9月4日(日)くもり

 非常に強くて大型の台風14号が南大東島付近を西北に進んでいて、奄美大島→九州へと向かっているようです。この影響で当地でも前線が活発になって小雨が降ったりしています。蒸し暑い状態は相変わらずですが、昨日は涼しい榛名湖畔で過ごしてきましたので戻ってからの暑さが堪えます。なお、昼間は沼田市にリンゴ狩りに行って来ました。
 畑ではキャベツ(将軍)が急成長を始めました。結球が子どもの握りこぶしほどになりましたので、収穫が見えてきた感じです。アオムシが多くなってきましたのでアファーム乳剤を散布しましたが、これが第1陣の最後の消毒になると思います。定植もキャベツ(金宝)、ブロッコリー(グリーンビューティー)、レタス(極早生シスコ)と行い、播種ではダイコン(YRくらま、耐病干し理想)、ハクサイ(耐病豊秋60、黄ごころ90)を行いました。ハクサイはこれまでトレイに播種して移植をしてきましたが、今年は極早生のみトレイで、他は直播きにしました。
 レタスは初めての試みですが、地温抑制とアブラムシ対策でシルバーマルチを使ってみました。ダイコンはこれで一段落し、今月中に主力の耐病総太りを播種する予定です。定植ものは、キャベツ(彩ひかり)、ブロッコリー(ビッグドーム)を残すのみとなってきました。

いよいよ結球が大きくなり始めたキャベツ(将軍) 元気なのですがスリップスの害が気になる石倉ネギ

9月6日(火)雨

 台風14号は、強力なパワーを保ちながら北上を続けていて、間もなく九州は鹿児島県に上陸するようです。こちらでも昨日は一時滝のような雨が降りましたが、夕方からは小降りになっています。今朝は一時的に止みましたので、朝の収穫は無事にできました。
 畑ではダイコン、ハクサイなどが発芽を始めていますが、台風の被害が出ないように祈るのみです。

オクラの悪果(イボ&曲がり) 良質果が穫れるひこ生えのオクラ

 夜7時過ぎです。夕方から山際を千切れた雲が飛ぶように動いていますが、少し東風が吹く程度で問題はない状態です。台風は九州の西を北上して福岡市の辺りにあり、今後は日本海を進むようです。九州の鹿児島県、宮崎県では大災害のようですが、こちらは無事に過ぎてほしいものです。

9月8日(木)晴れ

 台風が過ぎて今朝は快晴です。朝から気温が24度あり日中は34度になるとの予報です。当地では台風の被害はありませんでしたが、畑はまだ水気が多いので本格的な作業は週末になりそうです。
 ダイコン、ハクサイなどは風雨に耐えて大きくなってきました。ダイコンは本葉が5,6枚になりましたので最後の間引きをして1本立ちにしました。今月末には細いながらも収穫ができるでしょうか。ハクサイはトレイから移植した早生の耐病豊秋50がしっかり活着して、次第に丸く大きめの葉を展開してきました。耐病豊秋60と黄ごころ90もバッチリ生え揃いましたので、今後が楽しみです。

先発のダイコン(YRてんぐ) 早生のハクサイ(耐病豊秋50)

9月10日(土)晴れ、くもり

 晴れて最高気温は31度ほどになりましたが、風が吹くと涼しさを感じさせます。
 午前中は仕事で、お昼過ぎから少し畑に出ました。2時から家族で出かける予定がありましたので、短時間のうちにキャベツなどの畝間を草削りしました。雑草は次々と生えてきますが、小さいうちならば片手で持てる草掻きで簡単に退治できますので、今日のような晴れて土の表面が少し乾いた日には作業が捗ります。キャベツには4日に散布したアファーム乳剤の効果で黒くミイラ化したようなアオムシが乗っかっていたりしますが、早くもタマナギンウワバ(尺取り虫みたいな奴)が活動していましたので捕殺しました。取りあえず秋冬野菜たちは順調に育っているようです。

9月13日(火)晴れ

 まだ日中は暑い日が続きますが、朝は22度ほどで畑でも自宅でも気持ちのよい状態です。11日の衆議院議員総選挙は小泉首相の自民党が記録的な大勝利を収めました。
 畑ではキャベツ、ブロッコリーがグングン育っているほか、ハクサイ、ダイコンも発芽、本葉と著しい成長ぶりです。10日後には彼岸の中日になりますから、野菜播種のピークです。秋ジャガを定植しました。8月末に箱で芽出しを開始して、青い芽が数本葉を付けてきたところで植えてやりました。無事に育つかわかりませんが、茎葉が霜枯れするころにイモができれば面白いですね。
 ニンジン(ドクターカロテン5)は7月2日に播種したのですが、何本か試し掘りしてみたところ商品サイズに近い大きさに育っていました。早速肉じゃがで煮て食べましたが、なかなかの味です。ただし、割れたものもあり、生育期が暑いためなのでしょうか。後発の夏蒔き鮮紅五寸、黒田五寸も楽しみです。

発芽したハクサイ(耐病豊秋60) 大きくガッチリしてきたブロッコリー(シャスター)

