5月1日(水)晴れ、くもり

 もう5月だというのに、思いのほか気温は上がりません。今日の気温は18度ほどで、今年から職場のクールビズが5月からとなったのに上着を着ていても寒いようでした。
 畑ではジャガイモ(男爵)に花蕾ができました。これから花蕾が伸びて白っぽくなったところで落花してくれれば順調な育ちですが、この低温では心配です。タマネギは早生のソニックが、ほとんど茎が折れて倒伏しました。今朝収獲して持ち帰ったものは300g弱の重さでしたので、こちらは揃いもよく豊作となりそうです。

ジャガイモに花蕾が発現しました

タマネギのソニックは大半が倒伏しました

5月2日(木)晴れ

 連休後半も休日の出勤がありますので、今日は振替休です。今日も寒気が入って冷たい北西風が吹き、気温は17度までしか上がりませんでした。畑で動き回っても、シャツ1枚では汗が流れませんでした。北海道では真冬日で雪が降っていて、九州・四国も3月上旬の陽気、、当地でも明朝は霜の心配があるとのことでした。
 八十八夜になりましたが、やっと夏野菜の畝を作りました。ニガウリ、キュウリとインゲンはツルを這わせますので支柱の幅にして、ナスは1.4mの畝を作りました。何れも米ヌカと鶏ふん+化成肥料(888)を割り込んであります。この冷え込みでは定植はできませんので、苗は昼間は庭で夜間は土間で保管して暖かくなるのを待つこととしました。

夏野菜の畝ができました

キャベツ(春ひかり七号)が大きくなってきました

5月3日(金)憲法記念日 晴れ

 ゴールデンウイークも後半の4連休に入りました。相変わらず気温は低く、最高気温は18度でしたが、からっとして動きやすい状態でした。
 午前中は、小6息子と近場の山に出かけました。9時に自宅を車で出発し、甘楽町秋畑から御荷鉾スーパー林道に出ました。最初にオドケ山(15分で登れます)に登って足慣らしをして、西御荷鉾山(30分で登れます)に登りました。連休初日なのですが登山者は少なく、駐車場に降りてくるまで3組5人としか出会いませんでした。この山は群馬県内のみならず、関東山地や八ヶ岳なども見ることができる眺望のよい山なのですが、人気はイマイチなようですね。
 帰宅後は畑に出て、夏野菜定植の準備をしました。また、春キャベツ(春ひかり七号)を初収獲しました。今年は冬と4月後半が寒かったためでしょうか収獲が例年よりも2週間ほど遅くなりました。

西御荷鉾山頂から我が家の方向を望む

春キャベツが収獲野菜の仲間入り

5月6日(月)振替休日 晴れ

 4、5日は休日でしたが、連日仕事で稼ぎまくりました。体は疲労していますが、今日は夏野菜の定植を行いました。
 植えた野菜は次のものです。
・ナス 千両2号×4、庄屋大長×4
・キュウリ 南極1号×14
・ニガウリ 中長×12
・ピーマン エース×4、京みどり×3
・トマト 麗夏×12
 まだトウガラシやオクラ、インゲンなどが残っているのですが、背筋と腰が疲れきりましたので、午後4時前には作業を打ち切りました。他にタマネギのソニックをコンテナに1箱収納してバラックに保管しました。

夏野菜を定植しました

ナス(千両2号)

5月8日(水)晴れ

 昨日は一日中強風が吹き荒れ、今朝畑を確認するとキュウリの苗が3本茎折れしていました。さっそく予備の苗に交換しましたが、他のものも葉が千切れたりしたものが多くなっていますので、生育に影響がでることは避けられません。低温とアブラムシも心配ですが、天気ばかりはどうしようもありません。

5月11日(土)くもり、雨

 このところ雨が降りませんでしたので畑の乾燥が心配でしたが、今日になってやっと雨となりました。これで当面は灌水の必要がなさそうです。
 降雨前の朝に収獲を済ませ、オクラやインゲンの種を追加で蒔いておきました。また、トウガラシを16本定植し、これで予定していた苗は植え終わりました。その後、昼からの雨で一安心です。
 日中は小6息子と博物館へ。最初は県立自然史博物館で「サンゴ」を、続いて高崎市にある県立日本絹の里を見学しました。自然史は何度見ても楽しめる展示で勉強になります。サンゴの展示は思ったほどでもありませんでしたが、館内は家族連れでにぎやかでした。絹の里はアジアの絹製品と大竹夏紀さんのろうけつ染め作品を展示していました。

