8月1日(月)晴れ

 蒸し暑いです。昨日新潟県の海に家族で出かけ、弥彦村の観音寺温泉に一泊してきました。新潟は波が静か、海水浴場、道は空いている、温泉はあるで家族での遊びには楽で結構なところです。弥彦の宿泊は、神社の周辺には何度もあるのですが観音寺というところは初めてでした。静かな場所で、料理も地物野菜などを多く使っておいしくいただけました。温泉も少し硫黄の臭いがするお湯で、日曜の宿泊のためか他に1組しか宿泊客もなく、ゆったりとできました。
 帰宅して収穫のために畑に行くと、予想どおりキュウリやナス、オクラなどが大きくなっていました。それでも出かける前日に少し若いものも穫っておきましたので、化け物サイズはなくホッとしました。地這いキュウリは雄花が咲いて、間もなく雌花も咲き出すようです。 ささげが次々に開花し、まだ短いですが実を付けてきました。ゴールデンウィークに植えた連中はピークを超えましたが、元気な新人たちが畑を賑やかにしています。

8月2日(火)くもり

 朝から蒸し暑くなっています。収穫作業だけでも汗びっしょりで、家に帰ってからの着替えが大変です。午後は所用で東京へ出かけましたが、思ったほど暑くはありませんでした。しかし、街路樹はあるのですが、当地のように放っておくと緑だらけになってしまう所と違って、圧迫感があります。
 トウモロコシは、いよいよ最終軍団になってきました。本当はお盆頃にも収穫したいのですが、蒔き頃の適期どおりにすると今頃までになってしまいます。確かに開花期が暑い時期になると実の入りが悪くなりますので、仕方がありませんが残念です。

次々に大きくなるニガウリ 実が伸び始めた三尺ささげ

8月3日(水)くもり、雷雨

 今日も蒸し暑さが続いています。しかし、夕方には雷雨があり、少し涼しくなりました。畑の水くれも省略できましたので、自宅でゆっくりと書き込みができます。
 地這いキュウリの雌花が咲き始めました。これからお盆にかけて春物は弱ってしまいますが、余まきの地這いキュウリは力を発揮してきます。ただし、食感が柔らかいものが多いので、パリパリしたものが多くなったこの頃では、買って食べている人には余り受け入れられないかもしれません。私は当然どちらでもよいので、新鮮なものを味わっています。
 冬どりブロッコリーのビッグドームとカリフラワーの野崎中早生を128トレイに播種しました。どちらも来年1月からの収穫を目指します。

 
地這いキュウリの雌花です  

8月6日(土)晴れ

 猛烈な暑さで、朝の農作業が終わった後はシャワーを浴びて、その後読書で過ごしました。
 サツマイモ(ベニアズマ)を試し堀りしてみました。4株掘ったのですが、1株だけ八百屋サイズで残りはぺんてるペンの兄貴(直径3cmほど)でした。それでもこの様子ですと、お盆にはそれなりのサイズで掘れそうです。お盆には天ぷらを揚げますから、サツマイモがあると楽しみです。ベニアズマは苗を差して3月といわれますが、本当に無肥料、無農薬で草退治だけですから楽でいい作物です。
 地這いキュウリを初収穫しました。今後の主力はこちらになりそうです。

8月7日(日)晴れ、くもり、雷雨

 毎日36度の猛暑です。日中は暑気に当たらないよう、建物の中で静養しています。夕方には激しい雷雨があり、夜は久しぶりにエアコンなしで寝られました。
 畑は涼しい朝のうちに草退治とロータリー耕運を行いました。スイカとカボチャは収穫を終わりましたのでマルチを取り除き、取りあえずロータリーをかけておきました。雷雨で土が湿りましたので、様子を見て石灰窒素を散布し、鋤き込んだ茎葉や雑草ともに肥料にしてやる計画です。
 夕方にはキャベツ(将軍)とブロッコリー(シャスター)を定植しました。ブロッコリーは本葉4枚程度のものを128トレイから直に定植です。キャベツは74本、ブロッコリーは45本です。

