9月5日(土)晴れ、くもり

 今月は雨模様の日が続きましたが、昨日から晴れ間が出て今日もお昼過ぎまではよく晴れました。午後からは雲が多くなってきて、明日はまた雨が降るようです。とにかく日照時間が少ないので、キュウリ、ナス、ニガウリなどの成りが悪くなってきました。インゲンだけは涼しくて気持ちがいいのでしょうか、毎日大量に成り続けています。
 秋冬野菜は、本来ならばかなりの作業は二百十日までに済ませていなければらないのですが、8月後半からの悪天候の影響でなかなか進んでいません。トラクターでロータリーが掛からないと畝ができませんので、土の湿り気が少し気になりましたが耕運して畝づくりをしました。今日播種したのは、ダイコン(耐病総太り)、ナバナ(冬華、宮内菜)で、他にワケギ、ラッキョウ、秋ジャガ(ニシユタカ)を植え付けました。さらにタマネギの苗を作る場所も必要ですので、苦土石灰を散布して耕運しておきました。苦土石灰か石灰窒素かで迷ったのですが、石灰窒素ですと早生品種の播種に間に合わない日数ですので苦土石灰にしておきました。
 先に播種したダイコンやコマツナ、ニンジンなども本葉を伸ばしてきましたが、悪虫にやられないように気を使うのが大変です。オクラは主枝が高く伸びてきて悪果が多くなってきましたので、半分ほどは主枝を切って側枝を伸ばしてきましたが、側枝から良果が収穫できるようになってきました。ニラも新鮮な葉が伸びてきましたので、花茎を切るついでに収穫もしています。

ダイコンが本葉を伸ばします

ニンジンはのんびり成長です

9月6日(日)くもり、小雨

 気象情報どおり朝から雨が降り出しそうな天気でしたが、午前中は何とかもって午後2時過ぎから雨になりました。もうしばらくは雨は要らないようですが、予報ですと今週も雨模様が続くようです。気温も22度ほどでしたので、ブロッコリーが大きくならない前に花蕾を作ってしまうようなことにならなければいいのですが。巷では野菜の入荷量が少ないので、果菜類を中心に高値が続いていて、皆さん困っているようですね。
 午前中は畑の作業が可能でしたので、収穫の後は白菜とキャベツの定植を行いました。白菜は極早生品種の「耐病郷秋50」20本で、セルトレイで育苗していたものですが、ポットに植え替えることなく畑に植えました。キャベツは中生の「超大球」20本と晩生の「彩音」44本ですが、こちらもセルトレイからの定植でした。元肥には有機肥料を入れる手間がありませんでしたので、高度化成を株間に入れておきました。殺虫剤は、昨年使って好成績だった「オンダイアエース粒剤」が販売されなくなってしまいましたので、オルトラン粒剤を植穴に入れておきました。ダイアジノンの成分がないのでネキリムシやコガネムシが心配ですが、売ってないものは仕方がありません。

キャベツは芯が立ちました

ニラが茂ってます

9月10日(木)くもり、一時雨

 台風18号が、昨日渥美半島に上陸してから石川県小松市付近を通って日本海に抜けました。この台風は大した強さはないのですが雨の量が半端でなく、当地でも24時間で139mmという大雨でした。それでも昨夕には雨が上がって一息ついたのですが、今日も台風一過という天気にはならずに雨が降ったりやんだりでした。栃木県と茨城県は大雨の通り道になってしまっていて、昨日から大雨特別警報が出されていましたが、今日になって常総市内の鬼怒川の堤防が決壊して大きな被害が生じているようです。
 今朝は畑に出られましたので野菜たちの様子を観察してきましたが、我が家の畑は特に問題はないようです。ブロッコリーやモロヘイヤが一部倒伏していましたが、根が浮いているわけではないので大丈夫だと思います。ダイコン、ナバナ、ワケギなどもしっかりと発芽していました。

ブロッコリーが倒伏してます

小さな苗は結構平気です

9月12日(土)晴れ

 昨日、今日と良い天気が続いてきました。台風による大雨の被害ですが、鬼怒川沿いの被害は甚大なようで朝のニュースでは行方不明者が15人と伝えていました。宮城県でも河川が氾濫したようですが、河川改修も色々な事情で進んでいないようですから自然には勝てません。
 畑は、さすがにこれだけ雨が降りますと2日間程度では表面がやっと乾いた程度で、とてもトラクターで耕運できるような状態ではありません。そこで表面だけ草削りとトンボで平らにして、タマネギやホウレンソウを播種しました。タマネギは極早生の「トップゴールド320」と早生の「ソニック」で、他の「ターボ」「ネオアース」はまだ時期が早いので次週に持ち越しです。トップゴールドは今春には3月末から収穫できて重宝しましたので、来春にも早めの収穫を狙います。ホウレンソウは「強力オーライ」を少しだけ蒔いたといった感じで、主力はお彼岸後に蒔きます。

9月13日(日)くもり

 晴れ間は出ませんでしたが、気温は29度で動きやすい一日でした。
 畑では気候が良くなってきましたので野菜の成長が目立ってよくなってきましたが、雑草や悪虫も元気になって苦慮しています。大きく育ってきたキャベツやブロッコリーはアオムシやヨトウムシが現れてきていますので、仕方なくアファーム乳剤を散布しました。ヨトウムシは葉が白くかすり状に見えると葉裏に集団で蠢いています。この葉を切り取って踏み潰しておけばよいのですが、結構散り始めてしまうのももあって、殺虫剤を使わずには育てられません。
 夏野菜はシロウリが終わったほかキュウリも疲れてきて、今日は4本しか収穫できませんでした。逆に秋野菜のコマツナなどは毎日大きくなっているような育ちですので、適期を感じさせます。夕方にはトラクターでロータリーをかけましたが、6時30分頃に帰宅した時はライトをつけました。秋の夕暮れは早いなと実感しました。

