1月1日(日)晴れ

 静かな新春を迎えました。例年どおり朝5時に起床して、お雑煮を作ることから一年が始まりました。
 家族でお雑煮とおせち料理をいただいてから貫前神社に初詣、お寺にお年賀、地区の新年会と新年の行事を済ませましたが、新年会で飲みすぎたようで夕方には寝込んでしまい、一日があっという間に終わってしまいました。

初詣に出かけた貫前神社の総門です

神社の鳥居から故郷を望む

1月2日(月)晴れ

 今日も日なたでは暖かく感じられる日でしたが、お昼頃から強風が吹き出して山の方では雪が飛んできている様子が見られました。
 とくに用事もありませんでしたが、妻の妹家族が実家に帰省していて時間があるので、前橋市のコストコとけやきウォークに出かけてきました。どちらも思ったほどには混雑していませんでしたが、ピザや寿司などの売り場はお勝手仕事をしたくないという心理なのでしょうか、ものすごく込んでいたとのことです。(私は人込みが嫌いなので車内で箱根駅伝を観戦していました)
 箱根駅伝は予想どおり東洋大学が往路優勝しましたが、山登りの柏原選手の圧倒的な走りもあって凄い新記録になりました。群馬県期待の上武大学は16位でトップから15分近く離されてしまいましたが、予選トップ通過の割には順位は伸びませんでした。それにしても20km以上の距離をキロ3分を割るタイムで走るのは素人からは想像もできないことで、当地周辺のマラソン大会では10kmを31分で優勝できますからレベルの違いに驚かされます。(箱根駅伝の選手は28分台はざらで、27分台の選手もいます)

1月3日(火)晴れ

 今日も強風が吹きましたが、日差しは暖かく散歩では少し汗をかきました。
 子どもたちが雑煮に飽きてしまいましたので、今朝から普通のご飯に戻りました。私自身も納豆や葉物野菜のお浸しを食べた方がほっとしますので、ありがたく感じました。8時からは箱根駅伝の中継が始まりましたが、山下りの区間で東洋大学が独走態勢を固めてしまいましたので興味も薄くなり、チビ助と敷地内の竹藪から竹を切り出して遊んだりしました。小4ともなりますと結構ノコギリ(竹切用です)を使うのも上手いもので、切り出した竹を適当な長さや形にして面白そうにしていました。
 昼食にはラーメンが食べたいということで、携帯クーポンの使える高崎市沖町の大黒屋に出かけてきました。1人200円引きのクーポンですので4人で2000円(700円が定価のふじ麺、づけ麺、ラーメン×2)ですが、全員満腹になりました。私は「なんなん」で味噌かサッパリした塩辺りが良かったのですが、子ども達のリクエストを覆すことは難しい。
 帰宅後はチビ助と1時間ほど地元を散歩して、その後は読書などでのんびりと過ごしました。これで年末年始の休暇も終わり明日から仕事ですが、今年は久しぶりに余裕で過ごしましたので明日はネクタイを締め忘れて出かけそうです。(笑)

1月8日(日)晴れ

 真冬の寒さも少し緩んだようですが、強風がないだけで肌を刺すような冷たさはこの時期ならではです。
 朝から小4息子を連れ出して東京へ出かけました。まずは池袋から東上線で下赤塚で下車して板橋区立美術館へ。明日9日までの会期で「池袋モンパルナス展」が開催されていまして、私の職場に収蔵されている古沢岩美の絵が出品されていますので、ぜひ見ておきたかったものです。駅から歩いて行ったのですが、結構遠いので参ったなと思ったら、入口に「不便でゴメン」って幟が立っているのには笑ってしまいました。展示された絵も興味をそそられましたが、ユニークなメロディーの歌が流れる中で詩、日記やはがきなどの展示も当時の様子が実感でき、流石だなと思いました。
 続いて赤坂(駅は六本木ですが)の東京ミッドタウンにあるサントリー美術館で「殿様も犬も旅した広重 東海道五拾三次 −保永堂版・隷書版を中心に−」を観覧しましたが、展示は面白いのですがものすごい人の入りで混雑し、全作品をまともに見ていたら2時間では済まないといったようでしたので、人が途切れている展示を飛び飛びに拝んできました。
 その後、千葉県に足を伸ばして外房線の土気にあるホキ美術館へ。日本初の写実絵画専門美術館ということで評判をよんでいますので、一度は訪問してみたいと思っていました。駅から遠いのでタクシーで行きました(初乗りの660円)が、住宅団地の中にあるコンクリートの要塞といった見かけでした。展示は云われているとおり写真を見ているような写実画ばかりで、最初のうちはよく描けているなと感心していましたが、ギャラリー1だけで見飽きた気持ちになってきました。とくに女性を描いたものは、モデルの良否(というか私の好みなのでしょうが・・)が大きな要素になっているようですが、どうなのでしょうか。帰りは駅まで30分ほどかけて歩きましたが、新しい住宅や店舗ばかりで面白い景色もなく疲れが倍増しました。
 それでもたくさん電車に乗ったり(これが親子の楽しみ)、毛色の違う経験もできましたので、貴重な一日でした。

