10月1日(水)くもり

 全天曇りの朝ですが、ジョグや野菜の収穫には気持ちのいい空気でした。
 野菜はブロッコリーを初収穫しました。品種は早生の「エルデ」で頂花蕾専用種です。数日前までは収穫は少し先かなと思っていたのですが、花蕾が見る見る大きくなって収穫に至りました。帰宅後には早速茹でて、朝食にお弁当にと大活躍でした。これから秋野菜ラッシュの始まりです。

白菜の芯が立ち上がってきました

ブロッコリーを初収穫

10月4日(土)くもり

 大型で非常に強い台風18号が、日本列島に近づいてきています。現在は南大東島付近を沖縄方面に進んでいますが、明日から進路を北東に変えて関東地方に向けて進んでくるようです。中心気圧は935ヘクトパスカルで台風の目もはっきりしているようなので、そのまま近づいてくると脅威になりそうです。
 明日から雨になるようですので、朝の収穫ではキャベツのほかネギ、ニラなどを多めに収穫し、ナスも少し小さめのものを取っておきました。ニンジンやコカブの畝間には、高度化成を追肥しておきました。自宅では、セルトレイの春キャベツが2種類とも発芽しました。すでにセルトレイで大きくなってきているからし菜や宮内菜を定植したいのですが、台風が来る直前に畑に植える度胸はありません。我慢のしどころでしょうか。昼間は一日仕事で、家の周囲の片づけが進んでいません。明日も仕事なので参っているのですが、明日の朝頑張るしかありません。

10月5日(日)雨

 台風18号が、いよいよ日本列島に近づいてきました。夕方には足摺岬の南を時速30kmで北東に進んでいますが、今後はスピードを50km近くに上げて、東京に向けて進んでくるようです。中心気圧は、まだ945ヘクトパスカルを維持しているようですので、明日の朝からお昼頃にかけては大荒れになるのが心配です。取り合えず家の周囲の側溝の点検や風で飛ばされそうなものをバラックに収納しました。仕事関係のイベントも、雨の影響で午前中で打ち切りとなってしまいました。
 朝は微雨でしたので、キャベツ、ブロッコリーをしっかりと収穫しておきました。ダイコン(さとみ)も少し細めですが、葉を食べたいので収穫してみました。根部は直径3cm大でしたが、こちらも夕飯のおでんに入れてしっかりといただけました。なお、夏の間お世話になったニガウリは、台風の強風でパイプが倒れると大変ですので全てネットから外して処分してしまいました。今年も1000本以上は収穫したと思いますが、また来年には女房殿の言いつけでたくさん栽培することになるんでしょうね。

10月6日(月)雨

 朝の6時ですが、台風18号は潮岬付近を時速45kmで北東に進んでいるようです。当地では全く無風の微雨で、台風の中心より左側になることが確実なようですので、このまま平穏に通り過ぎてくれればよいのですが。今朝までの累積雨量は100mmを超えているようですが、おとなしく降っているので川の水はあまり上がっていないようです。家の周囲の点検を再度行いましたので、後は台風次第です。
 台風は予想進路のとおり進み、静岡県、神奈川県、東京都などでは強風に大雨で土砂崩れや浸水などの被害が相次いで、新幹線や在来線、私鉄も運休など大変なことでした。しかし、当地は雨こそそれなりに降りましたが豪雨というほどではなく、またほとんど無風でしたので助かりました。台風が過ぎてから少し風が吹きましたが、夕方には平穏状態になりました。仕事から帰って畑に行きますと、乾いた畑に散水が済んだといった感じで、野菜たちは生きいきとしていました。ホッと一息です。

10月9日(木)くもり

 一日ほとんど曇り空で、気温も20度ほどまでしか上がりませんでした。フィリピンの東海上には猛烈な台風19号が北上を始めていて、12日頃からは日本列島に影響が出始めるようで心配です。現在中心気圧が900ヘクトパスカルだそうですが、早く衰えていただきたいものです。
 畑の野菜は台風18号の来襲がありましたので、しばらく手入れができませんでしたが、今朝見回るとブロッコリーの葉に愚連隊のヨトウムシが軍団でたかっていました。早速葉をむしり取って足で踏みつぶしましたが、油断のならない連中です。そして予定どおりブロッコリー、カリフラワー、白菜などにはアファーム乳剤を散布しておきました。

