9月1日(土)くもり

 秋雨前線が列島の南に下がったおかげで、どんより曇った涼しい日になりました。朝は22度、日中も24度で快適です。
 お昼を挟んで用事がありましたので、農作業は、朝と夕方に行いました。この時期は、秋冬野菜の播種、定植適期ですので、少しの暇も惜しんで畑に出動です。朝は収穫のほか、9時頃にはトラクターでロータリーをかけておきました。夕方は、ブロッコリー(グリーンビューティー:12月採り)の定植92株、ダイコン(YRてんぐ30株、耐病干し理想30株)の播種、根深ネギ(ホワイトスター:62本)の植え替えをしました。いずれもアブラムシ、アオムシ類の対策に、オルトラン粒剤(ネギはオンコル)を使用しました。その他、コカブ、コマツナ、水菜の軟弱野菜を少し蒔いておきました。もっと稼ぎたかったのですが、日没のため白菜の播種は明日に持ち越しました。

9月2日(日)くもり

 今日も昨日に続いて一日中曇りで、最高気温も24度ほどでした。
 朝は少し寝坊してしまい、畑には朝食後の7時半過ぎから出かけました。軽トラックのラジオを付けっぱなしにして、大阪世界陸上の女子マラソン中継を聴きながらの作業でした。土佐選手が第3位に入って、取り合えずメダルを取れましたので、ホッとしました。
 作業は白菜(耐病豊秋50、黄ごころ90)の播種をしました。毎年白菜を早生、晩生各100株ほど作るのですが、我が家は白菜の消費量が少なくて春先に花茎を出させていますので、今年は各50株にしました。次にカリフラワー(スノークラウン)を20株、キャベツ(彩里)を22株定植しました。私は、カリフラワーが大好きなのですが、私以外の家族は花野菜はブロッコリーしか食べませんので、花蕾の結束も面倒なので、少しだけ作ることにしています。続いて大蔵ダイコン、大カブ(京千枚)を播種しました。
 お昼頃からは家族と出かけて、仕事で着るスーツを2着オーダーしたり、サッカー観戦、ショッピングセンターなどで寛ぎました。サッカーは天皇杯県予選の決勝戦でしたが、JFLのアルテ高崎が図南に1−3で負けました。

9月5日(水)くもり、雨

 台風9号が小笠原諸島付近にあって、北上を始めたようです。予想進路ですと数日中に関東地方を直撃の恐れがあるということで、朝のうちにヨシズや風に飛ばされそうなものをバラックに入れました。
 畑では、先週末に播種したダイコンなどが、きれいに生え揃いました。これから悪虫との厳しい戦いとなりますが、秋冬の美味しい収穫のためにも頑張ります。問題は台風による強風と強雨で、畝が崩されたり、葉が傷ついたりすると大変です。しかし、天気だけはどうにもなりませんから、進路が逸れることを願うだけです。
 夜になって強風、大雨になってきました。雷もなっていますが、消防車がサイレンを鳴らして走っていますので、どこかで土砂崩れや溢水があったのかもしれません。

9月9日(日)晴れ、くもり

 台風9号は、当地に大きな被害をもたらしました。5日から7日未明までの大雨と猛烈な風で、市内各地で土砂崩れ、河川の氾濫、農作物の被害など私が知る限り最大級の被害だと思います。仕事の方でも6日夜は徹夜となり、今日になってやっと体調が戻ってきました。家本体とバラックなどの付属家では被害はありませんでしたが、スモモの木が倒れ、竹も何本も倒れました。私は家に居られませんでしたので、妻や近所の人が片付けてくれたそうで、ご苦労をかけました。
 我が家の畑も大被害で、ニガウリ、キュウリのパイプ棚が倒壊、白菜、ダイコンの畝が流失しました。本体が大きく育っているブロッコリー、キャベツは持ちこたえていますが、葉が切れたり泥をかぶったりしているものが多くありますので、病気が出てくると思います。何れにしても白菜とダイコンは蒔き直ししなければならないので、白菜は128トレイに播種、ダイコンは今後ロータリーをかけ直してから、マルチで栽培することになりそうです。
 夏野菜は、オクラ、モロヘイヤ、ナスが健在ですが、他のものは壊滅状態ですので、しばらくは辛抱の時期になりそうです。

流失した白菜とダイコンの畝 キャベツ、ブロッコリーは、何とか持っています

9月10日(月)くもり、小雨

 蒸し暑い一日でした。昼間は小雨が降ったりやんだりで、夜になっても涼しく感じられません。寝室では、子どもが寝苦しいので、今頃でもエアコンを使っています。
 畑はひどい状態ですが、少しずつでもケアしていきたいと頑張っています。ロータリーをかけられれば効率が上がるのですが、機械を使えないと生き残っているところの畝を直したり、枝を誘引してやる程度しかできません。今度の週末は、タマネギの播種やダイコン、白菜などの作業が予定されています。畑の土が乾いてほしいのですが、思うようにはなってくれませんね。