激しい雷雨で傾いたオクラ 地這いキュウリは収穫が始まりました

8月9日(火)晴れ

 衆議院が解散され世の中は騒然としていますが、暑さは相変わらずです。それでも昨夜も雨が降り、夜は涼しくなりました。
 キャベツは何とか活着したようで、芯が元気な色になってきました。今後も悪虫や病気との戦いになりますが、秋の収穫期まで何とか持ちこたえられればと思います。ニンジン(ドクターカロテン5)は、2回目の間引きをしました。これで約5cmの株間になり、もう一度間引いて10cmになればOKです。間引いたものは捨てないで持ち帰り、子どもの通う保育園のウサギのエサに持たせました。
 トウモロコシ(キャンベラ90)は、最後の収穫になりました。下の写真が茹でたものですが、ほとんどは2番果です。夏蒔きしたものは運が良ければ10月に収穫できるかもしれませんが、期待はできません。

トウモロコシはこれが最後です 活着したキャベツ(将軍)

8月10日(水)くもり、一時雨

 太陽がほとんど出なかったので焼けるような暑さにはならず、午前中には雨も降りましたので畑にはちょうどよい条件になりました。
 朝にはキャベツ(秋徳)を35本定植しました。本当は100本ほど植えきってしまいたいのですが、キュウリやナスなどの収穫作業に30分以上はかかってしまいますので、なかなか進みません。秋徳は毎年栽培して成功を収めている品種で、栽培のしやすさは一級品です。今、定植すると10月中旬には収穫となりますので、地元保育園のバザーには毎年秋徳を出品しています。ちなみに昨年は異常気象でキャベツの値段が暴騰しましたが、今年は順調な気候ですので大安売りの気配が感じられます。

8月12日(金)雨

 昨夜から降り始めた雨が、やむことなく続いています。それでも朝の6時前にはごく弱い雨になりましたので、地元のゴミステーションを開けたり野菜の収穫もできました。日中はくもりで多少の作業はできましたが、午後5時頃には猛烈な雨が降りました。明日にかけて雨が断続的に続くようです。
 キュウリは新光A号と南極1号が参ってきましたが、細々と収穫しています。地面から1.5m程度まではほとんど枯れてしまいましたが、それより上の部分はまだ青々とした茎葉があり、商品サイズのキュウリがなっています。さすがに数は出ませんが、この時期には重宝します。四葉と地這いは生きがよく、新鮮なキュウリを提供してくれています。それと四葉は最近テレビで紹介されたらしく、今まで「イボだらけの変なキュウリだねー」などと言っていた近所の人たちが、「いい品種のキュウリなんだって」などと変貌して喜んでもらっていくようです。私は新鮮な南極1号(もちろん接ぎ木でなく自根です)が見た目も味も最高だと思うのですが。
 オクラは例年ですと曲がりやイボ果が多く出はじめる頃なのですが、今年はほとんどなくしかも大量に収穫できています。毎日30本は収穫していますから、すでに1000本は楽に超えているでしょうか。直接かかった費用は種代150円と鶏糞250円程度でしょうか。品種は同じ「スターライト」ですが、今年は気候が合っているのでしょう、ヨーゲンの葉面散布も効果を現しているのかもしれません。
 お盆の支度も昼間の雨が上がっているうちに竹を切って仏壇前に取り付け、杉の葉やホオズキを飾ってできあがりました。竹藪ではミョウガの花が出てきていましたのでさっそく収穫し、夕食によい香りと味をいただきました。

できのよいオクラ(スターライト) 毎日掻き込んでいるモロヘイヤ
夏の薬味に最適なミョウガ いよいよ登場のサツマイモ(ベニアズマ)

8月14日(日)くもり

 お盆の時期になって雨模様の日が続いています。今日も日中はくもりでしたが、夕方には雷雨になりました。毎日雨が降りますので、畑の作業は収穫の他はまったく進みません。まあ、お盆ですから家でゆったりすることとしましょう。16日まで仕事は夏休みです。
 

8月16日(火)晴れ、くもり

 朝のうちは晴れましたが、午後は雨が降り出しそうな感じでした。結局雨は降りませんでしたが、夜は涼しい風が吹きまして、秋の予感がいたしました。東北地方の仙台周辺では、午前11時46分に震度6弱の大きな地震があったようです。軽井沢で涼みながら昼食場所に車で移動中だったので揺れはまったく感じなかったのですが、東北新幹線は夜まで全面ストップで、帰省の人たちはたいへんなようです。
 夕方には畑は表面の土が乾いてきましたので、秋冬野菜用地をトラクターで耕運しました。先に生石灰を散布したところは耕運だけで、石灰を入れなかったところは石灰窒素を散布してから耕運しました。石灰窒素の部分は10日ほどたってから再度耕運しなければなりませんが、生石灰のところは明日から苗を植え付けてやるつもりです。
 トップで植えたキャベツ(将軍)は、そろそろオルトランの効果が切れてきたようで、1株シンクイムシに芯をやられました。早速目に見える悪虫を捻りつぶして、用心のためにアファーム乳剤を散布しておきました。しっかり結球するまでは油断ができません。

