6月4日(木)くもり

 先月から乾燥した暑い日が続いていましたが、ようやく雨が降りました。気温も下がって、ほっと一息といったところです。
 雨のおかげで野菜たちも水分を補給して、元気になってくれると思います。近所の農家からは「乾きの影響でジャガイモのサイズが小さい」という声を聞いていますが、我が家のジャガイモはマルチの効果でしょうか通常サイズに育っているように見えます。

6月6日(土)晴れ

 昨日夕方から未明にかけて、また雨が降りました。雨が上がって畑に行くとしっかり湿っていました。
 すぐに畑の作業はできませんので、午前中は家の周囲の片づけ、除草剤散布、竹藪に出てきているマダケのタケノコ退治などを行いました。お昼頃には中2息子のリクエストで高崎市の「いち大」でニンニクを入れたラーメンで昼食後、八万八で豆の種を購入しました。帰宅後は赤タマネギを収穫して、これで豊作だった今シーズンのタマネギ収穫は無事終了しました。また、ジャガイモ(男爵)もマルチの畝は茎葉が黄色くなってきましたので、収穫を行いました。こちらは豊作といった感じではありませんが、平年並みで十分な量が確保できそうです。

コンテナに貯蔵したタマネギなど

竹竿に吊るしたタマネギ

6月7日(日)晴れ

 朝5時から畑に出て、うずら豆の播種やオクラ(ガリバー)、ナス(とげなし千両2号)の追加定植などの作業を行いました。また、家の周囲も竹だけでなく樹木も枝を伸ばしてきましたので、道にはみ出さないように剪定をしました。春蒔きキャベツも芯が巻き出しているのですが、アブラムシやアオムシの攻撃が激しくなっていますので、仕方なくアディオン乳剤を散布しておきました。収穫の方はレタスがいよいよ終わりかけていますが、残ったものもトウ立ちが始まっていてシーズンの終わりのようです。キュウリは力がついてきたようで、毎日数本ですが収穫できるようになってきました。
 午前9時過ぎからは、女房殿と中2息子とで「富岡製糸場と絹産業遺産群」の施設を見に出かけてきました。まず藤岡市の高山社跡ですが、ここは手前に駐車場を整備して川沿いの遊歩道を歩かせるというふうになっていました。10時前頃に建物に入りましたが、我々の他には1組2人いただけで閑散としていました。駐車場に設置してあったデジタルサイネージが寂しそうでした。
 次に本庄市児玉町にある競進社模範蚕室へ。ここは、高山社を創始した高山長五郎の弟である木村九蔵が「一派温暖育」という蚕の飼育法を教えた施設です。本当に価値がある建物だと思いますが、ここも我々以外に見学者はなく残念でした。解説をしてくださった係員の人は、競進社模範蚕室を世界遺産に追加登録してもらいたいと意気込んでいましたが、本庄市や深谷市の皆さんは本当に熱心だなと感じます。
 続いて深谷市の旧渋沢邸「中の家」、誠之堂・清風亭を解説をしていただきながら見学した後、昼食には以前食事をしたことのある「割烹楓」で、煮ぼうとうを楽しみました。季節がら野菜はナスが入っていましたが、量もたっぷりで650円と良心的な値段設定で大満足でした。
 次は伊勢崎市島村にある世界遺産の田島弥平旧宅で、ここは当主が建物に住んでいるため外観のみの見学です。隣家の田島武平旧宅は最近有料で内部の2階蚕室を公開しているということでしたが、蚕室は昔の自宅にもありましたのでパスし、周囲や利根川の堤防上からの風景を楽しんできました。すれ違った観光客は3組だけでした。この後はコストコでの買い物になるのですが、女房殿は「これで4資産を全て周れた」と感慨深そうでした。

深谷市の誠之堂です

昼食は名物の煮ぼうとう

6月13日(土)晴れ

 関東地方は8日に梅雨入りしたそうですが、あまり梅雨らしい様子はなく、昼間は夏のような暑さが続いています。仕事でも今週からは半袖シャツを着用して、結構快適にしています。
 昨日の午後に祖父の弟が93歳で亡くなり、今日は通夜が行われました。3年ほど前から病院に入院していましたが、3月に肺炎を患ってから食事ができなくなって体力の限界になったようです。若い頃は軍隊で満洲に行き、なんと満洲で祖父と兄弟で偶然に行き会ったというエピソードもありますが、その後は川崎で会社勤めをしたのち、地元に戻って畑を作ったりしていました。これで祖父の兄弟(姉、祖父、妹、弟)は全員が亡くなりましたが、下の二人は90歳超えですから長命でしたね。

6月14日(日)晴れ

 未明(午前3時頃)に短時間でしたが強い雨が降り、雨音で目が覚めてしまいました。日中は曇りでしたが気温は31度まで上がって、蒸し暑い日になりました。九州南部では豪雨が続いていて、土砂崩れなどの被害が出ているようです。
 今日は葬儀、告別式で、親戚の皆さんたちと故人を偲びました。久しぶりに顔を見る親族も多く、祖父の姉の家から来ていた私と同年配の男性などは、その昔行き会っていた彼の親がそのままやって来たような風貌で驚きました。

6月16日(火)晴れ、雷雨

 昨日は真夏のような暑さから雷雨、今日は暑さは和らぎましたが夕方からはまた雷雨になりました。当地の雷雨はたいしたことはありませんでしたが、前橋市や伊勢崎市では雹や強風で家屋の屋根が飛んだり、農業用ハウスが倒壊したりの被害が出たようです。
 畑ではキュウリ、ナス、ピーマンなどの夏野菜が順調に収穫されているほか、ニガウリを初収穫しました。早速炒めて食べましたが、久しぶりの食感に感激しました。

6月23日(火)晴れ、雷雨

 久しぶりに朝から青空が広がりました。昼間も晴れて暑いというほどでもなく、夕方には雷鳴が轟き続けましたが弱い雨だけで済みました。九州南部では豪雨が続いているようですが、当地では夕方から夜にかけて散水程度の雨ですので助かります。
 今日は仕事を休んで畑に出て、ジャガイモを掘り終わりました。これまで男爵、キタアカリを掘ってきましたが、メークイン、ニシユタカ、十勝こがねを収穫して、バラックのコンテナに収納しました。今年はできがよく、大きいイモも多くなりましたので、コンテナにはジャガイモとタマネギがたくさんです。

6月30日(火)くもり

 このところ梅雨も一休みといったところですので、畑の作業は結構捗っています。雨も降るのですが、適度な散水程度ですので野菜が良く育ちます。
 5月連休に定植したマクワウリが収穫の時期となってきて、サッパリとした甘味を楽しんでいます。メロンほどの甘さはありませんが、栽培は簡単で多くの実を付けますので家庭菜園向きです。野菜もキュウリ、ナス、ニガウリが収穫量を増やしてきたほか、モロヘイヤもこんもりしてきましたので収穫を始めました。

バナナマクワです

こちらは縞まくわ