9月15日(土)くもり、晴れ

 お昼前頃から日が出ましたが、蒸し暑い一日でした。
 久しぶりにまとまった時間の農作業が取れたはずでしたが、トラクターでロータリー耕運をかけたところ、一部ではまだ土の水分が多い状態でした。耕運できたところは畝を作り、黒マルチをかけておきました。まずはダイコンの播種で、青首源助(三浦系)を30株と耐病総太りを50株蒔きました。台風に打たれたものは、銀マルチの20株を除いて、全てロータリーで鋤き込んでしまいました。したがって今シーズンは理想ダイコンは収穫なしです。タクアンが食べられませーん。
 他には、ブロッコリー(エンデバー)の定植、からし菜、アブラナ(冬華)、コマツナの播種を行いました。タマネギの播種もしたかったのですが、用地を確保できませんでしたので、明日にいたします。

9月16日(日)晴れ

 朝のうちは雲がありましたが、すぐに晴れて最高気温は33度と夏に戻ったようでした。朝鮮半島の釜山付近に台風11号が北進中ということですので、湿った南風が吹き込んでいるようです。
 タマネギの播種をしました。品種は「チャージ2」「ソニック」「アトン」で、主力の「ネオアース」は時間切れでできませんでした。というのも午前9時前に市民体育大会の100m補欠選手になっていましたので陸上競技場へ(結局出場せず)、その後、末っ子の敬老会遊戯見学、家族でのリンゴ・プルーン狩りと日中は動き回ったためでした。
 播種の他には、セルトレイで育苗していた白菜(耐病豊秋50)を20株ですが、黒マルチの畝に定植しました。

プルーン狩りを楽しんでます

9月17日(月)晴れ

 晴れて猛暑、何と最高気温は35度になり、屋外では暑さに耐えられない状態でした。
 三連休の最終日なので、今日は農作業に徹したかったのですが、余り進みませんでした。朝は9時から、先の台風で土砂が流出した小学校通学路の整備作業に参加しました。日数が経過していますので泥が固まり、鍬やツルハシで砕いてから除去しました。終了後は、畑に出てタマネギ(ネオアース)の播種をしました。土も乾いてきましたので、トンボの条に播種して覆土した後に、よく足で踏んでおきました。さらに黒のビニールで織った布を乾燥と雨叩き防止のために掛けておきました。なお、デナポン(コオロギの殺虫剤)を買い忘れてしまったため撒けませんでしたので、今後発芽までに処理したいと思います。これがないと、せっかく発芽したものを、コオロギに齧られてしまいますので。
 昼食後は暑さが酷くて、農作業は断念しました。台風の後は猛暑で、いつになっても作業が進みません。まだ、ニンニク、アサツキ、ワケギ、ラッキョウなどが控えたままです。土曜日に蒔いたコマツナが、一斉に発芽しました。お彼岸頃は、野菜が切れやすいのですが、月初めに蒔いたコマツナ、コカブが台風を乗り越えて健在ですので、多少助かりそうです。

9月18日(火)晴れ、くもり

 朝から蒸し暑い日でしたが、夕方になって急に涼しくなりました。今晩はスッキリ眠れそうです。
 畑ではニガウリ、ナス、モロヘイヤ、オクラ、長ネギをそれぞれ自家用程度に収穫しました。サツマイモは、ベニアズマの収穫時期ですが、雨が多かったためか例年よりも低収です。朝の作業では、ラッキョウを80箇所(160球)植えました。約10cmの深さの溝に、15cm間隔で2球ずつです。いつもどおり無肥料、無農薬ですが、来年の初夏にはたくさんの収穫を期待しています。

収量は不満ですが、甘味は十分なサツマイモ 地元のうまいもん=富光堂の食パン

9月20日(木)晴れ

 昨日は寒気が入って涼しかったのですが、今日は朝から良く晴れて、暑くなりそうです。
 畑の野菜たちも、台風の被害から立ち直りはじめてきました。キャベツ、ブロッコリーなどは収穫に向けて結球、花蕾などがしっかりとしてきました。アオムシも出始めましたので、朝一番にアファーム乳剤を散布しておきました。
 オクラはイボ果が多くなりましたので、頂上の部分を切り取って、下部から出て大きくなっている側枝を大きくしています。ニラも花茎と古い葉を刈り取った株から新しい葉が出てきましたので、収穫してきました。実りの秋が近づいてきました。