9月14日(水)くもり

 薄曇りの朝です。夏野菜のキュウリは収穫量が激減し、今朝は1本だけでした。まだ最終便の四葉が雌花を多数付けていますのでしばらくは収穫できるでしょうが、力弱いので余り期待はできないでしょう。ナスも果のツヤがなくなってきましたので、そろそろ固くなってくるようです。モロヘイヤは花蕾が多くなってきましたので、お彼岸過ぎには引き抜いてしまおうと思います。
 畑には何とか朝5時半に出動し、ダイコンの「YRくらま」「冬どり聖護院」を播種しました。YRくらまはすでに第1団が本葉2枚程度になっていますが、時期をずらしての収穫を狙ったものです。聖護院は丸ダイコンで肉が柔らかいので、冬の煮物、おでんには欠かせません。
 レタス(極早生シスコ)は、シルバーマルチのもとに活着したようです。24本のうち1本だけ枯れてしまいましたので、その部分にはダイコンを蒔いておきました。レタスは葉が細長いうちはなかなか成長しませんが、丸い大きな葉が出てきて結球を始めると時期には食べるのが忙しいようになります。

結球が直径12cmほどになったキャベツ(将軍) 活着した様子のレタス(極早生シスコ)

9月17日(土)晴れ

 はっきり涼しくなりました。日中の気温は28度ほどになったようですが、畑で作業をしていても体が楽になってきました。
 タマネギ(チャージ)を播種しました。チャージはタキイ種苗の極早生種で、私は初めて栽培する品種です。タキイの説明書では4月下旬のゴールデンウィーク頃から収穫できる350g程度の極早生種ということで、これが本当ならば早生種のソニックよりも10日ほど早くできることになります。わが家でのソニックは例年5月に入った頃からなので、それより早く大きいというのは魅力です。捕らぬタヌキの・・・にならなければの話ですが。

9月18日(日)晴れ

 夏が戻ったような暑さの日になりました。それでも空気が乾燥していますので、茹だるような暑さではありません。朝晩はもちろん過ごしやすくなっています。
 昨日に引き続きタマネギを播種しました。今日はソニックとターボを小袋1つです。早生のソニックはチャージを作るので今年はやめようかと思ったのですが、毎年確実にゴールデンウィーク後半頃収穫できますので、保険の意味で作ることにしました。中生のターボも久しぶりですが、以前に好成績を収めたことがありますので作ることにしました。播種したところはどれも足で踏んで、上を麻袋で覆っておきました。
 ホウレンソウ(スーパー日本)とカラシナも播種しました。石灰窒素を使った所ですので、ホウレンソウは好成績を期待しています。

9月19日(月)敬老の日 晴れ、くもり

 午前中はよく晴れて気温は30度を突破しましたが、お昼を境に雲が空を覆ってやや涼しくなりました。この後しばらくは前線が停滞するようなので、ややぐずついた日が続くようです。畑も乾いてきましたので、そろそろ散水がわりの雨水がほしいところです。
 キャベツ(将軍)を初収穫しました。7月30日に定植したものですから、約50日での収穫です。今年の夏は暑かったり雨が多かったりで病気が心配でしたが、無事に乗り切ってくれたようです。このシリーズは25本ほどで、次に8月7日定植の将軍、8月10日定植の秋徳とキャベツ軍団は続々と育ってきています。ブロッコリーも8月7日に定植した先発のシャスターが大きくなってきまして、後は涼しさを感じて花芽がつくのを待つだけといった感じです。
 タマネギは中晩生のネオアースとサラダタマネギ(赤:トーホク種苗)を播種しました。これで今シーズンの播種は終了し、今後は苗の手入れと定植になります。

今シーズン初収穫、瑞々しいキャベツ(将軍) 半分に切るとこのとおり新鮮そのものです
タマネギを播種して覆いがしてあります 本日の収穫、夏野菜は少なくなってきました

9月21日(水)くもり、小雨

 朝から曇り空でしたが、夕方から小雨になりました。昨日も小雨がありましたので、畑も結構湿ってくれると私は喜んでいます。
 ブロッコリー(シャスター)に花蕾ができました。やっと低温を感じてくれたのでしょうか、これからは日に日に大きくなってくるのが楽しみです。キャベツは1日1個のペースでしばらく収穫し、来週あたりからは本格的に行けそうです。わが家の子どもたちはキャベツとブロッコリーが大好物で、特にキャベツは焼きそばやお好み焼きに大量に入れてもガッチリ食べてくれますから結構なことです。ニンジンもDr.カロテン5が売り物サイズになりましたので、必要に応じて収穫しています。
 逆に夏野菜、モロヘイヤは完全に開花モードになってしまいました。葉だけ摘んで茹でればよいのでしょうが、実は牛も死ぬほどの猛毒ですから、花があると気持ちが悪いものです。今度の週末にでも処分してしまおうかと思っています。ニガウリも大きくなる前に色が悪くなったり、固くなったりするものが多くなり、いよいよお終いといった感じです。意外なことにはキュウリの南極1号に立派な果実が2本できました。しかし、ニガウリと同じ支柱群にありますので、こちらもそろそろ処分になります。

