3月1日(日)くもり、雨

 朝から雨が降り出しそうな天気でしたが、お昼前から小雨となり、午後は本降りの雨となりました。この時期は寒いと雪になることもありますが、今日は気温も高いので雪の心配はないようです。スギ花粉が飛び始めていますので、花粉症の人には恵みの雨でしょうか。
 天気も悪いので、今日は絹遺産関係の文化財を回ってみました。最初は地元の富岡製糸場で、今日が最終日の資料展「〜ボネとトミオカ〜」を見学しました。フランスのボネ工場とフランス人の指導で作られた富岡製糸場を資料をもとに比較した企画展で、2つの工場の類似点や関連などがよく理解できました。
 次は埼玉県へ足を延ばして、本庄市児玉町にある競進社模範蚕室を見学しました。ここは世界遺産である高山社の高山長五郎の実弟である木村九蔵氏が「一派温暖育」という蚕の飼育法を広めた蚕室跡です。私の他には見学者はいませんでしたが、解説員の方が丁寧に由来などを教えてくださいました。続いて深谷市の尾高惇忠生家を訪問し見学しました。以前は個人所有だったため内部は見学できなかったのですが、昨年深谷市の所有となり一般に公開されています。ここも他には見学者がいませんでしたが、解説員の方が熱心に説明してくださいましたので尾高惇忠、渋沢栄一などの活躍を楽しみながら理解できました。他にも寄りたいところはあったのですが、悪天候のため次回にしておきました。

本庄市児玉町の競進社模範蚕室

深谷市の尾高惇忠生家

3月3日(火)晴れ

 今朝は久しぶりに厳しい冷え込みになりました。朝6時の気温は氷点下2.5度で、車も畑も真っ白になっていました。このような朝に限って、中1息子が「今日の料理実習に使うので長ネギを3本ほしい」と言って、寒い中ですが収穫に行ってきました。畑では長ネギはもちろんですが、アブラナ、ブロッコリー、ダイコンなどもついでに収穫してきて、朝の食卓はたくさんの野菜で得した気分になりました。
 そして光の強さは春そのもので、7時過ぎには真っ白になっていた車も普通の姿に戻っていました。

3月4日(水)晴れ

 今日は気温がぐんぐん上がって17度になりました。私自身は暖かくて結構なのですが、周囲の花粉症の人は本当に辛そうにしていました。

3月7日(土)小雨、くもり

 目覚めると小雨でしたが、その後も一日中寒い曇りの日でした。
 雨は降りましたが、畑の土は表面が湿った程度でしたのでジャガイモ植えを行いました。メークイン5kgとニシユタカ2kgで、前回と合わせて22kgとなりました。ニシユタカは、昨年秋ジャガで栽培収穫したものですが、春作の方が収穫量は多いので楽しみです。これでジャガイモ植えは無事に終了しました。野菜たちは一段とパワーアップしてきましたが、アブラナ科の連中は猛烈な勢いでトウ立ちしてきています。
 午後は、市内の妙義ふるさと美術館で開催中の「Myoghi33ennale」を鑑賞してきました。若手作家の企画展ですが、制作の様子が分かるような展示があって興味を持てました。作品は私の理解を超えるようなもので、若い人の力はすごいなと感じました。

妙義ふるさと美術館での展覧会

春らしい収穫野菜

3月8日(日)小雨、くもり

 今日も小雨から始まりましたが、午後1時過ぎころからは時々晴れ間も出て、最高気温は13度まで上がりました。
 雨は降りましたが量は大したことはありませんでしたので、午後は畑で作業ができました。ジャガイモ植えが済みましたので、いよいよ春蒔き野菜の準備です。お世話になったブロッコリーは、収穫中のエンデバーSPを残して全て引き抜き処分しました。また、キャベツも収穫後の茎葉を処分して、同じく収穫中の彩音が残るだけとなりました。ダイコンも後発の耐病総太りのみになっていますので、畑はすっきりした様相になっています。また、ホウレンソウ(強力オーライ)、コカブ(耐病ひかり)、コマツナ(黒みすぎ)を播種して、パオパオを被せておきました。