板橋区立美術館の玄関です

ホキ美術館のプロムナードで

1月10日(火)晴れ

 3連休に2日出勤しましたので、今日は代休です。朝の寒いうちに床屋さんに行ってサッパリした後、畑に出動して今年初めての収穫をしました。
 畑の野菜たちは乾燥のためでしょうか緑色が薄くなってきて、元気がありません。そこでホウレンソウやコマツナには薄い硫安水をしっかりと灌水し、今後の復活に期待しました。白菜、キャベツは元気こそないものの、しっかりと結球していますので大丈夫です。また、ダイコン、ニンジンの根のものも葉こそ萎れ気味ですが、食用部分は問題ありません。意外なことに葉レタス(マザーレッド)も収穫でき、夕食に新鮮なサラダでいただきました。
 収穫後は樹木の剪定で、こちらは脚立を使っての作業や落とした枝を片付けやすいように短く切り揃えたりしますので、結構時間がかかりました。まだ、完了していませんので、しばらくは剪定挟が離せません。ヤニ取りスプレーも大活躍です。

1月11日(水)晴れ、くもり

 午前中はよく晴れたのですが、午後は大きな雲が次々と風に流されてきて太陽が隠れ、寒さに震える日となりました。
 昨日に続いて代休日で、午前中は高崎市内でデリシャスな遊び?と思ったのですが、購入するか迷っているハードディスクの下調べに時間をくってしまって、すき家の「ネギ玉牛丼(380円)」で済ませることになってしまいました。
 帰宅後は、昨日の続きで樹木の剪定でしたが、午後3時頃には風も強くなって寒さも厳しくなりましたので、早々に退散しました。その後、図書館に本を返却し、新たに本を借りて早速読書を楽しんでいます。

11月14日(土)晴れ

 今日は気温が10度まで上がり、風もほとんど吹きませんでしたので、穏かな陽気でした。
 午前中は小4チビ助と甘楽町の楽山園周辺を散策しました。楽山園は大名の織田家(信長の二男・信雄の家系。小幡藩2万石、ちなみに我が家の地域は旧小幡藩領だそうです。)により造られた庭園で、甘楽町が復元整備しているところです。3月24日には正式にオープンするそうで、以後有料で観覧となるそうです。今日はまだ一部工事中でしたが、主な施設は無料で観覧できました。まあ、建物などはそれほど珍しいものはありませんが、池泉回遊の庭園は小規模ながらも美しく整備されていました。ただ池に藻が結構生えていて、雄川の水を引いているのでしょうが、これからの管理が大変だと思いました。
 隣接の長岡今朝吉記念ギャラリーも無料で観覧できましたが、洋画・日本画とも小さいサイズ(ほとんど6号以下)の絵画ばかりで、ちょっと物足りない感じでした。大きい絵もあるでしょうから、次回に期待します。
 午後は梅やアンズ、柿などの剪定で、またまた疲労が増しました。でも事務仕事の疲労と違って、しっかり汗をかいてから自宅でゆったりすると元気も回復します。畑の野菜たちは相変わらず元気がありませんが、肝心のキャベツ、ネギなどはしっかり確保できていますので安心です。

甘楽町の長岡今朝吉記念ギャラリー

3月に完成予定の楽山園

1月16日(月)くもり

 一日中薄雲が空を覆って日が出ませんでしたので、最高気温6度と寒い日でした。寒気が全国レベルでやってきているようで、北海道や日本海側の地域では大雪で建物が崩壊したり雪下ろしの高齢者が転落して死亡したりのニュースが報道されています。今冬は暖冬という予想が出されていましたが、とんだお見込み違いだったようです。地球温暖化という話は一体何なんだ!まあ、どう考えても寒いより暖かいほうがいいですからね。ここら辺よりも相当暑い熱帯地方でも人々は余裕で住んでいるのですから・・
 スーパーで野菜の値段をみてもキャベツが200円、白菜半分150円、ダイコン200円など結構高い値段が付いていていますが、この寒さが続けばしばらくは高値が続きそうです。妻の実家はニラをハウス+トンネルで栽培して出荷していますが、高値で大儲けだと思いましたら、量が出ないので余り利益は出ないようです。
 自分自身は高崎市内の電機量販店で外付けハードディスクを購入後、自宅で樹木の片づけを行いました。しかし、あまりの寒さに3時前には退散して読書で寛ぎました。寝転んで本を読んでいたら、腰が痛くはないのですが重くなってしまいました。