9月19日(土)晴れ

 今日からシルバーウイークということで暦では5連休ですが、仕事の関係で21日は出勤ですので飛び石休みです。気になる天気は、非常に強い台風20号が小笠原を通過したのですが、大きく東に逸れて本州には近づかなくなったようで安心しました。今日は朝からよく晴れて、カラッとした気持ちの良い日になりました。気温も最高28度ほどで、小学校の運動会も盛り上がっていたようです。
 昼間は女房殿と信州小諸のリンゴ園へ出かけました。この時期ですから品種は「つがる」で、酸味の強い「シナノドルチェ」もありましたが「つがる」を自家用に10kg購入してきました。他にも毎度の小林売店(高原野菜)やつるやで買い物をしてきました。帰路は国道18号線を通ってきましたが、軽井沢バイパスは連休とは思えないほど少ない通行量で驚きました。ちょうど時間帯が良かったのかもしれません。信州は気温24度ほどで、そよ風が気持ちのよい感じでした。
 畑ではホウレンソウを追加で播種しました。品種は「牛若丸」で、べと病に強いというものです。他にダイコンの間引きや中耕、追肥などを行いました。土の湿り気が少し強い感じもありましたので、タマネギの播種は明日に繰り越しました。

ブロッコリーには花蕾ができました

小諸のリンゴ園です

9月20日(日)晴れ

 今日も良く晴れて、最高気温は28度まで上がりました。それでも空気が乾いていますので、サラッとした気持ちのいい一日でした。
 畑では、タマネギの播種を行いました。品種は中生の「ターボ」、中晩生の「ネオアース」、晩生の「ケルたま」、赤タマネギ「赤たまサラダ」の4種類です。12日に播種した早生品種が発芽しましたので一安心ですが、こちらも無事に発芽していただきたいものです。他にブロッコリー「グリーンビューティー」「エンデバーSP」の定植、キャベツ「彩音」の定植と冬の収穫に向けての作業も進めました。また、コカブ、シュンギク、水菜なども播種して葉物を確保です。ダイコンの「耐病総太り」を1袋蒔き切りました。これで冬野菜は軟弱物を除いて準備できたようですが、このところ脳が疲れているようですので忘れているものはないか確認が必要かもしれません。

9月22日(火)国民の休日 晴れ

 5連休の4日目で、毎日好天が続いています。
 タマネギの早生品種は生え揃いがパーフェクトではありませんが、ほとんどが黒い殻を付けずに生えましたので、悪天候の中としてはまずまずの成績でしょうか。アブラナ科のキャベツ、ブロッコリー、白菜、ダイコンなどは涼しい気候になって順調に勢いを増してきています。また、サツマイモとサトイモを掘ってみましたが、サツマイモはベニアズマが十分な出来になっていました。サトイモは、まだ孫イモが小さい状態ですが数は十分にあって葉が青い時期ですから、今後期待できると思います。

発芽したタマネギです

白菜は大きな葉が出てきました

9月23日(日)秋分の日 晴れ

 シルバーウイークもいよいよ最終日になりました。今日は秋彼岸の中日ですので、家族でお墓参りなどに出かけてゆっくりと過ごしました。昼間と夜の長さが同じ日ということですが、夕暮れが早くなりましたので、もう昼の方が短いような気がします。この長い連休は10年に一度程度の組み合わせだそうですが、10年ですと次回は毎日が日曜日状態でしょうから余り関係ないようでしょうね。
 自宅の周りもすっかり秋の様子になってきて、柿の葉が落ち始めて実が色づきはじめ、プルーンも落葉が多くなってきました。

9月26日(土)くもり

 連休が終わってからは雨になりましたが、昨夕に雨は上がって中学校の運動会は予定通りに行われました。
 タマネギは20日に播種した中生、晩生品種が発芽を始めました。まだ安心はできませんが、芽が出てくるとほっとした気分になります。ブロッコリーはシャスターの花蕾が急激に大きくなってきました。来週早々には、収穫を始められそうです。コマツナも収穫できそうで、美味しそうな青い葉っぱにするため尿素を入れた水を散布しておきました。コカブなども双葉がびっしりと出ていますので、このまま冬まで順調に行ってほしいものです。

ブロッコリーの花蕾です

コマツナも収穫へ

9月28日(月)晴れ

 秋晴れのスッキリとした一日でした。猛烈な台風21号が沖縄の南を西に進んで台湾に向かっていますが、この時期の台風が偏西風に乗らずに日本列島から離れたのは当地にとっては幸いのようです。秋冬野菜の大事な時期ですから、とにかく穏やかに収穫を迎えたいものです。
 ブロッコリーを初収穫しました。品種は極早生の「シャスター」で、冬のガッチリとした花蕾と違ってゆるい感じですが、早速茹でて食べると味は抜群でした。他の野菜も一気に収穫期を迎えてきて、コマツナ、ダイコン(間引き)など青物が多くなってきました。

ブロッコリーを初収穫しました

早速茹でて朝食に登場!