ブロッコリーの頂花蕾です

半結球レタスのマノア

10月12日(日)くもり

 台風19号が沖縄本島辺りを時速10〜15kmほどの低速で北上していて、周辺は暴風雨となり観光シーズンの3連休が大変な状況になっているようです。これから九州に進んで上陸し、日本列島を縦断するようで、予報円の中央に群馬県があるのが困ったものです。
 畑では、明日からの雨に備えてキャベツやダイコンなどの野菜を多めに収穫しておきました。また、葉物野菜やタマネギ苗には、高度化成を追肥しておきました。レタスの収穫を始め、ニンジンの間引きも根が太くなってきましたので、食卓は彩りがよくなってきました。サツマイモも掘ってみましたが、太白(中が白くてねっとり甘い)は立派なサイズがたくさん出てきました。今年のイモ類は、豊作のようです。

10月13日(月)体育の日 雨

 朝から一日中雨模様でしたが、夕方になってからは本降りになってきました。台風19号は、今朝鹿児島県の枕崎市に上陸し、その後高知県から午後10時には三重県津市辺りを通過して我が群馬県の前橋市に向けて時速50km以上の高速で進んでいるようです。テレビなどの報道では各地に被害が出ているようですが、史上最強クラスと煽るわりには気象衛星の画像やレーダーの観測では大したことはないように感じます。当地が無風で普通の雨なので、そう思うだけなのでしょうか。
 昼間は中1息子と、以前から行きたいと思っていた群馬県立近代美術館の「1974戦後日本美術の転換点」を観に行ってきました。1974年は近代美術館の開館だそうですが、私が中2だったこの年に美術の世界も表現の仕方やデザインとの相互関係など面白い動きがあったんだなと感心しました。2階の常設展示もさすがに近美だけあって見ごたえがあり、何回見ても飽きさせないものばかりでした。若い人たちのワークショップも発想が面白かった。

10月14日(火)晴れ

 台風19号は夜中の2時頃に当地を猛烈な速さで通過したようで、朝にはよく晴れていました。ここまでは何事もなかったような感じでしたが、朝8時頃から強い風が吹き始めて、富岡どんとまつりの提灯が30個ほど落ちたという話を聞きました。取り合えず大きな被害はなかったようで、ほっとしました。
 我が家の畑にも行ってみましたが、野菜たちには問題はなかったようです。

10月16日(木)晴れ

 朝晩は冷え込むようになってきました。今朝の気温は10度で、畑に出かける際にはウインドブレーカーの着用が必須です。
 畑の野菜たちは台風の雨で肥料が効いたのでしょうか、葉の緑色が濃くなってきて立派になってきたような気がします。白菜は中心部が完全に被さってきましたので、収穫が近くなってきたようです。今月中には家に持ち帰れるようです。逆にナス、オクラなどは果が硬くなってきましたので、そろそろ処分の時期になってきましたね。

10月20日(月)くもり、雨

 朝はまだ持ちましたが、雨模様になりました。
 政治の世界では、地元群馬5区選出の小渕優子経済産業大臣が、後援会の観劇会や贈り物などに関する収支、不適切な支出を問題にされて大臣を辞任しました。同じく女性の松島法務大臣もうちわを配ったということで辞任しましたが、ニュースでは大騒ぎです。田舎で生活している並の人間には関係のないようなことですが、注目されるような人は大変ですね。
 点検整備に出していたトラクターが納車になりました。ロータリーの爪を全部交換したほか、油圧関係の調整やフィルターの交換などで20万円近くかかってしまいました。しかし、畑を維持するためには必須の道具ですから、これで安心して使えると思えば安いものです。安全が第一ですからね。