1月19日(木)くもり

 天気は下り坂になってきたようで、今日は全天が曇ってお日様を見られませんでした。気象情報では今晩から明日にかけて北関東は雪になるということで、積もったりすると交通に影響がでそうで心配です。先ほど午後6時過ぎには雨がポツリと落ちてきましたが、小4息子は「早く雪にならないかな」と期待しています。

1月20日(金)雪、みぞれ

 予報どおり雪で一日が明けました。それほど積もった訳ではありませんが重い雪で、竹薮の真竹がしなって道を塞いでしまいましたので、早朝から竹を5本切りました。また、坂は少しの雪でも危険ですので除雪し、温かい井戸水を流してきれいにしました。職場でも通路や駐車場の雪かきで、寒い中でも汗を流しました。午後からはみぞれに変わって、ホッとしたところです。

庭が雪景色に、竹がしなっています

 

1月22日(日)くもり

  雪、みぞれはやみましたが薄曇で、すっきりと晴れてはくれませんでした。当然畑では作業になりませんので、キャベツ、ダイコンなどの収穫だけしておきました。ブロッコリーも収穫はできるのですが量は少なく、最終便のエンデバーが花蕾ができたばかりで大きくなっていませんので、しばらくは我慢の時期が続きそうです。それでもナバナの冬華がトウを伸ばしていますので、青物を確保できています。
 今日も小4息子と美術館巡りで高崎市にある群馬県立土屋文明記念文学館、渋川市の渋川市美術館・桑原巨守彫刻美術館そして群馬県立近代美術館と回りました。
 土屋文明記念文学館では「加藤楸邨(しゅうそん)と寒雷-平井コレクションとともに-」は、俳誌「寒雷」で俳壇を牽引した加藤楸邨と弟子関係でフランス文学者の平井照敏の交わりと、他の流派や詩人たちとの交流を紹介しています。なかなか興味のある資料が多いのですが、何せ文学ものですからリアルな感動といったものではありません。当然小学生は飽き飽きで、早めに出て庭で遊んでいました。同時に開催されている「夢みる女性誌−明治から昭和30年代までの女性誌の変遷、女性の生き方−」は、女性雑誌の変遷を昭和30年代頃まで追ったもので、21年度に開催したものを移動展として実施するプレ展示だそうです。表紙の絵が鮮やかなものが多いので、面白く見られます。
 続いて渋川市美術館・桑原巨守彫刻美術館に初めて行きましたが、ここは銀行の支店だった建物を使って美術館とし、沼田市出身で具象彫刻の大家である桑原巨守(ひろもり)の彫刻を常設展示しています。しかし、なんといっても殺風景な建物で展示も1階の狭いスペースのみで彫刻オンリーでは、私も子どももちょっと期待はずれといった感じでした。3階の企画展示室では市内小中学生の作品展を開催していましたが、作品は力作揃いでしたが展示は公民館の発表会のようでした。
 最後は、近代美術館で「陶酔のパリ・モンマルトル1880-1910」でしたが、こちらはさすがに県立館の展示といったところで、展示室内でのピアノ生演奏も展示とマッチして素晴らしい雰囲気を出していました。コレクション展には地元の福沢一郎の傑作が9点も出ていてその存在を主張していたほか、若手の作品も迫力があって楽しく見られました。

土屋文明の看板です

陶酔のパリ・モンマルトル(フランス国旗)

1月23日(月)くもり、晴れ

 週休日です。しかし明るい晴れになりませんので、今日も畑という感じにはなりませんでした。
 まずは買い物で、南蛇井の家庭菜園実践家がジャガイモの種を購入したとホームページで公開していましたので、そろそろかということで私もファームドゥで購入してきました。取り合えずLサイズのあった男爵5kg、メークイン5kgを確保しましたが、キタアカリはLがありませんでしたので今回は購入を見送りました。
 午後は竹の処理で、竹薮の中で混んでいるところで竹を15本ほど切りました。切った竹は畑での支柱などで使えますので、枝葉を落として並べておきました。この作業は結構大変でして、寒い中でも大汗をかきました。

