10月2日(土)晴れ、くもり

 今日は小学校の運動会で、秋晴れのグラウンドは小学生たちの頑張る姿で活気にあふれてました。
 私は昨夜の野球と慰労会の疲れでちょっと身体が重いところに、昼間からビールを飲んだりしましたので午後は昼寝を決め込みました。ということで畑仕事はお休み、バラックでキャベツ(春ひかり七号)のセルトレイ播種だけになりました。春ひかり七号はタキイ種苗の説明文では約220粒入りということでしたが、前回(9月30日)と合わせて2トレイ全部に蒔けましたので256粒あったことになります。発芽不良やダメになる苗も出るでしょうが200本は苗ができる勘定で、晩秋の定植はまた一仕事になりそうです。

10月3日(日)雨

 朝から小雨で、今後数日は秋雨前線の影響で雨が続くようです。それでも朝の6時過ぎ頃から一時雨が止みましたので、野菜の収穫だけ畑に行ってきました。
 ブロッコリー(ハイツ)、キャベツ(将軍)は、完全に売り物サイズになってきました。ブロッコリーは1株だけですが花蕾に黄色い粒が混じるものがでて、ちょっと異常なのかななどと感じさせますが、他はきれいなので安心しました。キャベツは相変わらず虫が発生していますが、糞や虫食い葉をサーチして1匹ずつ捕殺しています。早植えした将軍はほぼ結球状態ですので、これからはヨトウムシにでも芯に入られない限り安心です。
 ダイコン(YRくらま)は根部が25cmほどで、商品サイズにもう一息です。しかし、今後次々と大きくなってきますから、早目でも抜いてサラダやおろしでいただいています。今朝収穫したものは先端部の芯に2cm程度の黒い空洞のようなものが入っていましたが、その部分を除けば食用に何も問題はありませんでした。自家産のキャベツ、ダイコンのサラダは新鮮で最高です。その他、サツマイモ(くりいも)、長ネギを収穫しました。くりいもは十分なサイズに肥大していました。今度晴れた週末に掘るといたしましょう。
 バラックでは春キャベツの第2団である「秋蒔中早生二号」を128トレイに播種しました。こちらは5月中旬が収穫期で、先発の「春ひかり七号」を4月中旬〜ゴールデンウィークで収穫した後の主力品種になります。この品種は中早生だけあって1.5kg以上と大きくなり、形状も優れていて裂球も遅いので重宝します。ちなみにご近所の飲食店さんに売ったことがあるのは、この品種です。さらに来春になって「F1サラダキャベツ」を播種すれば、真夏になるまで新鮮なキャベツを食べられますが、梅雨時からは腐敗が出てきますので、自分で栽培するのは冬越しするキャベツに限った方が間違いないんですが・・・。9月30日に播種した「春ひかり七号」が、発芽を始めました。しかし、ここ数日はお日様が拝めないようなのでモヤシ化が心配です。 

10月5日(火)雨

 3日からの雨が降り続いています。この雨は明朝まで続くようで、当然畑にも入れず気が滅入ってきます。野菜はキャベツ、ダイコンなどを日曜日に多めに収穫しておきましたので不足はありませんが、朝取りをそのまま朝食でいただく醍醐味がないとつまらないものですね。

10月6日(水)晴れ

 やっと雨が上がりました。今朝はよく晴れて爽やかになっています。
 3日間の雨で畑の野菜たちが心配されましたが、今朝の状況では問題がないようです。しかし、雨上がりの一照りで病気が出ることもありますから、まだ安心はできません。
 キャベツ、ブロッコリー、ダイコン、ホウレンソウは安定して収穫できるようになっていて、家族も喜んで食べています。特筆はセルリー(コーネル619)で、大きくなったブロッコリーと重なってきた1株を取ってみたところ立派に成長していました。夏の暑い時期にヒョロヒョロの苗ながら手入れをした甲斐がありました。

畑の様子。取りあえず無事でした 今朝の収穫物。ダイコンの左にセルリーがあります

10月9日(土)雨

 台風22号が関東地方直撃のコースを進んでいて、今夜には当地を通過するとの予報が出ています。10月に入ってから降雨量が多いので、災害も心配されます。朝7時前には雨が小やみでしたので、畑に収穫だけ行ってきました。キャベツ、ブロッコリー、ダイコンなどを収穫しました。周囲を見渡すと、畑も水はけの悪いところでは畝間に水たまりができてきたり、近くの泉が湧くようなところで畑から水が流れ出し始めています。今深夜までは眠れぬ夜になるかもしれません。
 7、8日と三重県いなべ市→岐阜市(長良川温泉)→犬山市(犬山城)→名古屋市(産業技術記念館)というコースで出かけてきました。産業技術記念館はトヨタの関係で自動織機、自動車の技術的な解説、展示のほか、子どもたちがテクノ技術で遊べるゾーンも整備され、夢中で見ている間に時間があっという間に過ぎてしまいました。それにしても名古屋駅を午後3時に新幹線で出発すると、午後6時過ぎには高崎に到着してしまうのですから、名古屋圏も近いものですね。待ち時間には、しっかり「きしめん」を食べて、ミソ煮込み用の半生麺をおみやげに買ってきました(お子様軍団の大好物)。
 台風は夕方に伊豆半島上陸後、東京湾から鹿島灘へ進み、東方海上へ去っていきました。当地では全く風も吹かず、雨も雷雨のような激しい降りはありませんでした。明日畑で確認しないとわかりませんが、とくに被害はなさそうでほっとしました。

