9月1日(日)晴れ、小雨

 朝から暑い日になりました。午後には雷が鳴り響きましたが、時折小雨になった程度でした。
 暑くなった昼間は、小6息子と藤岡市の藤岡歴史館と高山社跡を見学に出かけました。歴史館では旧海軍の零戦を設計した堀越二郎(藤岡市上落合出身)の生い立ちや設計図などを展示した企画展を見学できました。この施設はこれまで年間7千人程度の入館者だったそうですが、漫画映画に取り上げられたこともあって、この企画展だけで2万人近く入っているようです。地元の人に聞いたところでは、首都圏や関西、福岡などからも相当来ているらしいです。
 続いて同じく藤岡市内の高山社跡へ。こちらは「富岡製糸場と絹産業遺産群」のひとつですが、地味な施設でもあり私たちが見学していた20分ほどの間には他の見学者は来ませんでした。おかげさまでボランティア解説員さんに付きっ切りで案内をしていただき、歴史などが良く理解できました。
 昼食は大龍で手打ちラーメンです。私は冷しラーメン(680円)、息子は醤油ラーメン(630円)です。やや太めの平麺とさっぱりしたスープがよく合って美味しくいただけました。なお、開店30周年記念ということで、先着15人にお土産の焼きソバをプレゼントということで、2パックをいただきました。家に持ち帰ると留守をしていた娘、息子に平らげられてしまいました。
 帰宅後は、ブロッコリーとキャベツを定植しました。ブロッコリーは中生の「グリーンビューティー」を24株定植しましたが、これは12月頃の収獲を見込んでいます。キャベツは、サカタの「四季まきキャベツ」で36株を定植し、11月からの収獲を狙っています。次の定植用には、同じサカタの「大玉」がポットで育っています。

零戦設計者・堀越二郎の企画展

世界遺産候補の高山社跡です

9月2日(月)くもり、小雨

 朝から雨が降り出しそうでしたが、蒸し暑いだけでなかなか雨が降りませんでした。しかし、午後になって柔らかく適度な雨が降りましたので気温も下がり、夕食後に気持ちよく入力しています。これで畑の野菜に灌水も、しばらくは休めそうです。埼玉県の越谷市や松伏町では竜巻が発生して、家屋の倒壊やけが人がでているそうで心配です。

藤岡市の手打ちラーメン「大龍」です

冷しラーメン(680円)、冷し中華ではありません

9月4日(水)くもり、小雨

 このところぐずついた天気が続いていて、今日も蒸し暑くて時々小雨が降る一日でした。雨はジョウロで散水するような降り方ですので畑の野菜たちには良いのですが、そろそろスッキリ晴れてもらいたいものです。
 畑の周囲に植えてあるプルーンの木に、毛虫のモンクロシャチホコが発生しました。こいつを野放しにしておきますと、たちまち丸坊主にされてしまいますので、出勤前の忙しい時間でしたがトレボン乳剤を散布しておきました。さすがにノックダウン効果が速いをウリにしている薬剤ですので、散布直後には見ている前で連中が落下してくる様子を観察できました。
 野菜たちは、猛暑で参っていたトマトやナス、ピーマンなどが元気を取り戻してきました。ニガウリも日に2、3本の日が続きましたが、ここにきて復活してきて鈴なりになっています。ニガウリは近くのプロの農家でも、蔓に成っている状態で黄色くなってしまっているものが多く見られますので、今年は気候のせいで出来が悪いのだと思います。逆に、オクラは例年ですとイボ果や曲がりが多くなって来る時期ですが、今年は肥料の吸収がいいのでしょうかほとんどが良果で収獲できています。毎日野菜を食べるのが忙しい状態ですが、お天気相手は難しいものです。

9月7日(土)くもり、雨

 昼間は曇っていましたが、午後4時頃から雨が降り出しました。最高気温は23度で、気温は低くなりましたが、とにかく蒸しました。
 朝の収穫、そして朝食後から畑に出て、秋冬野菜の作業を進めました。育苗していた白菜の耐病郷秋60の苗を20株定植したほか、ダイコンの「耐病総太り」、コカブ「耐病ひかり」、ホウレンソウ「メガトン」を播種しました。耐病総太りは、これまでの経験ですとお彼岸過ぎに播種したほうが結果がよいのですが、ここ数年10月になると急に冷え込むこともありますので、保険の意味で20本分ほどですが少し早めに蒔いてみました。
 また、だいぶ大きくなってきたブロッコリー「シャスター」「ハイツSP」にアオムシなどが発生してきましたので、アルバリン粒剤を株元に撒いたりしました。そろそろタマネギの播種時期になるのですが、土が湿っていて耕運できないのが悩みです。

発芽したダイコン(スーパー夏信)

定植した早生の白菜(耐病郷秋60)

