3月3日(木)くもり

 桃の節句ですが、朝は結構冷え込みまして冬そのものです。それでも日光が当たりますと、凍りついたところもすぐに融けてしまい、春本番が近いことを実感させます。なお、低気圧が列島南海上を進んでいるそうで、今夜からはまた雪になりそうです。
 野菜たちも春、夏に向かってスタートを切っています。苗たちはまだ温室育ちですが、畑に出る日が楽しみです。

カボチャの双葉(ほっこりえびす)、右はキャベツ トマト(ルイ60)は本葉が出てきています

3月5日(土)くもり

 夜の内に雪が少し降りましたが、朝日とともに消えてしまいました。
 畑では土の湿りが強いので、まだトラクターは出動できません。ジャガイモは土が細かくないと困りますので、また来週末に作業を延期です。ブロッコリー、キャベツなどの収穫の他には、最後のタマネギ植えで104本追加し、計1,064本になりました。まあ、1年間食べられる量は確保できると思います。なお、白菜(王将)は全株がトウ立ちしてしまいましたので、今シーズンの白菜は終了です。花蕾が茎とともに伸びてきましたが、アブラナが収穫できていますので、ロータリーで鋤き込んでしまおうかと思っています。

3月6日(日)晴れ、くもり

 昨晩は農家組合の会議がありまして、打ち合わせ終了後に焼酎を飲んだのですが量が過ぎたようで二日酔い状態です。よく、焼酎(とくに乙類)は酔い覚めがよいという話を聞きますが、何でも飲み過ぎればダメですね。昨夜は25度の芋焼酎だったのですが、5合くらいでしょうか。最近あまり酒を飲まなくなったためでもあるのでしょうか、酒に弱くなったような気もします。
 自家採種の「伏見甘長」を蒔いておいたところ、結構立派な芽が出ました。こいつは1代交配種ではないようなので、今年はこれを育ててみようかと思います。

3月7日(月)晴れ

 朝は冷え込んで氷が張りましたが、日中は気温が上がってポカポカ陽気になりました。
 午後3時から時間が取れましたので、待望のジャガイモ植えを少し行いました。今日はキタアカリを5kg、1.4m畝で35cm間隔、無肥料のまま黒マルチで被覆しました。例年よりも1週間遅いのですが、まあ何とかなるでしょう。ジャガイモこそは早く植えて、茎葉を大きくしないと収穫量が上がりませんから作業が遅れると焦ります。
 レタス(バークレー)を128トレイからポットに移植しました。ちょっとひ弱に育っていますので、今後の育ちが心配です。

3月10日(木)晴れ、くもり

 今週は暖かい日が続いています。一昨日、昨日と最高気温が18度ほどになり、厚着をしていると汗ばむようでした。今日は雲が多かったのですが、それでも暖かく感じました。
 午前中で仕事が一段落しましたので、午後は休暇をいただいて農作業を行いました。昨年カボチャ、スイカ、サツマイモを作った畑のマルチと雑草などを片づけ、その後トラクターでロータリーをかけました。作業前の荒れ果てた様子から、一気に平らな農地に様変わりして、臨戦態勢が整った感じです。ジャガイモ植えもしようかと思ったのですが、時間切れで終了してしまいました。

発芽した伏見甘長とうがらし 成長が速いカボチャ苗(ほっこりえびす)

3月13日(日)晴れ、くもり

 今日は真冬に戻ったような天気になりました。最高気温も7度しかなく、風も冷たい気がします。昨日は気温こそ高かったのですが、猛烈な風で難儀しました。
 ジャガイモ植えを行いました。前回のキタアカリ5kgに続いて、男爵10kgを黒マルチで植えました。植え方も前回と同じで、大きな畝を作りましたので体も疲れました。でも、体を使って寒い中でも汗をかけるのは充実感があります。まだメークイン5kgが残っていますが、こちらは来週にしておきます。
 キャベツ(F1サラダ)とレタス(バークレー)は、7日に128トレイからポットに移植しましたが、元気が出てきて安心しました。畑では冬キャベツの彩ひかりが腋に花芽を持ちながらもがんばっていて、春キャベツの春ひかり七号も悪鳥の猛攻撃を凌ぎきって中心がピンポン玉ほどですが巻き始めてきました。秋蒔中早生2号も小さいながらも冬を越して元気が出てきましたので、除草を兼ねて化成肥料888を追肥しておきました。

まだ頑張る冬キャベツ(彩ひかり) 元気が出てきた春キャベツ(春ひかり七号)

3月18日(金)晴れ

 昨日からお彼岸ですが、暖かくなりました。朝は6時には明るくなり、6時半には昼間と同じような明るさになりますので、畑での作業も楽しくなってきました。アブラナもトウが突き出てくる本数が多くなってきて、収穫が忙しくなってきました。今年は今まで寒い日が多かったためか、例年出てくるアブラムシも皆無で、安心していただいています。
 