3月11日(水)晴れ、くもり

 荒れた天気が続いています。北海道付近に強い低気圧が居座っているためで、9日から強風で晴れたり雪が舞ったりの目まぐるしく天気が入れ替わる状態です。今日の午後からはようやく落ち着いてきましたので、春らしい天気に期待です。
 東日本大震災から今日で4年になり、当地では地震の記憶も薄れてきました。地震の後の福島原発事故でセシウムなどの放射性物質が群馬県にも飛来して、自分の栽培した野菜が食べられるのか心配したりしましたが、もう問題はないようで安心しています。アブラナやホウレンソウなど葉物野菜が美味しいので、朝からたくさん食べていますが、あの頃は葉物が一番危ないとされていましたから、今はうれしいですね。

3月15日(日)晴れ

 春らしい陽気になってきました。朝から気温は2度あって、日中もずっと晴れて無風でしたので、畑や家の周囲での作業では汗をたくさんかきました。
 畑では、レタスの定植を行いました。自宅で育苗していた「マノア」「グリーンウエーブ」で、黒マルチの畝に植えました。逆に壬生菜と白菜を処分しました。白菜は晩生で程度の良いものを6株だけ残しておきましたが、もうアブラナやコマツナが収穫できますので結構ですね。タマネギは、極早生種の「トップゴールド」が太り始めてきました。4月に入ったころには新鮮なオニオンスライスが楽しめそうです。
 自宅周りでは竹藪の整理を行いました。孟宗竹は4月半ばにはタケノコが出てきますので、収穫しやすいように古い竹を間引きました。真竹も初夏のタケノコが生えてくるシーズンに作業がしやすいように、竹が重なっているようなところを処分しました。また、路地の植木も通行しやすいように剪定しましたので、庭が随分スッキリしたような感じになりました。

タマネギが太り始めました

ブロッコリーはいよいよ最終便

3月21日(土)春分の日 晴れ

 春の暖かい日が続いています。畑の周囲では梅が満開になり、暖地桜桃もほとんどが開花しました。
 畑では、植え忘れていたジャガイモの「十勝こがね」を2kgですが植えました。この品種は、昨年八万八で貯蔵が効くと勧められたものですが、昨年収穫されたイモは確かに今でも芽が出始めたところです。メークインなどはどんどん芽が出ていてシワシワになりかけていますから、性質の違いが明らかですね。また、先週に続いてレタスの定植を行いました。「マノア」「グリーンウエーブ」です。
 彼岸の中日ですので、10時頃にはお寺に出かけてお墓参りをすませました。お昼には、高1、中1息子と3人で高崎市上並榎町の「いち大」へ出かけ、前から食べたかった「まぜそば(800円)」をニンニク、ショウガのトッピングでいただきました。さすがに麺400gで食べ応えは十分でした。

朝食には毎日ネギ味噌です

いち大のまぜそば(800円)

3月22日(日)晴れ

 今日も暖かい日でしたが、明日から数日間は寒さが戻ってくるという予報が出ています。今更寒くなっても困るのですが、天気ばかりは仕方がありません。
 今日は日曜日ですが、ローテーション勤務で一日仕事でした。年度末で仕事もたまっているので、ちょうどよかったと善意に解釈して頑張っています。世界遺産の富岡製糸場には、連日5000人超の人がやって来ていて、富岡のまちなかはお祭り騒ぎのようです。朝の畑に行って、新鮮な野菜を収穫するのが気分転換になりますね。

3月29日(日)晴れ、くもり

 桜のソメイヨシノが開花を始め、もう完全に春になりました。朝の気温は5度でしたが、日中は20度まで上がってポカポカ陽気でした。
 自宅では夏野菜のキュウリ(南極1号)、トマト(あづさ)を播種して、ゴールデンウイークの定植に向けて準備です。畑では極早生タマネギがコンスタントに収穫できるようになり、キャベツやレタスも勢いを増してきています。また、サヤエンドウも花蕾ができてきましたので支柱を立てて誘引を始めました。アブラナは牛が食べるほど収穫できますが、そろそろ食べ飽きてきました。ニラやシュンギクも収穫できていますので、そろそろアブラナは持ち帰る量を減らそうかと思います。

3月31日(火)晴れ

 今日も暖かい日になって、桜も一気に開花してきました。今週末には花見にちょうど良いかもしれません。
 畑では、ジャガイモが昨日から発芽を始めましたので、マルチを切って芽を外に出してやっています。これからしばらくは芽がマルチを持ち上げているところをチェックするのが、朝の日課になります。サヤエンドウも白い花が咲き始めましたので、これから収穫に向けて世話をしてやらなければなりませんが、新鮮な味が楽しみです。

サヤエンドウの花です

ジャガイモが発芽しました