11月1日(月)雨、くもり

 朝目覚めると雨が音を立てて降っていて、とても畑には出られませんでした。雨は次第に小やみになってお昼頃には上がりましたが、その後もスッキリとはしませんでした。

11月2日(火)晴れ

 今朝は快晴で、本当に気持ちのよい状態です。畑は湿っていますが、収穫に行ってきました。
 キャベツ(秋徳)とブロッコリー(ハイツ)は収穫に忙しく、とくにブロッコリーは花蕾が巨大化してしまいますので取り忘れがないように注意しています。キャベツは将軍が終了し、秋徳に代わったばかりですから、まだ裂球の心配はなく余裕で収穫できます。巷ではまだ野菜の高値が続いているようですので、ご近所に野菜を配ると喜ばれて張り合いがあります。

発芽したニンニク(青森産ホワイト) 朝露に濡れて瑞々しいブロッコリー(ハイツ)
今朝の収穫物。秋らしい野菜が並びます 定植を待つキャベツ(春ひかり七号)

11月4日(木)晴れ

 暖かな朝です。
 風邪を引いてしまいました。今週に入ってから鼻水や喉の調子が悪い感じだったのですが、昨日から症状が悪くなってきました。それでもビタミン補給が必要ということで収穫だけはしてきました。キャベツ、ブロッコリーなど売るほど収穫されています。白菜(耐病豊秋60)を初収穫しましたので、暖かく煮たりして早く風邪を撃退しましょう。

初収穫の白菜です。 近くでも紅葉が始まりました。

11月6日(土)くもり、晴れ

 朝は雲が多かったのですが、次第に晴れて風もなく暖かな日になりました。農作業中はシャツ1枚で十分な陽気でした。
 風邪もよくなりましたので、ブロッコリー(チャレンジャー)の定植を行いました。チャレンジャーは冬を越しての早春どりで、昨年は定植が遅れて小さい花蕾しか収穫できませんでした。今年も悪天候に災いされて定植が少し遅れましたが、この時期ならばなんとかなってくれそうな気がします(期待半分以上・・・)。今回は53本植えましたが、来春花蕾にお目にかかれるのは何本でしょうか。
 ホウレンソウ(メガトン)も追加で蒔きました。今回が今年最後のホウレンソウ蒔きになるかもしれません。
 昼食は富岡市内のカレー、とんかつの名店「高田食堂」のカツカレーを久しぶりに食べました。普通の飲食店のカレーってH社の市販ルーを使ってんじゃないのといったところも多いのですが、ここのは独特な風味があります。カツも厚みのある肉と衣がカリっと揚がっていて美味い。東京に住んでいた頃、西荻窪の「とんかつ黒」という店で食べたロースかつをもう一度食べたくなりました。

11月7日(日)晴れ

 今日も暖かい状態が続きました。畑での作業には最適です。
 日中少し用事がありましたので、朝のうちに畑をトラクターで耕運し、夕方キャベツ(春ひかり七号、64本)、ブロッコリー(チャレンジャー24本)を定植しました。春ひかり七号は毎年栽培しているのですが、昨年は定植時期に仕事が猛烈に忙しかったため定植が11月24日と遅れてしまいました。今回は11月上旬ですから時期的には問題ないと思いますが、苗が本葉4枚程度で小さく、無事活着して厳冬期までに体力が付いてくれることを願うのみです。元肥には寒くなる時期ですので鶏糞や米ぬかなどの有機は使わすに、化成888と過リン酸石灰を半々に混合したものを全面に撒きました。
 収穫は相変わらず順調で、親族や近所、友人などに配っています。キャベツ、ダイコンなどは高値が続いているようで喜ばれますが、昨年の記録をみると「キャベツ60円」「ブロッコリー50円」など好天で野菜の育ちがよすぎて値が暴落といった記載があり、野菜は天候次第なんだなぁと実感させられます。