8月17日(水)晴れ、くもり

 朝晩は、はっきり涼しくなりました。日中は気温が上がりますが、一時のような熱暑ではなくなりました。
 朝の農作業は収穫のみでしたが、仕事から帰っての畑ではキャベツの植え付けができました。今日は秋徳を58本植えられました。植穴にはオルトラン粒剤を入れておきましたが、悪虫は次々と攻めてきますから安心している間はありません。

8月18日(木)くもり

 朝は涼しいので農作業の効率が上がりますが、5時前は暗い状態ですので作業開始が遅めで作業量は多くできません。
 今朝はダイコン(YRてんぐ)とホウレンソウ(おかめ)を播種しました。ダイコンは昨年までのYRくらまからYRてんぐに変えましたが、昨年の黒芯に懲りての変更です。効能書きによればてんぐの方が暑さに強いようですので、この時期の播種に期待しています。1箇所4粒で30ほど点蒔きしました。ホウレンソウは暑い時期用のおかめを冷蔵庫を使って目出しして、種からしっぽが見え始めたのを確認して蒔きました。
 収穫の方は、地這いキュウリが力を発揮してきましたのでキュウリが再び多く穫れるようになってきました南極1号に比べて果肉が柔らかいですが、漬物などでおいしくいただけます。

8月20日(土)晴れ、雷雨

 蒸し暑い日です。おまけに久しぶりの二日酔いで気持ち悪さダブルアップでした。午後には雷雨が意外な長時間降りましたが、夕方には体も回復しましたので収穫だけはできました。

8月21日(日)晴れ、くもり、雷雨

 午前中は晴れましたが、午後は曇りでした。しかし、蒸し暑さは変わらず、うだるような日でした。冷たいものの摂り過ぎか蒸し暑さに参ったのか、体力が消耗している感じです。
 ダイコン(YRてんぐ)が一斉に発芽しました。昼間は猛暑ですが毎日雨が降っていますので、朝晩の涼しさと適度な水分で順調なスタートのようです。キャベツは先発の将軍が大きく育ってきました。

大きくなってきたニンジン(Drカロテン5) 発芽したダイコン(YRてんぐ)
芯葉がカールしてきたキャベツ(将軍) 秋野菜畑の様子。中央がキャベツです

8月22日(月)晴れ

 お昼頃少し雨が降りましたが、あとは一日中晴れて暑い日でした。
 朝は昨夜雨が降ったため収穫のみとしましたが、夕方の帰宅後にはトラクターで畑を耕運できました。耕運前には過リン酸石灰と少しの鶏糞を撒いておきましたので、しばらくたてば丁度よい状態になると思います。
 収穫の方は、キュウリの地這いが完全にパワー全開で新鮮な果を提供してくれています。新光A号と南極1号も驚異的な粘りを見せ、まだ相当な本数を成らせています。ナスは剪定した株が本格的な枝を出してきまして、こちらも元気な葉と花を付けています。オクラとモロヘイヤは暑さに強いですから毎日朝夕茶碗に1杯ずつ掻き込んでいます。

8月24日(水)くもり、雨

 強い台風11号が、潮岬の南南東400kmの辺り(すでに小笠原は過ぎたようです)にあって北に進んでいるそうで、明日の夕方には関東地方を直撃し当地にも影響が出そうな予報が出ています。今日も朝から雨が降ったり止んだりでぐずついた一日でした。
 午後には少し時間が空いたのでキャベツ、ブロッコリーの苗を定植しようかと思いましたが、台風が来る前に植えて傷むと心配なので、台風が過ぎた週末に行うことにしました。すでに植えた連中は、しっかり根付いていますので大丈夫だと思います。まだ双葉、本葉出たてのダイコンとホウレンソウが心配ですので、明日の朝にでもパオパオでもかけてやろうかと思います。台風が悪虫や病原菌を吹き飛ばしてくれれば最高なのですが (^^;
 今朝は都合で収穫に行けませんでしたので夕方に行きますと、予想どおりキュウリが大きくなっていました。明日の台風を考えて少し小さめのものまで収穫しましたので、キュウリだけでパイスケに一杯になりました。その他にもナス、ピーマン、トウガラシ、ニガウリ、オクラなどを備蓄しておきましたので、悪天候でも野菜には不自由しません。
 テレビのニュースで嬬恋村のキャベツが今夏の好天気で生育が良すぎて価格が暴落し、大量に廃棄(トラクターで踏みつぶすのか)されると報道されましたが、昨年も台風で作柄が悪くなりキャベツ、レタスの価格が暴騰したことがありますので、ちょっともったいない気がします。スーパーでどれくらい安く売っているのかと覗いてみますと、1個120円ほどで思ったほど安くはなかったですが・・・