レタス(極早生シスコ)が育ってきました

高崎市にある日本絹の里です

5月12日(日)晴れ

 今日は快晴で、気温も28度近くまで上昇しました。今週末は仕事が完全にオフでしたので、今日も小6息子と遊びに出かけました。
 自宅を午前6時に車で出て、埼玉県のJR本庄駅へ。近くの民間パーキング(24hで500円)に車を駐めて、駅で企画切符の「休日おでかけパス」を購入、この切符は2,600円で首都圏乗り放題です。残念ながら群馬県内は対象外なので、本庄まで出たのです。湘南新宿ラインが山手線の発煙事故でダイヤが乱れていましたので、上野経由で横浜市のJR石川町駅まで、降車後は山手を散策しました。この辺りは昨年も仕事の関連で回りましたので、今回はできるだけ違うコースを動きました。
 港の見える丘公園で咲き誇るバラやベイブリッジを眺めたりしながら山下公園に降りてきますと、公園を基点にトライアスロン大会が開催されていて大混雑。私も仕事で公園や施設を使ったイベントを企画・実施していますが、部外者からみると迷惑そのものなんだなと実感しました。氷川丸の埠頭の方には近づけませんでしたので、早々に中華街へ向かいました。
 中華街では大通りをさらっと見た後、JRに乗る都合で西門へ進み、通りにあった千禧楼という店で昼食にしました。小さな店でしたが、値段も手ごろで料理も立派で、息子は大満足のようでした。その後、石川町駅からJR、地下鉄を乗り継いで乃木坂駅から国立新美術館の国展を観覧しました。大きな迫力のある絵に圧倒されました。
 次は息子のリクエストで浅草へ。ここは相変わらずの人出で大混雑でした。クリームあんみつなど甘味で休憩したりお土産を買ったりしながら雰囲気を満喫しました。息子が母親に舟和の「芋ようかん」を買うところなど渋いですね。なお、東京ではバーガーキングのワッパーを購入して欲しいと中3息子に依頼されていたのですが、歩き疲れもピークで店舗も近くにないので勘弁していただき、上野から高崎線で帰りました。疲れたけれど充実した一日でした。 

中華街の千禧楼で昼食

浅草は相変わらずの人出です

5月14日(火)晴れ

 真夏のような30度超えの日になりました。昨日は最高気温が20度でしたから、温度差で体調維持が大変です。
 昨日、早生のタマネギ(ソニック)をマルチから抜いて畑で干しておいたものを、今朝コンテナに収納してバラックで保管しました。今シーズンのソニックは種が不出来だということで入手に苦労しましたが、昨秋の播種から収獲まで全て順調で、自分が栽培した中では最高のできだったと思います。栽培農家の話では、九州や淡路島などの大産地でも豊作だそうですから商品としての値段は安いでしょうが、自分自身の成功に気分を良くしています。たくさん食べて、血液さらさらにいたしましょう。(本当になるのかは知れませんが・・)

マルチからタマネギを抜いて干します

茎を少し残して切り、コンテナに保管します

5月17日(金)晴れ

 今週は15日に曇っただけで暑い日が続いています。今日もよく晴れて、気温は28度まで上がりました。湿度が低いので木陰などでは気持ちがよいのですが、日なたは夏のようでした。
 今日は、今週末に仕事が入っているので週休日だったのですが、急な用務で午前中は出勤しました。午後は高崎市の八万八に出かけて、サツマイモの苗を購入しました。品種は「ベニアズマ」「くりいも」「農林50号」です。「ベニアズマ」は早生で、9月には粉質のホクホクした立派なイモが収獲できます。「くりいも」は10月になってからの収獲ですが、イモの形がよく美味です。「農林50号」は初めて作ってみますが、切干しに適しているということでした。
 帰宅後にはタマネギ(ソニック)の跡地をトラクターで耕運し、黒マルチの畝を作って苗を挿しました。無事に活着してくれれば良いのですが。

サツマイモの苗を挿しました

ジャガイモ(キタアカリ)の花です

5月18日(土)晴れ

 今日も日差しが強い日でしたが、夕方からは雲が多くなってきて過ごしやすくなりました。
 畑の土が乾いてきていますので野菜の育ちが心配ですが、まだ余力があるようで、キャベツ、レタスなどはしっかりと収穫を続けています。ジャガイモは、男爵の花蕾が落ち始めてきましたので、月末には順調に収獲となりそうです。

5月19日(日)くもり

 朝から雲が多く、夕方からはポツリと小雨が落ちてきました。このまま一雨降ってくれればよいのですが。
 昨日、今日と週末ながら出勤で、畑の仕事にはなりませんでした。野菜は朝のうちに確認と少しの手入れですが、発芽すべきものや定植したものは概ね順調に育っています。オクラやインゲンは発芽が揃い、どんどん葉を展開させてきています。

5月20日(月)くもり

 昨夜、少し雨が降りましたが、まだ降って欲しいところでした。今日も一時雨の情報だったのですが、結局雨にはなりませんでした。
 週休日で、午前中は土屋文明記念文学館の「襄と八重の上州」展を観覧してきました。NHK大河ドラマの「八重の桜」でブームとなっている二人ですが、安中藩士でもほとんど安中にいなかった新島襄には関心が薄く、「平和の使い新島襄」という上毛カルタや「新島学園」程度しか知らないものでした。文学の展示なので面白いというようなものはありませんが、二人の足跡や交友関係などが解かったのが収獲でしょうか。
 帰宅後は畑で軽く作業をしました。ジャガイモを試し掘りしてみたところ、ピンポン玉程度に成長していて、順調な育ちに安心しました。さっそく夕食に皮付きのまま甘辛く煮付けて、美味しくいただきました。