10月23日(木)雨、くもり

 小雨で肌寒い日が続いています。今日の最高気温は15度で、仕事で自転車に乗って移動しましたが体がすっかり冷えてしまいました。明日からは晴れるようですので、週末には畑で作業ができるまでに乾いてほしいものです。
 野菜は、コカブやコマツナが食べ頃になっています。白菜も早生種の耐病郷秋60は頭が完全に被さって、もうすぐ収穫が始まりそうです。ニラも葉が元気な盛りですが、キャベツやネギ、ブロッコリーも収穫していますから、そんなにたくさん野菜ばかりは食べられません。

10月24日(金)晴れ

 久しぶりに朝から晴れました。朝は畑での収穫作業のほか、たまった洗濯物を干したりゴミの搬出をしたりで大忙しでした。
 畑ではカリフラワーを初収穫しました。品種はスノークラウンで、まだ少し小さめの花蕾でしたが早く食べたくて持ち帰りました。さっそく茹でて朝食にいただきましたが、ホクホクする独特の食感を楽しめました。

タマネギ苗が育っています

食卓にカリフラワーが登場

10月25日(土)晴れ

 今日もよく晴れて気温も20度を少し超えましたので、畑での作業時にはウインドブレーカーで汗をかきました。
 夏野菜はトウガラシ類以外は完全に参ってしまいましたので、ナス、ピーマン、伏見甘長を引き抜いて処分しました。今シーズンはピーマンのエースがイマイチでしたが、ナス(トゲなし千両二号)は6月から10月中旬までコンスタントに良果を提供してくれました。レタスはリーフのグリーンウエーブが絶好調で、毎朝新鮮なものを収穫して食べています。今年は結球レタスが、育苗期の猛暑で育ちが悪くあきらめましたので半結球のマノアとリーフを収穫していますが、家族にはこちらの方が好評です。
 晩生など収穫がまだ先のキャベツ、ブロッコリー類には、アファーム乳剤を散布しておきました。まだ悪虫が出ているので仕方がないのですが、多分今年最後になると思います。キャベツに潜り込んでいたヨトウムシを5匹捻りつぶしましたが、視認では漏れがあるかもしれませんので、殺虫剤に頼りました。

リーフレタスは毎日収穫

シュンギクは間引きしながらです

10月26日(日)晴れ

 今日も晴れて気温は22度まで上がりましたが、夕方には天気が崩れてきました。
 朝は道路清掃でしたが女房殿に任せ、中1息子と埼玉県本庄市にある児玉白楊高校の文化祭「ポプラ祭」に出かけてきました。目的はこの学校が創設された「競進社」の展示が行われるということで、これを見たかったことです。世界遺産の高山社と兄弟校的な養蚕学校で、高山長五郎の弟である木村九蔵氏の功績が立派に展示してありました。さすがに実業系の高校だけあって野菜の即売が人気でしたが、ネギはスリップスの舐めた傷跡だらけでホウレンソウも傷のある葉が結構あって農薬をあまり使っていないのかなと推察しました。ダイコンや白菜は立派で、たくさん購入していた人もいました。帰りには、児玉駅近くの塙保己一最中(手亡(白)あん ゆずあん 小倉あん)で有名な梅月堂に寄ってきました。最近は群馬町にある海老屋の「文明最中」に魅力を感じてますが。
 続いて、前橋市のノイエス朝日で開催されている「H2K 今。展」を観覧しました。掛川孝夫、萩原敏孝、平野裕明3氏のドローイングで、大きな紙に東日本大震災や原発事故などの記憶や心が描かれていて感動しました。掛川孝夫さんは、もみじ平総合公園の富岡市立美術博物館で2月7日から「掛川孝夫展」が予定されていて、若い時代からの絵が展示されるようですので、今から楽しみです。

児玉白楊高校の文化祭

梅月堂は塙保己一最中です

10月29日(水)晴れ

 朝陽が射すのが遅くなってきましたので、畑での作業も収穫のほかはほとんでできなくなりました。また、気温も下がってきて今朝は8度となり、朝露で湿っている野菜を収穫する際には手が冷たくて参ります。
 白菜(耐病郷秋60)を初収穫しました。播種、定植時の高温でスタートは順調ではありませんでしたが、9月からは2回の台風も乗り越えて収穫に至りました。夕方には切って料理に使ってみます。

白菜を初収穫です

コマツナが元気です