大きくなってきたキャベツ ブロッコリーに花蕾ができました

9月22日(土)晴れ

 朝は涼しかったのですが、日中は33度まで気温が上がり、猛暑となりました。明日からは天気が下り坂になるようですので、猛暑の心配は要らないようです。
 ニンニク、ワケギ、アサツキのユリ科種物を植えつけました。ニンニクは、八万八で買った「青森産ホワイト」を2kg、ワケギ、アサツキは自家採種のものを使いました。これらは、植えつけるとすぐに芽が出ますが、収穫は来春ですので、息の長い連中です。もっとも肥料も農薬もほとんど要らないですから、草取りの手間賃といったところでしょうか。
 タマネギが発芽を始めました。まだ、全品種が出ていませんでしたので、覆いは残しておきました。そして、草刈りをしていると暑くなってきましたので帰宅、午後は妻が東京に遊びに行ってしまいましたので、子どもの英語教室送迎や健康センターでのバーデ、入浴などの遊びで一日が終わってしまいました。
 サトイモの土垂、中野谷いもを掘ってみました。結果は、十分な数と大きさになっていました。今夏の猛暑と乾燥で相当まいったように思われましたが、単3電池級の芋が結構ついていました。この品種ですと、10月に最高のできになると1株からバケツ1杯の芋が取れますが、時期的なものもあるでしょうか。これからが楽しみです。

9月23日(日)秋分の日 小雨、くもり

 真夜中に強い雨が降って、目が覚めるほどでした。朝は雨が降っていませんでしたので畑に行ったのですが、6時過ぎから小雨となり、作業はほとんどできませんでした。日中も降り続き、夕方になってから曇りとなりました。
 雨では農作業ができませんので、お墓参りの他、オーダーしてあったスーツを受け取りついでに買い物を済ませてきました。午後3時過ぎには雨が上がりましたので、白菜を30本(郷秋60、郷秋90を各15本)セルトレイから黒マルチの畝に定植しました。もっと植えたかったのですが、余りにも作業環境が悪いので、早々に切り上げました。
 サツマイモ(ベニアズマ)を掘りましたが、さすがにこの時期ですと商品サイズで立派なものばかりです。タマネギは、全品種がバッチリ発芽しました。これを大事に育てるのですが、先は長いですね。

9月24日(月)振替休日 くもり、晴れ

 午前中は湿気っぽい天気でしたが、午後3時頃から晴れ間が広がりました。気温は22度ほどで、快適な日でした。
 しかし、畑は昨日までの雨の影響で土が乾かず、今日も作業は進みませんでした。まず、タマネギの覆いは、必要がなくなったようなので全て取り除きました。まだヘアピン状態ですが、先端が立ってきたものも出てきました。雑草も一緒に生えてきていますので、今後はこれらの退治が一仕事です。
 続いてレタスの定植です。リーフレタスのマザーグリーンを10株、結球の極早生シスコを30株定植しました。これらは、後から播種したものも続いていますので、今後続々と定植になりそうです。次にジャガイモのアンデス赤を10個植えつけました。イモは箱で芽出しをしておいたもので、春に植え付ける種を取るための栽培です。さらに、中葉春菊を播種しておきました。

白菜は幅広の葉が出てきました 発芽したタマネギです

9月28日(金)晴れ

 快晴で、涼しい爽やかな朝でした。畑の土もようやく落ち着いてきましたので、作業が進むようになってきました。
 ブロッコリー(シャスター)を初収穫しました。台風直後に花蕾が付いたものは、やはり形が悪かったり、大粒ができたりしていて残念なのですが、最近の花蕾は美しい姿をしています。早速朝食でと思いましたが、明日の小学校運動会のお弁当になるようです。ブロッコリーにヨトウムシが発生しましたが、葉を切り取って足で踏みつけ、大事には至りませんでした。朝の光の中で、白く見える葉があるので疑って確認したところ、ヨトウムシの集団が悪さをしている葉を2枚見つけました。まだ、散開する前だったので助かりましたが、県からハスモンヨトウ注意報も出ているようですので、気を許せません。
 収穫は、ナス、オクラ、インゲン、ニガウリ、ブロッコリーでした。モロヘイヤは花蕾ができてきましたので、今シーズンの収穫を終わりにします。

9月30日(日)雨

 一日中雨が降り続きました。気温も低く、最高気温が17度。車のオートエアコンは、暖房になりました。雨が小降りの時間もありましたので収穫には行けましたが、作業はできませんでした。
 今週末は秋冬野菜の作業においては、最後のチャンスだったのですが、昨日は親戚のご祝儀、今日は雨ということで不発に終わりました。懸案はポットのキャベツとホウレンソウの播種ですが、土の乾くのを待って行うしかありません。
 セルトレイに春キャベツ(春ひかり七号、富士早生)を播種しました。これからトレイ、ポットで育苗し、11月上旬頃に定植してやる予定です。春キャベツは時期さえ間違えなければ、虫の心配もほとんどないのでうまくできます。アサツキ、ワケギ、ラッキョウは発芽して、早くも5cmほどになっています。
 収穫はいつもどおりですが、なぜかキュウリが成り戻って新鮮なものが1本収穫できました。コマツナも間引きながら食べられ、ニラも新葉をスープなどで美味しくいただいています。ニラと卵のスープは、子どもたちの大好物です。