試し掘りしたジャガイモを煮付けました

土屋文明記念文学館「襄と八重の上州」展

5月22日(水)晴れ

 今日は週末出勤の振替休で、のんびり過ごさせていただきました。
 昨晩は職場の関係の懇親会があり、帰宅が遅くなったためか少し体が重い感じもあり、午前中は読書などで過ごしました。午後は畑に出て成長を始めた夏野菜の手入れや畝間の除草、収穫などをしました。ゴールデンウイークに定植した連中は概ね順調で、キュウリなどは10節を超えましたので、雌花を残し始めました。ニガウリも摘心の後で側枝がしっかりと伸びてきましたので、もう安心といった状況になりました。しかし、ゴロツキのアブラムシがすぐに取り付いてきますので、株回りにオルトラン粒剤を仕込んでおきました。
 収獲はキャベツ、レタス、ニラ、長ネギなどが順調ですが、サヤエンドウは乾燥のためでしょうか茎葉が黄色くなってきて莢も小さいうちから種が大きくなってしまい、そろそろお終いかもしれません。

5月25日(土)くもり、晴れ

 朝から雲が多く、涼しい風も吹きましたので最高気温は24度と気持ちのよい日になりました。
 懸案のキュウリパイプ組み立てとネット張りを行いました。ここでは、キュウリ、ニガウリ、インゲン、ササゲを栽培しますが、今年は「坊ちゃんかぼちゃ」の苗を2株いただいていますので、これも空中で栽培してみたいと思っています。
 午後は中3息子の珍しいリクエストで、高崎市のフェドラに久しぶりで出かけました。1万枚以上貯留してあるメダルの有効期限が2ヶ月ですから、ちょうどよいタイミングでした。グランドクロスが混んでいまして、やっと空いた台は条件が悪かったのですが、3,600枚のジャックポットが当たってメダルが増えました。帰りは飯塚町の景勝軒で「ふじ麺」をいただきました。この系統のラーメンも久しぶりですが、店によって少し味が違うようですね。以前によく行った沖町の「大黒屋」に比べてスープがねっとりしてますが、甘味が感じられて面白く感じました。

5月26日(日)晴れ

 今日は気温が上がって、やや蒸し暑くなりました。
 富岡市内では「もみじ平フェスティバル(商工会議所青年部)」と「わくわくフェスティバル(連合富岡)」が同時に開催されましたが、私は混雑したところが嫌いなので、高崎市倉渕町(倉渕村の方が通りがいい)でこの時期恒例の「小栗
まつり」に出かけました。今年は幕末の英雄・小栗上野介忠順(ただまさ)が新政府軍に斬殺されてから145年という区切りの年だったんですね。倉渕村では若い頃に「烏川渓谷ロードレース(15km)に参加したり、家族で相間川や亀沢温泉などに入りに行ったりしたものです。山の中にある村ですが、南牧や上野などと違って田んぼが広がるのんびりとした感じのところで、結構気に入ってます。
 出かけた目的は、横須賀開国史研究会の山本詔一会長の講演で「近代日本は横須賀造船所から」の聴講でした。指導者のフランソワ・レオンス・ヴェルニーを中心として、国内外の情勢や記録の重要性、文化の融合などを面白く語っていただき、理解を深めることができました。
 菩提寺の東善寺では、地元の芸能や味覚を楽しませていただきました。また、体育館で聴いた倉渕中学校音楽部の演奏は、技術的なことはともかく一生懸命さが伝わってきて感動いたしました。指揮者の熊井和子先生って、富岡市の西中や富中で吹奏楽の指導をしていた有名な先生だったような・・(とにかく熱意がすごい感じ)
 帰宅後は、涼しくなってから畑に出動しました。根深ネギ(石倉)の植え替えで、約250本を植えることができました。植え溝にはアブラムシ対策の「オンコル粒剤」、植え付け後には除草剤の「トレファノサイド粒剤」を散布しておきました。また、ササゲを播種しました。真夏に細長い莢を収獲して、さっぱりとした味わいが楽しみです。

倉渕村東善寺にある小栗上野介忠順の像

根深ねぎ(石倉)を植え替えました

5月29日(水)晴れ

 昨日には待望の雨が降りました。畑の野菜たちは水を得て生き生きとした感じに見えました。
 夏野菜のナス、キュウリなどが、実を大きくしてきました。これまで乾燥が続きましたので生育が心配でしたが、例年になく順調な様子です。しばらくは一日数本程度の収獲が続きますが、来月半ば過ぎ頃からはしっかりと収獲できると思います。

ナス(千両二号)の一番果

肥大してきたキュウリ(南極1号)