9月22日(木)小雨

 朝は霧雨でしたが、何とか畑の様子見と収穫に行ってきました。
 ホウレンソウ、カラシナなどが一斉に発芽しました。蒔き溝どおり一直線に生えた様子は感動ものですが、これから悪虫にやられないようケアしなければなりません。タマネギも覆いの下をのぞくと発芽を始めていました。

花蕾ができたブロッコリー(シャスター) 根部が太ってきたダイコン(YRてんぐ)

9月23日(金)秋分の日 くもり、晴れ

 晴れたり曇ったりでしたが、気温もそれなりで彼岸のお墓参りには最適な日でした。
 お昼頃にお墓参りに行った後は、お客さんも帰り一段落してから畑の作業をしました。播種したのは、ホウレンソウ(スーパー日本の第2団)、シュンギク(中葉新菊)、コマツナ(みすぎ)、ダイコン(耐病総太り、耐病理想)、カブ(金町)で、軟弱系の野菜はほとんど蒔き終わりました。
 タマネギは17日(土)に播種したチャージが、まだヘアピン状態ながらほとんど発芽しました。翌日に蒔いたソニックも発芽を始めていましたので、覆いを取りました。

発芽したタマネギ(チャージ)、ピンぼけ気味です ホウレンソウは適期なら簡単に発芽します

9月24日(土)小雨

 台風17号の影響で朝から小雨が降りました。小止みになった時間もありましたが、ほとんど一日中シトシトと降り続きました。
 畑の作業はキャベツ、ナスなどの収穫の他は、ハクサイ、大根の最終間引きにとどめました。ハクサイは郷秋60、黄ごころ90を直播きしてありましたが、本葉5、6枚で丸い葉になってきましたので、1本に間引きました。これからは、この大事な株を大きく育てるのみです。今のところ悪虫や病気の被害が全くありませんので、今年は順調だと思います。郷秋50は早くに定植したのですが、こちらは外葉が大きくなってきて、中心部がもうすぐ立ち上がってきそうです。
 ダイコンのYRてんぐは、太いものが単1、細いものが単3乾電池ほどの太さになりました。暑い時期に育ってきましたので黒芯やす入りの可能性も高いのですが、10月には収穫を始められそうです。

9月25日(日)小雨、くもり

 台風17号は関東地方には接近しないで、伊豆諸島から北東海上へ行ってしまいました。当地でも午前中までは小雨が降りましたが、午後には曇りになりました。風も全く吹きませんでしたので、被害はありません。
 畑には夕方に出かけましたが、まだ土が湿っていましたので、伸び気味の雑草を手で抜いた程度にとどめました。ちょっと気懸かりなのはニンジンで、先発のDr.カロテン5の葉がうどんこ病のように白くなっていました。やや暗くなった時間でしたのでよくわからなかったのですが、ニンジンのうどんこ病だと使える薬剤がないので困ったことになってしまいます。根部は十分に太っていますのでよいのですが、茎葉から腐ったりすると大事件です。

うどんこ病が発生したニンジン(Dr.カロテン5) 丸い葉が出て巻きだしそうなレタス(極早生シスコ)

9月26日(月)晴れ

 久しぶりの快晴で、朝6時前は爽快な気分で畑にいました。
 ニンジンは、うどんこ病確定です。インターネットで対策を検索してみましたが、有効な対策はないようです。仕方がありませんので、健康なブロックには木酢でも散布してあげようと思います。

キャベツ(将軍)は収穫期になりました ハクサイ(耐病郷秋50)は芯葉が立ち上がってきました

9月27日(火)くもり

 夜中に雨が降ったようで、朝起きると地面はしっとり濡れていました。朝6時の気温は18度で、畑では長袖シャツで動き回るのがちょうどよい状態です。キャベツやブロッコリーの外葉が露を持っていますので、畝間を歩きますとズボンが濡れてしまいます。
 お彼岸に播種したコマツナ、ダイコン、シュンギクなどが、きれいに生え揃いました。これから間引き、雑草&悪虫退治など手が抜けませんが、10月半ばまで我慢すれば大収穫の晩秋〜初冬が待っていますのでもう一息です。収穫はキャベツ、ニンジンなど秋冬野菜の時期になってきましたが、ニガウリ、キュウリ、オクラなどもまだ頑張っています。

きれいに生え揃ったタマネギ(ソニック) 今朝の収穫。夏、秋、冬が混ざってますね

9月29日(木)くもり

 スッキリと晴れてくれませんが、これから週末にかけては晴天が続くようです。小学校の運動会も雨の心配はなさそうで、一安心です。
 タマネギはほとんどのものが、ピーンと立ち上がりました。観察すると黒い殻をつけたものはほとんどなく、発芽の段階はほぼ成功といえそうです。このまま行けば2000本以上などとうれしがったりしますが、除草や定植の手間がたいへんで半分程度で終わったりもありますから考えさせられます。