3月21日(月)振替休日 晴れ

 春分の日を挟んで3連休でしたが、思わぬアクシデントなどで農作業は停滞しました。
 土曜日にチビがインフルエンザでダウンし、その対策で動けず、今日は仕事で一日使ってしまいました。何とかジャガイモは残りのメークイン5kgを植えましたが、他の野菜ものは手が付けられませんでした。明日から早朝作業で挽回するつもりですが、天気が崩れそうなので期待薄かもしれません。ジャガイモは予定の20kg(キタアカリ5kg、男爵10kg、メークイン5kg)を植え終わりましたので、少しホッとしています。

3月22日(火)くもり、小雨

 ほぼ一日中曇りで、時折肌に感じる程度の小雨が降りましたが、気温もまずまずでした。昨日仕事でしたので、今日は午後休みを取りました。
 畑はトラクターによるロータリー耕が済んでいますので、今日は野菜の播種を行いました。今日はニンジン(Dr.カロテン5)、小カブ(京小町)、ダイコン(おしん)、シュンギク(中葉新菊)、コマツナ(楽天)を蒔きました。ニンジンはペレット種子を約10cm間隔で4粒づつにしまして、パオパオで被覆しておきました。ダイコンは黒マルチで2条30cm間隔で行いました。ちなみにダイコンは昨年「おはる」を栽培しましたが、結構トウ立ちしたものが出ましたので、今年は品種を替えてみました。でも「おはる」と「おしん」では、あまり変わり映えがしませんね。「藤風」あたりが種屋にあるか見ていたのですが、今年は見かけませんでした。
 カラシナを摘んで塩漬けにしてみました。プランターのサヤエンドウは花蕾ができて、いよいよ収穫シーズン間近です。畑のエンドウたちも脇芽が出て力強くなってきましたので、そろそろ支柱を用意してやらなければならないようです。

3月25日(金)くもり

 朝方強風の中に雪が舞ってビックリしましたが、その後も一日中寒い日でした。寒の戻りというやつでしょうか。
 サヤエンドウは花蕾が多数発現してきましたので、日当たりがよく北西風の影響が少ないところにプランターを移動させ、ネットを張ってやりました。4月に入れば収穫を始められるものと期待しています。レタス苗も順調に育ち40本ほどが定植を待っています。

ネットに這い上がるサヤエンドウ(花蕾多数です) 定植間近なレタス苗(バークレー)

3月26日(土)晴れ

 朝は冷え込み少し風がありましたが、日中は暖かくなりました。
 レタス(バークレー)を定植しました。90cm程度の畝を作り平らに均した後、除草剤のトレファノサイドを散布し、2条の40cm間隔で植えました。肥料はなしで、事前に貝化石を鋤き込んだだけです。今後様子を見て、条間に化成でも追肥してやろうかと思っています。
 ナス(梵天丸)、トマト(ルイ60、あづさ)、伏見甘長を128トレイからポットに植え替えました。トマトはヒョロ伸びですが、ナスは紫色が濃くしっかりしているようなので安心しました。
 畑ではダイコン(耐病総太り)が花をつけましたので収穫終了となりました。キャベツも縁が黒くなるものが多くなり、いよいよお終いのようです。ブロッコリー(エンデバー)も収穫していますが、花蕾が緩くなって適期を過ぎたようです。なお、ブロッコリーはチャレンジャーが花蕾をつけてきて、こちらは間もなく収穫期のようです。キャベツも春ひかり七号が力強くなってきましたので、来月中旬には収穫できそうです。

3月27日(日)晴れ

 今日は朝から暖かく、春本番の一日でした。ただし、坊主の幼児園卒園式がありましたので、農作業はほとんどお休みでした。
 主な作業は種まきで、ニガウリ(中長:サカタ種苗)、キュウリ(ときわ)、モロヘイヤ、オクラ(スターライト)、シソ(赤、青)をトレイやポットに蒔きました。発芽するまでは当家の暖かなところに置いて、発芽後は日当たりのよいところで育てる予定です。
 キャベツ、サヤエンドウなどの周囲を除草しました。ナズナ、はこべ、オオイヌフグリなどが盛んに出てきていますが、まだ簡単に引き抜ける段階ですので手で処理しています。タマネギやニンニクは昨年収穫したものを貯蔵しまだ食べていますが、今シーズンのものも元気がよくなってきました。ホウレンソウも収穫していますが、極寒期の甘さはなくなりました。見た目の色が鮮やかなので子どもたちは喜んで食べていますが、私はアブラナ専門です。