9月8日(日)雨

 早朝5時過ぎに朗報がありました。2020年のオリンピック開催地に「東京」が選ばれました。トルコのイスタンブール、スペインのマドリードとともに立候補して、アルゼンチンのブエノスアイレスでIOC理事の投票が行われましたが、東京60票・イスタンブール36票で決着しました。開催時には私も60歳になりますが、ぜひ観戦に出かけたいものです。
 朝目が覚めるとすでに雨が降っていて、夕方まで弱いながらも雨が降り続きました。午後4時頃から雨がやんで今後はしばらく晴れるそうですが、せっかくの土日休みに畑の作業が進みませんでした。最高気温は24度で涼しいほどでしたが、周囲は湿気だらけといった感じです。
 朝の収穫だけは何とか済ませて、昼間は女房殿のリクエストでイオン上里に出かけてみました。いつも出かけているイオン高崎に比べると小規模な印象ですが、駐車場も空いていてゆったりとできました。昼食にはシルクロードのパスタ&ピザをいただきましたが、貧乏性なので食べ放題のピザやサラダをつい食べ過ぎてしまい、夕飯の時間には食が進みませんでした。

9月13日(金)くもり

 早朝に小雨が降りましたが、その後はぐずついた蒸し暑い一日でした。このところ体調が上向きましたのでランニングの量と質を上げてきたのですが、昨日から疲労が出てきたようで今日は軽い作業などしかできませんでした。
 畑ではタマネギの種を蒔きました。品種は極早生「フォーカス」と早生「ソニック」で、ともに5mlの小袋です。いつもどおりトンボで条を切って種を1cm間隔で蒔き、土を被せた後には足で硬く踏んでモミガラを掛けておきました。ニュースでは台風18号が小笠原付近に発生して関東地方への進路が予想されるとのことで心配なのですが、早生品種だけ蒔きました。中生以降は、台風が過ぎて20日頃に蒔こうと思っています。同様の理由でブロッコリーのエンデバーSPも定植を延期しました。
 悪虫も暴れだしてきました。アオムシがブロッコリー、キャベツに発生してきましたので、朝方にアファーム乳剤を散布しました。夕方様子を見ますと、連中はすっかりグロッギー状態でしたので一安心です。なお、同じ条件で「オルトラン粒剤」と「アルバリン粒剤」を仕込んだ結果は、オルトランは効果抜群でしたが、アルバリンのところはアオムシ天国になっていました。アルバリンは、アブラムシやハモグリバエには効果が高いようですが、アオムシやコナガなどはオルトランのほうが効くようです。

9月14日(土)くもり

 台風18号が関東地方を目指すように進んできています。気象庁の予報では、16日に浜松市付近から上陸して北北東に進むということですので、ちょうど群馬県が真ん中に入る感じです。今日は無風で雨も降りませんでしたが、明日の昼間からは荒れ模様になりそうです。
 朝の収獲時にサトイモを1株試し掘りしてみましたが、まだまだ孫イモが充実していませんでした。土垂ですから10月からが本番ですが、収獲が待ち遠しいですね。もっとも本格的な収獲が始まるとすぐに食べあきますので、人間は勝手なものです。

サトイモ(土垂)を試し掘りしました

タマネギを播種したところです

9月15日(日)雨

 台風18号は予想のコースを少し西に進んでいますが、当地でも朝から雨となっています。明日の早朝には紀伊半島に上陸する見込みだそうで、特に大雨に注意が必要とのことです。
 午前5時過ぎには雨が一時小止みになりましたので、ナスやオクラなどの収獲とタマネギを播種したところに豪雨対策でワラを被せてきました。しかし、6時頃からは雨が強くなってきましたので、残念ながら作業はあきらめて帰宅しました。帰宅後は、ヨシズや風で飛ばされそうなものをバラックに収納して台風に備えました。

9月16日(月)敬老の日 雨、晴れ

 仕事は休みの日なのですが台風18号への対策のため、朝7時過ぎから出勤でした。台風は予報どおり当地を正午前に通過し、時間的には10分ほどでしたが猛烈な風雨となりました。台風が過ぎた後は晴れ間が出て、しかも涼しい空気が入ってきたらしく夕方には18度まで気温が下がりました。おかげで、気持ちのいい夜を過ごしています。
 全国では洪水や土砂崩れなどで大きな被害を出したようですが、富岡市内では倒木などがあったものの大きな被害は出なかったようです。畑に行けなかったので心配ですが、明日の朝確認してきます。

9月17日(火)晴れ

 台風18号が去って、今日は快晴でした。朝の気温は14度で、長袖シャツ1枚では寒さを感じるようでした。昼間は28度まで上がりましたが、カラッと乾いた空気になっていて、活動しやすい一日でした。職場では台風被害の後始末で、あちこち動き回って疲れましたが、大きな災害にならずにほっとしています。
 畑ではブロッコリーの根が少し浮いたり、トウモロコシが倒伏したりしましたが、ほぼ想定内で問題はないと思います。今後の主力であるダイコンや白菜は風雨の影響を感じさせない姿でしたので、十分収獲にもっていけると思います。

