜は、涼しくなるとともに調子が上がってきて、今朝は先のブロッコリーに続いてキャベツ(将軍)を初収穫しました。自宅では、春キャベツ(春ひかり七号)を128穴トレイに播種しました。11月に定植して、来春4月からの収穫を狙います。これから半年先ですね。
 サツマイモを掘ってみましたが、なんと丸く太ったイモが多く、今年は失敗作のようです。これはベニアズマ、農林50号ともにですので長期間の雨で隣の畝から肥料を吸いすぎたのでしょうか?ちょっと、がっかりです。逆にサトイモは出来がいいようです。主力の土垂も掘り始めましたが、美味しそうな形のものがたくさん出てきて満足です。

サツマイモは形が悪いです

キャベツ(将軍)を初収穫

10月4日(日)晴れ

 今日もさわやかな秋晴れで、昨日に比べて気温も上がりませんでしたので本当に過ごしやすい日になりました。
 朝の畑では、キャベツやブロッコリー、ダイコンなどの中耕と追肥を行いました。先月の雨で表面の土が硬くなっているところに雑草も生えてきていますので、草削りで雑草を掻き取ってから土をほぐして、化成肥料を入れておきました。この作業をきちんと済ませておきますと、ブロッコリーは茎葉が青く瑞々さを保ちながら腋花蕾を次々と出してくれます。
 日中は、今シーズン2回目のリンゴ買い出しに小諸へ行ってきました。リンゴの品種は私の好みの「シナノスイート(ふじ×つがる)」になっていて、ご近所などの分も含めて大量に購入してきました。また、いつもの小林農園でレタス、ダイコン、ハクサイなどを購入しました。次回からはこれらの購入は必要なくなりそうですね。

リンゴの展示

リンゴの個数当てクイズです

10月9日(金)晴れ

 超大型の台風23号が本州の東海上を通過して北海道に向かいましたが、当地では昨日風が強かった程度で助かりました。この時期に台風で大雨や強風が吹き荒れますと、畑の野菜に大きなダメージがありますので困ります。今日は風も和らいで、朝から気持ちの良い日でした。
 野菜の収穫にダイコンが加わりました。まだ少し細めですが、これからたくさん収穫できますから珍しいうちに食べ始めます。ブロッコリーも気温が下がってきましたので、形の良い花蕾が多くなってきました。白菜も芯が締まりだしましたので、今月中には収穫が始まりそうです。

ダイコンを初収穫です

白菜はもう少しです

10月11日(日)小雨、くもり

 今日は市内各地で地区の体育祭が開催される日でしたが、朝は小雨で中止となった地区が多かったようです。我が家の一ノ宮地区は役員の冷静な判断で「実施」されましたが、私は勤務の都合で出られない予定でしたのでエントリーがなく、しかも中止だと勝手に思い込んでいましたので家族で信州に出かけてきました。リンゴも「シナノスイート」が盛りで、そろそろ次の品種に切り替わってくるようです。昼食は、そば好きの息子と「ふるさとの草笛」に出かけて、為右衛門そばの小結を食べてきました。
 帰宅後は畑に出て、相変わらずですが白菜、ダイコンなどの畝を除草、中耕です。まだアオムシなどの愚連隊が暴れていますので、中生、晩生品種にはアファーム乳剤を散布しておきました。早生品種は収穫中ですので、もう殺虫剤は使わずに指先で捻りつぶしています。また、ホウレンソウを播種したほか、水菜、シュンギクなどの間引きをしました。夏野菜のモロヘイヤは引き抜いて処分しましたが、根が強くい張っていて大変でした。

10月17日(土)小雨、くもり

 未明に小雨が降って地面が湿っていましたが、朝は雨ではありませんでしたので野菜の収穫はできました。ついでにタマネギの畝の除草と追肥をしておきました。
 その後、また小雨が降り出しましたが、少し足を伸ばして東京に行ってきました。しかし、JR高崎線が故障した機関車が立ち往生した影響で私の乗った電車が吹上駅でストップしたままになってしまい、新宿駅に着いたのは午後2時過ぎになってしまいました。四谷荒木町で食事の後、六本木の国立新美術館での独立展を見学しましたが、時間があれば行きたかった横浜には行けずに残念でした。交通機関のトラブルでは、文句をいっても仕方がないですね。荒木町は富岡のまちなかにある飲み屋街と似た雰囲気がありましたが、都会の分だけ洗練された感じがありました。独立展は大型の絵が大量に出展されているものですから、目の保養になりましたが結構疲れました。

四谷荒木町をぶらつく

国立新美術館での独立展を見学

10月18日(日)晴れ

 今日はよく晴れて気持ちの良い日でした。
 畑では、夏野菜のナス、ピーマン、オクラなどを引き抜いて処分し、跡地のマルチを剥がしたあとスコップで掘り起こして太い根を処分しておきました。これらの野菜たちにはシーズン中は大活躍していただきましたが、来月にはタマネギを定植しなければなりませんので準備が大事です。また、ホウレンソウ(牛若丸)を追加で播種しました。時期をずらして何回も蒔くのですが、冬から早春にかけて貴重な青物ですから忘れずに作業をしておかなければなりません。ブロッコリーは極早生のシャスターを収穫中ですが、中早生のハイツSPも収穫できるようになってきました。キャベツとダイコンもコンスタントに収穫できていますので、秋野菜は充実しています。
 昼間は、またまた信州小諸に出かけてリンゴを購入してきました。今日の品種は「ジョナゴールド」で、秋が深まるにつれ味が濃いものになってきます。昼食は望月の久弥できしめんを楽しみました。

ブロッコリーは中早生のハイツ登場

昼食は久弥のきしめん

10月25日(日)晴れ

 朝から晴れて爽やかな日でしたが、午後から風が強くなって東京では木枯らし1号が吹いたとのニュースが流れました。昼過ぎには高崎市にいたのですが、強風で樹木が大きく揺れて、いよいよ冬が近づいたなと実感しました。
 畑では、コンニャク、サツマイモを掘りました。とは言っても商売ではありませんから、コンニャクは2年生が10株、1年生が10株で生子も一緒にといったところです。今年のコンニャクは栽培農家に聞くと、夏の強風と乾燥で茎葉が早く参ってしまったいうことですが、我が家は雑草に支えられて強風の被害もなく順調に大きくなりました。親の代に栽培していたころは連作のために土壌消毒薬の「ドロクロール」や殺菌剤の「パンソイル」「リドミル」、除草剤の「クレマート」などを使って、さらにボルドーを何度も散布していましたが、家庭菜園のコンニャクは薬剤の使用は全くなしで大丈夫です。サツマイモは、朝に掘ったものを昼間日光で乾燥させ、モミガラを入れた箱に収納しました。
 昼間は高崎市にある群馬県立近代美術館へ。企画展の「戦後日本美術の出発1945-1955」を鑑賞してきました。地元の福沢一郎さんの作品も大きく取り上げられていましたが、時代の流れを感じることができる作品がズラリと並んでいて、圧倒される思いでした。2階の展示室5では、「新井コー児-新井コー児20年目の独り文化祭-」が開催されていて、作家さんが作品を制作している様子も拝見できました。昭和40年代の女子高校生を主人公に動物や世相を面白く描いていて、楽しい展示でした。

いよいよホウレンソウの時期に

県立近代美術館の新井コー児展