5月5日(月)こどもの日 晴れ

 先月26日にユネスコの諮問機関であるICOMOSが「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録について「記載」という勧告したと公表されて以来、仕事が猛烈に忙しくなって無休が続いています。例年ですと夏野菜の定植時期で畑に出ている時期なのですが、披露した体に鞭打ちながら早朝に作業をしています。
 取り合えずキュウリ、ニガウリの定植とインゲンの播種はしておきましたので、何とか夏に向けて進んで行けるようです。
 収穫野菜はキャベツ、レタス、コカブ、コマツナなどですが、何といってもサヤエンドウが絶好調です。特にニムラサラダスナップのできが素晴らしく、連日パリパリとした甘いエンドウを楽しんでいます。毎年ウィルスにやられる株がでるのですが、今年は病気もなく虫の被害もなく収穫が続いています。絹さやは少し疲れてきて、莢が大きくなる前に豆が膨らんでしまうようになってきました。

極早生タマネギは倒伏しました

スナップエンドウが旬です

5月12日(月)晴れ

 休みの日でしたので、久しぶりに東京へ出かけてきました。朝は畑で収穫や草退治などを行った後、高崎へ車で行ってJR高崎線上野行き普通列車で籠原まで。ここで湘南新宿ライン平塚行きに乗り換えて新宿、そして山手線で原宿で下車しました。原宿からは千代田線で目的地の国立新美術館に行けるのですが、表参道や青山界隈をのんびり歩いて美術館に入りました。さすがに国展だけあって大きな絵画の連続で、見ごたえ十分でした。富岡市関連では、掛川孝夫さんと平野裕明さんが出展していて、ともに震災・福島原発をテーマにした作品で観覧者の注目を浴びていました。
 次は御徒町、上野界隈をぶらり歩きしましたが、昼間から愉快にビールやハイボールを飲みながらモツ焼きなどを食べている人も多く、楽しみ方も様々だなと感心しました。昼食は何にしようか迷ったのですが、今日は1人だったので入りずらい店も多く、結局上野駅前の「牛の力」という国産牛肉をウリにした牛丼屋にしました。メニューは牛丼のみ(バリエーションは多数)で、私は基本的な「東京牛丼」600円にしてみました。これが牛肉をよく煮込んであって、しかもお勧めのニンニクを潰してふりかけて食べると一層いい味になりました。
 次は銀座線で浅草へ行き、浅草寺お参り後はいつもの舟和の芋ようかんをお土産に買って帰りました。上野駅までは6区や河童橋などを散策しながら歩きましたので、一日では結構な運動量になったと思います。

国立新美術館での国展

上野駅前の牛丼屋

5月13日(火)晴れ

 昨日に続いて仕事は休みです。今日は日中28度まで気温が上がって夏日となりましたが、朝から畑で稼ぎまくりました。
 今日メイン作業はキュウリパイプの組み立てとネット張りで、金属パイプに4.2m×18mのネットを使いました。ここではキュウリ、ニガウリ、インゲンを育てますが、すでに苗軍団はツルが出ていて、何とか間に合ったといった感じでした。続いてサツマイモの苗を挿しましたが、ベニアズマと太白を各10本だけ垂直植えにしました。今後ツルが伸びたところを切って使えばいくらでも増やせますので、最小単位にしたものです。

サツマイモの苗を挿しました

キュウリのネットです

5月19日(月)晴れ

 今日は仕事は休みで、買い物と畑で汗を流しましたが、このところの仕事の疲れか力が続かない感じで、午後4時には引き上げて自宅でゆっくり過ごしました。気温は日中27度まで上がって夏日となりましたが、風が適度に吹きましたので畑では暑いという感じではありませんでした。
 このところ雨が降りませんので畑は乾燥しきっていて、毎日灌水が大変です。今日も朝一の水呉れから始まり、収穫、手入れなどやることはたくさんです。タマネギも早生のソニックがほとんど倒伏しましたので、収穫してコンテナに収納しました。今年のタマネギは冬場の寒さで根が浮いたりしたためか育ちが悪く、ソニックの収穫量は残念ですが昨年の半分程度でした。ジャガイモの試し掘りを1株してみましたが、それなりに育っているようでした。キュウリは10節まで伸びてきましたので、これから実を付けさせるようにします。夏野菜は乾燥に耐えて頑張っています。しかし水不足の影響でしょうかコマツナは瑞々しさがなくなってきているほか、コカブも丸くならずに細長くなるものがでて滑らかさも今ひとつです。毎日灌水しても天水には敵いません。畑に直播のオクラとゴボウが発芽しました。
 昼間の暑い時間は高崎市内に買い物に出かけ、寿物産でワカメを購入してきました。茎ワカメとスライスしたタマネギにわかめ酢(土佐酢みたいなもの)をかけて冷やして食べるのですが、これがないと食が進みません。

キュウリが伸びてきました

試し掘りしたジャガイモです

5月23日(金)晴れ

 一昨日にやっとまとまった雨が降りましたので、畑の乾きは心配がなくなりました。灌水の手間がなくなりましたので、キュウリやニガウリのツル誘引や側枝の手入れなど細かい作業に手が回るようになりました。
 収穫野菜は、スナップエンドウがいよいよ勢いがなくなってきました。一方、ダイコンやレタスなどが商品サイズになりましたので、新鮮な野菜の供給は続いています。キャベツは「春ひかり七号」が終了し、金系201号になっています。
 仕事も少し落ち着いてきて、帰宅後は少しゆったりとできるようになりました。清涼院流水の「19ボックス」を4回目の読書。才能の物語『カウン卜ダウン50』、 最愛の物語『華のある詩』 、災難の物語『木村間の犯罪』、歳月の物語『切腹探偵』の関係がやっと理解できてきました。

5月25日(日)くもり、晴れ

 今日は日曜日で仕事は休み。朝から曇り空でしたが、昼過ぎには晴れて気温は日中29度まで上がって夏のような日となりました
 先日の雨のおかげで野菜たちは元気を取り戻してきました。レタスやコマツナなどの葉物野菜たちは水分とともに肥料も十分吸収できてきたようで、葉に勢いがでてきました。同時に雑草たちも一斉に芽を出してきましたので、草削りで均しておきました。

キュウリの雌花です

レタスが瑞々しくて美味しい