11月9日(火)晴れ

 朝方は冷えましたが、昼間は晴れて暖かくなりました。コンニャク掘りの農家の人も、この気候ならば楽チンで作業でしょうね。
 ブロッコリーが大ブレーク中で、今日は15個収穫しました。とても我が家では消化しきれませんので、妻が子どもの幼児園に持っていって仲間のお母さん方に配ってきたようです。ブロッコリーも収穫時期がずれるように意識して栽培しているのですが、やはり適期というものがあるらしくて同じ時期にできてしまいます。これでハイツの頂花蕾は大部分を消費しましたので、今後は側花蕾を収穫しながら緑嶺→エンデバー→緑麟で収穫の予定です。
 レタス(極早生シスコ)が、だいぶ大きくなってきました。現在一番大きなものが野球のボール程度の結球になっていますので、間もなく収穫ができると思います。タマネギの苗も大きくなってきて、茎の白い部分が直径2、3mmほどになってきました。今月末頃には定植することができるでしょうか。
 キャベツ(秋蒔中早生2号)を40本定植しました。春ひかり七号に続く春キャベツで5月の収穫を予定しています。こちらは春ひかり七号と違って柔らかさは劣りますが、やや大玉になります。

もうすぐ収穫のレタス(極早生シスコ) 順調に大きくなっているタマネギ(サンフレッシュ)

11月14日(日)くもり

 天気が周期的に変わっていて、今日は下り坂で明日は雨になるようです。
 秋恒例の「恐竜王国秋祭り」に出かけてきました。今年は会場が学校の校庭に変更されていたのをしらずに恐竜博物館に行ったのですが、何もなかったので慌ててしまいました。国道を下るとお祭り騒ぎがみえましたので、何とか入場できました。なお、妻と娘は英語のテストとバレエ公演見物で同行せず、ちび介の世話がありましたので、落ち着いて飲み食いしていることはできませんでした。それでも会費200円(小学生以下100円)で「松茸ごはん」「しいたけごはん」「そば」「うどん」「豚汁」が食べ放題とあって、欲のある人(私を含めて)が何度もお代わりをしていました。
 野菜はブロッコリーが大量に収穫され、今朝はコンテナに1箱とれました。自宅用には2個もあれば十分ですから、近所や妻の知人たちに消費してもらっています。カブは耐病ひかりが直径10cm程度の大きさになりましたので、毎日漬物でおいしくいただいています。先週定植したキャベツ、ブロッコリーは活着したのでしょうか、元気な色になってきました。これからの寒さに耐えて、来春の収穫が楽しみになってきました。

11月18日(木)くもり、雨

 お日様が出ないと気温が上がりません。午後3時過ぎから雨になり、さらに寒い感じになってきました。
 収穫の多さは相変わらずですが、ブロッコリーのハイツが残り2株になりました。次の緑嶺はゴルフボール程度の大きさになっていますので、あと1週間ほどでしょうか。ハイツの側花蕾がたくさんありますので食べるのには困りませんが、人にあげるのはしばらくお休みになりそうです。その他、キャベツ(秋徳)、ダイコン(YRくらま)、カブ(耐病ひかり)、セルリー(コーネル619)、白菜(耐病豊秋60)、ネギ(九条)、水菜(京みぞれ)、チンゲンサイと種類も豊富です。当然食卓も野菜のオンパレードで、とくに大好きなカブやセルリーのおいしさは買ったものでは味わえません。セルリーは真夏の暑い時期に、貧弱な苗を日除けをしながら育てた甲斐がありました。
 悪い情報もあります。春キャベツの苗2本が悪鳥に引っ張られたらしく、根こそぎ抜かれていました。芯に元気さが見えましたので取りあえず埋め戻しておきましたが、ヒヨドリ軍団も日本に戻ってきたようですので、これからは要注意です。ネキリムシにやられたのも2本ありましたが、ダイアジノンなどの薬剤を使うほどでもないでしょうからほっときます。

悪鳥にやられたキャベツ(春ひかり七号) こちらは健全なキャベツ(同左)
 
食卓の秋野菜たち(手前左セルリー、同右ダイコン、
奥はカブ)
 