8月25日(木)雨

 台風11号は完全に関東直撃コースに入りました。ただ今、午後9時を過ぎたところですが、当地でも南東の風が吹き始めました。台風の本体は石廊崎の南西30kmほどの所を北東に時速20kmで進んでいるようです。明朝6時頃には八王子市付近ということですので、夜明けまでが勝負でしょうか。もっとも吹き返しの風もありますので、気は抜けません。家の周囲もよしずや吹き飛ばされそうなものを片づけ、野菜の苗たちもバラックにしまって扉を閉め切りました。
 仕事関連の飲み会が中止になりましたので胃腸は軽いのですが、台風のストレスで重くならないことを祈りたいものです。
 秋ジャガ(ニシユタカ)の種を購入してありましたが、畑には植えられそうにありませんので箱に土を入れて芽出しをすることにしました。青黒くて太い芽が出たら、畑に植えてやろうと思います。

 
秋ジャガ(ニシユタカ)の芽出し風景  

8月27日(土)晴れ、くもり

 台風は予想された最も東よりのコースを進んだため、当地はほとんど影響を受けませんでした。畑でもオクラが何本か傾いた程度で、風雨の被害らしいものはありませんでした。
 しかし、今日は妻と娘が東京で行われるダンスの発表会見物に出かけましたので、チビの息子2人と遊ぶハメになり、農作業は朝のうちの収穫と草むしり程度しかできませんでした。すでにロータリーでならしてありますので畝を作って苗を植えたり種を播いたりするだけですが、明日は忙しくなりそうです。来週は趣味の陸上競技関係で農作業があまりできませんので、今週末がハクサイ、ダイコンなどの1回目の勝負です。

8月28日(日)くもり

 夜中に結構強い雨が降りまして、昨日考えた計画は霧散しました。そして、曇りで最高気温26度ほどのやや涼しい天気でしたので、昼間は妻子の買い物に付き合い、午後3時頃から畑に出動しました。
 畑の表面の土は乾いていましたが、テンガを入れるとまだ少し粘る感じもしました。しかし、もう苗が大きくなっていますので植えてしまうことにしました。ブロッコリー(ハイツ)114本、カリフラワー(野崎早生)50本、ハクサイ(耐病豊秋50)20本を定植できました。苗はまだ中生〜晩生が残っていますが、早生を植えられましたのでほっとしています。問題はダイコンで、こちらは土が細かくないと良いものができませんから、土が乾いてきて再度ロータリーをかけてから播種しようと思います。先発のYRてんぐが順調ですので、次は我慢です。

8月29日(月)晴れ

 朝は快晴です。まさに爽やかといった感じですが、昨晩の雨で畑の作業は収穫のみになってしまいました。
 春夏キュウリが、いよいよご臨終になりました。先週まではツルの先端の方がまだ青々としていて収穫ができたのですが、急に黄色く枯れてしまいました。これで残りは地這いのみでこちらも気温の低下とともに雌花が減ったようで、一日4,5本の収穫のみとなってしまいました。オクラも頂上が2m以上の高さになりイボ果が多くなりましたので、下部で剪定し更新を図りました。すでに脇芽が出て収穫できているものもあります。

8月30日(火)くもり、雨

 夜中に雨が降る日が続いています。
 野菜に害虫が発生してきました。ニンジンには例のアゲハですが、こいつは少し大きくなってくると目立つ色になってきますので捕殺しています。問題はキャベツの芯に入って糸を吐き新芽を食害するウジのような奴で、捕まえにくい場所にいるので苦労します。アオムシは数が出ますが、捕まえやすいところにいますので手で捻りつぶしています。キャベツは中耕をして、株間に過リン酸石灰を入れておきました。
 収穫の方は、インゲン(ケンタッキー101)が涼しさとともに復活してきました。暑い時期は花も少なく曲がりや部分的に太ったものが多かったのですが、花が多くなり真っ直ぐな莢が多くなってきました。