ブロッコリーの根が持ち上がってしまいました

トウモロコシが全株倒伏です

9月20日(金)晴れ

 台風の後は、昼暑く朝晩涼しい日が続いています。今朝も15度からスタートして26度まで上がりましたが、日当たりの良いところは30度近くまで上がったかも知れません。それでも湿度が低いようで、仕事の関係で上着を着て活動しても汗だくという感じではありませんでした。
 タマネギが発芽しました。フォーカス、ソニックですが、生え揃ってきたところを見るとほっとします。ネオアース、OPは少し遅くなりましたが、明日種を蒔く予定です。

9月21日(土)晴れ

 秋の彼岸に入りましたが、昼間は30度近くまで上がり暑くなりました。
 秋冬野菜の作業が最盛期になっていますので、耕運、種まき、除草など大忙しで動き回りました。キャベツ(将軍)は、いよいよ収穫期を迎えました。夏の猛暑で苗の活着が悪く心配しましたが、9月に入ってからは朝晩が涼しくなりましたのでエンジンがかかったようです。タマネギは「OP黄」「ネオアース」「サラダ赤タマネギ(ナント種苗)」を播種しました。お昼過ぎにファームドゥに出かけたら、「ソニック」の種を売っていましたが、品不足で販売がないと聞いていたのに意外でした。それにしても播種の時期が過ぎてしまったようで、もったいない気がしますが・・・。
 その他、ダイコンや白菜の間引き、畝間・株間の除草などを行いました。サトイモとサツマイモの試し掘りを行ってみましたが、サトイモは孫イモも育ってきて結構な収獲となりました。今年はサトイモをたくさん収獲できそうです。サツマイモは農林50号ですが、並みの出来といったところです。

タマネギが発芽しました

キャベツ(将軍)が収穫期になってきました

9月22日(日)晴れ

 今日も30度近い暑さでしたが、夏のような焼ける感じではありませんので気分は楽なものです。日中はお墓参りや買い物を済ませて、朝晩に畑で稼ぎました。
 畑では、ブロッコリーの晩生「エンデバーSP」、キャベツの中生「大玉(サカタ)」と晩生「彩音」を定植しました。まだ「彩音」の苗が40本ほど残っていますが、大物はほとんど片付きました。また「黄からし菜」「宮内菜」も定植し、ワケギも種球を植え付けました。体は疲れましたが、充実感とともに安堵しています。ニンニクは、今春我が家で収獲した種球から24粒を植えてみました。ウィルスの症状はなかった株ですので、無事に育ってくれるとよいのですが。
 先に定植したブロッコリーやキャベツ、ダイコンなどは順調に育っています。夕方には、ストチュウにヨーゲンを入れて葉面散布しておきました。このストチュウは効果が実感できるもので、翌朝には葉が生き生きとしていることが多いようです。

9月29日(日)晴れ

 スッキリと晴れて、爽やかな日になりました。最高気温は23度で、本当に動きやすいいい気候です。
 日中は妻子と息子の友人を1人連れて、信州小諸の長井農園へリンゴの買出しに行ってきました。農園の名物主人が病気で亡くなってしまって寂しさもありますが、息子さんが立派に経営されていましたので安心です。リンゴは「秋茜」という甘くてさっぱりした品種が収穫の時期だそうで、これを箱で買って来ました。昼食は、ふるさとの草笛で「もりそば(中盛)」930円ですが、久しぶりに食べたらお腹が一杯になりました。数年前までは、大盛りでも楽勝だったのですが、食が細くなってきたようです。

キャベツ(将軍)は27日から収獲開始です

リンゴは「秋茜」が適期でした

9月30日(月)晴れ

 平日ですが、休日出勤の振替休みでした。天気が下り坂のようで雲が多かったのですが、日中は25度まで気温が上がって、久しぶりで少し暑い気もしました。
 朝は畑で白菜やダイコンの畝の除草、中耕を行ってすっきりさせました。その後、歯医者での診療と運動会代休の小6息子を連れてのアミューズメントフェドラで遊んで時間を使い、午後3時からまた畑で稼ぎました。ホウレンソウを追加で蒔いて、土が乾き気味でしたので足で十分踏んでおきました。タマネギは、中生、晩生ともきれいに発芽しました。また、ブロッコリー(シャスター)に花蕾ができました。昨年よりも半月遅いのですが、夏の暑さが影響したのでしょうか。
 自宅では、来春に収獲するキャベツの「春ひかり七号」「金系201号」をセルトレイに播種しました。11月に畑に植えて、春七は4月、金系は5月に収獲する予定です。先が長いですが、冬の間は余り手がかかりませんから栽培は容易です。

白菜の葉が立ち始めてきました

ブロッコリーにやっと花蕾ができました