1月24日(火)晴れ

 東京や南関東では未明に雪が積もって今朝は交通が麻痺したり、転んでケガをする人が結構出たようです。当地では降雪はなく、気温は低かったのですが余り寒くは感じませんでした。
 夜になってからは米軍機が夜間訓練を行っているのでしょうか飛行機の騒音が聴こえました。屋外では少し大きめでゴーーと感じる音でしたが、家に入ると窓を閉めていますので注意しないと感じないほどでした。思い出すのが弟の住んでいた神奈川県大和市での体験で、ちょうど米空母が近くに来ていたらしく艦載機のF14戦闘機(トムキャットです)が次々と飛来して、猛烈な騒音と振動、しかもテレビの画面がガーっと乱れたのには驚きました。厚木基地騒音を体験したのですが、それに比べれば基地のない群馬県は幸せなものです。
 それでも県庁には「飛行機の騒音がうるさいのでどうにかしろ!」と苦情の電話などが多く寄せられているそうですが、敵国から故郷を守っている軍の訓練に文句を言っていいものなのでしょうか。彼らがいなくなれば敵国軍人に銃で殴られたり軍靴で踏みつけられたりして泣くことになると思いますが。今の技術で原子力発電に代わって太陽光や風力で電気が賄えないのと同じで、理想と思っただけではどうにもなりませんが。

1月28日(土)晴れ

 今週は職場関係の新年会が2回ありましたので、少し体と財布が疲れています。寒さも相変わらずで、空っ風ならぬ「はあて(風で飛ばされた雪のことを当地ではこう言います)」が舞って体の芯まで冷えそうです。また、今朝は連続で地震もあり、富岡市七日市では震度2と気象庁のホームページにはありましたが、室内で静かにしていた時でしたので結構な揺れに感じました。昨年の震災以来、誰もが地震には敏感になっていますので、我が家でも少しの揺れで「ボイラーの火を消せ!」「ラジオをつけろ」などと防災意識は十分にあるようです。
 午前中は小4と高崎市タワー美術館で日本画展の「めでたきもの−秋、冬の風情と吉祥図を楽しむ」を観覧してきました。富士山や蓬莱島、茄子などお目出たいものや景色などの作品で見応えがありました。なお、2月5日からは「平山郁夫展」だそうです。
 その後問屋町で用があったため、昼食は「ゆで太郎」の天ぷらそば(息子はかけそば)。ここは立ち喰いの兄貴分のような店ですが、細切りの麺が結構気に入っていて、忙しいときなどに立ち寄ってます。値段が安い割にはいける!と思いますが。本格的な蕎麦でしたら寿司と兼用の店になりますが、私の地元富岡市一ノ宮の国道254号線沿いにある「みのり」の蕎麦をお勧めします。

親の付き合いで美術館巡りです

美術館の看板ですが洒落てますね

1月29日(日)晴れ

 今日は日曜日ですが仕事でした。厳しい寒さで、行き会う人からは「まーず寒みーのー」という挨拶がでてきます。
 昼休みに5kmほど歩きましたが、最初は猛烈な風で厚着の下の体も寒さを感じました。しかし体はうまくできているもので、10分ほどするとポカポカになってきて、最後は汗ばむほどになりました。まだ腰の違和感がありますので中々ランニングに移行できませんが、歩きの中に小走りを入れることはできていますので、お彼岸頃にはスピードを上げられるか楽しみです。

1月30日(月)晴れ

 週休日ですので畑で稼ぎたいところですが、朝から強風で冷え込んでいましたので断念しました。高校受験の中学生がいますので、試験が終わるまでは風邪を引くわけにはいきません。
 そこで朝は読書、昼間は買い物で春蒔きの種を仕込んできました。2月になればトンネルを使ってコカブや春大根などを蒔けますので楽しみです。またレタスの極早生シスコを128穴トレイを4分割したものに播種して、暖かな室内に置きました。本葉4枚ほどまでトレイ、その後トンネルで育ててゴールデンウイーク頃に収穫します。
 それにしても厳寒で畑の野菜たちは元気をなくしていまして、特にブロッコリーは例年ですと晩生のエンデバーやビッグドームが収穫時期ですが、我が家ではエンデバーがピンポン玉からビー玉ほどです。昨秋に余ったハイツやグリービューティーの苗を早く収穫したコマツナの後などに植えておいたのがアントシアンで紫色になりながら直径5cmほどになっていまして、茹でれば緑になりますので重宝しています。今日スーパーマーケットでは、ブロッコリーが280円、キャベツ250円などと売値が暴騰していますから収穫できるだけありがたいものです。
 夕方には5kmほど歩いて、一日を終わりました。日没が遅くなりましたので、結構長い距離を歩けそうです。