11月20日(土)晴れ

 今日はよく晴れて、少し動くと汗が出るような暖かさになりました。
 白菜(耐病豊秋60)が本格的になってきましたので、収穫も喜びが大きくなってきています。王将も巻いた形になってきましたので、この冬は白菜には困らないようです。まだ悪虫が葉をかじったりしていますが、殺虫剤は遠慮して虫を見つけては捕まえて踏みつぶしています。今日はストチュウを散布しました。
 からし菜は大きく育ちまして、美味しくいただいていたのですが間引き菜は無理になりました。来年は順次播種してやや密植気味に育て、間引き菜を長期間に渡って食卓に上げたいものだと考えています。からし菜は種子代も安いし、お浸しにすれば量も食べられるので便利な野菜だと実感しました。今後はトウ立ちしたところを食べると種子袋に書いてありますので、今後も楽しみです。

11月21日(日)晴れ

 富岡市産業祭が市内の総合公園で開催されましたので、家族で出かけてきました。これまで農業祭として野菜の即売や餅つきなどで人気がありましたが、今回は商工業者も一緒になりましたので大型のイベントになりました。わが家の目当ては木工コーナーで、丸太のテーブルが作れる木材を無料で頒布するとの情報を聞いて、そのとおりいただいてきました。またナメコの駒打ちコーナーでは子どもたちがドリルで開けられた穴に種ゴマを入れて玄能で楽しそうに打ち込んでいました。
 午後は今年最後のリンゴ狩りに、信州小諸の長井農園へ出かけてきました。今年は実のなりが早かったそうで、「ふじ」もほとんど終わりでした。それでも脚立で高い所のリンゴを収穫し、蜜のたっぷり入った「ふじ」を現地でもたくさん食べられました。持ち帰りはスーパーのやや大きめの袋に2つで800円。ビックリするような良心的なお値段です。なお、ご主人の話ですと昨日と今日の午前でほとんど終わってしまったそうで、後は予約のお客さんに送るだけだそうです。

 
ナメコの駒打ちの様子です  

11月23日(火:勤労感謝の日)晴れ

 今日も晴れて暖かく、農作業にはよいのですが気候がおかしくなってしまったのではないかと少し心配になります。畝づくりなどの重労働中はシャツ1枚でも汗が出るほどでした。
 タマネギ(ソニック)を定植しました。時期的に少し早いような気もしますが、取りあえず黒マルチに150本を植えてみました。その他の苗は草むしりをして、今後の定植に備えました。それにしてもタマネギの作業後は、背筋と腰が疲れます。筋肉をほぐしに自転車で流したりしますが、レーサーでないとかえって疲れを増したりしますので、ほどほどにしておきました。
 さらにエンドウ豆(兵庫絹さや、スナック、久留米豊)を定植しました。私はエンドウ豆の中ではスナックが一番好きなのですが、収穫時期には一気に実が成りますので多いときには大変です。
 収穫はいつもの秋野菜の他、サツマイモ、ニンジンなどをゲットしました。驚いたのは黄色ピーマンで、しばらく見ていないうちに大きく真っ黄色でスーパーで買うと1個200円以上するようなものがブラブラ成っていました。でもこの時期になると、それほど食べたくもないんですよねー。白菜やダイコンでも食べて力を養いますか。

11月27日(土)晴れ

 猛烈に発達した低気圧の通過に伴って、未明(午前3時〜6時頃)に猛烈な風が吹きました。今年は台風の当たり年とはいえ、当地ではたいしたこともなかったのですが、今朝の風には驚いてあわててバラックの扉を閉めに行きました。日中は風も穏やかになり、暖かなよい日になりました。
 収穫はもちろんですが、冬に備えての作業なども少しずつですが行っています。沢庵漬け用にダイコン(耐病干し理想)を掘ってきれいに洗い、庭先で干しました。今年の理想ダイコンは例年と変わらずまずまずの出来で、23日に切り干しダイコンも作って乾燥させたものも今日でほとんど乾ききったようです。切り干しダイコンは耐病干し理想と大きく育ちすぎたYRくらまを各6本、計12本使ったのですが、乾燥後は下の写真のとおりコンテナに平らに1箱ない程度になっています。これを保存して竹輪やニンジンなどと煮て食べると元気が出ますよね。
 小豆も収穫しましたが、肥料の効き過ぎかそれとも暑い時期に開花したためか、実の付きは悪かったです。30株ほど蒔いたのですが、収穫は2合ほどになりそうで、今年は失敗。来年は勉強してがんばります。

きれいに洗って干したダイコン(耐病干し理想) 今年も作りました「切り干しダイコン」