国宝・犬山城 産業技術記念館

10月10日(日)くもり、霧雨

 台風一過で青空と思いきや、全く晴れ間が出ずに霧雨が降ったりしています。地元の体育大会も中止で、楽しみにしていた人は残念のようでした。私の地元では昨日の午後2時頃には「台風のこともあるし当日の天気に関係なく中止」という連絡があり、早めのよい決断だったと思います。他の地区では体育祭を実施したところもあったようですが、グラウンドの水はけがよい所ならではこそと思われます。
 天気が回復しないので農作業もできず、妻子の買い物の付き合いで昼間を過ごし、夕方には大会はなかったものの慰労会?は行いましたのでアルコール水溶液で参りました。

10月12日(火)くもり

 今日も青空を拝むことができません。妻は洗濯物が乾かないと文句をいっていますが、そろそろスカッと晴れてもらいたいところです(気象情報では、明日までだめのようですが・・・)。
 わが家の畑でも、畝間に水たまりができていました。これ以上水が溜まると、根腐されをしてしまう恐れもありますので心配です。キャベツ、ブロッコリーは相変わらず好調ですが、ダイコンは先っぽ10cmほどに黒い空洞ができるものがでていて困っています。残り2/3は問題がないのですが、気持ちの良いものではありません。アブラナは今春のこぼれ種が勝手に発芽して、にぎやかな状態です。正月から4月にかけて青物が不足するときにはこれらに助けられます。

白菜は巻きが始まりました(耐病豊秋60) 勝手に生えたアブラナ(冬華のこぼれ種です)
 
病気が出たダイコン。芯が黒い空洞に  

10月15日(金)晴れ

 久しぶりにお日様が出ました。今朝は雲一つない快晴で、爽やかな気分になりました。
 キャベツ、ブロッコリー、ダイコンなどの秋野菜畑は畝間を移動するには差し支えがありませんので、今朝も収穫に専念しました。草削りなどの作業は、もう少し表面が乾いてこないと無理なようです。今週末は土日ともに仕事で出なければならないので、残念ですが仕方がありません。収穫したダイコンを井戸水で洗うと、先月まで冷たく感じた水が今日は温かく感じました。季節ははっきり入れ替わっています。

やっと葉が大きくなってきたレタス(極早生シスコ) 最終便のタマネギ(サンフレッシュ)

10月19日(火)くもり

 昨日までよく晴れていましたが、今朝はどんよりと曇ってしまいました。大型の台風23号が沖縄の南にいて、これから日本列島に沿って北東に進むという予報で、21日には関東地方にやって来るかもしないとのことです。これまでの長雨と台風で畑に泉が湧いたりしていますから、被害が出ないか心配です。
 イベントの動員とその疲れでで2日間畑に行きませんでしたので、今朝は収穫に出かけました。秋野菜は絶好調で、市場の高値を尻目に我が家には余る量が収穫できます。野菜が品薄なのでご近所にも喜ばれています。とくに今年初めて作ってみたキャベツ「将軍」の出来がすばらしく、真夏の暑い時期からの栽培ですが病気も出ずに10月初めから新鮮な味を楽しんでします。来年も八万八で種を売っているといいのですが。

白菜の中心部が巻き始めた様子(耐病豊秋60) 収穫適期のダイコン(YRくらま)

10月22日(金)晴れ

 台風23号が20日の夜間に関東地方を通過しましたが、当地は雨が降った以外は風もなく平穏な感じでした。全国的には大きな被害が出たようで、被災地の方にはお見舞い申し上げます。昨日午後からは青空が出て、良い天気になりました。今朝もスッキリ晴れています。
 畑の野菜たちも台風の被害はなく、キャベツ、ブロッコリーなどが生き生きと育っています。キャベツは極早生「将軍」の一部が生育が進みすぎて裂球が出はじめました。裂球しても商品で売っているわけではありませんので、家で野菜炒めや餃子の具にすればよいので結構使えます。小カブ、コマツナも収穫適期といったところで、スーパーなどで高値の野菜を見ながら、我が家は豊富な野菜に満足しています。

裂球したキャベツ(将軍) ピカピカの小カブ(右)とコマツナ(左)

10月23日(土)晴れ

 今日もよく晴れました。市内では2年に1度の「富岡どんとまつり」が開催され、私もイベントに参加してきました。
 午後6時前に新潟県小千谷市付近を震源とする大きな地震があり、当地も結構揺れました。最初にカタカタと小さな音がして揺れましたが、数秒後には釣り電灯が左右に揺れる状態が10秒ほど続きビックリしました。小千谷市で震度6強、群馬県南部は震度5弱だそうです。その後も身体に感じる地震が2回ほどあり心配しましたが、それで収まりました。今回ほどの揺れはしばらく体験したことがなかったので心配になり、家の周囲は点検してみましたが異常はなかったようです。報道によりますと、震源の近くでは家屋が倒壊したり、道路の亀裂、陥没、上越新幹線の脱線など大きな被害が出ているようです。夏には水害もあり、さらに先の台風でも大雨が降ったということで心配されます。

10月24日(日)晴れ

 今朝も快晴で、朝の収穫が楽しくできます。世の中の野菜が不足しているといわれる中で、我が家は家族に不足なく収穫できますのでうれしい限りです。さすがに1個1,000円のレタスはありませんが、キャベツ、ブロッコリーならなんとかなっています。ブロッコリーは第2軍団のハイツが収穫期になってきましたので、またしばらくは安心です。この時期からのハイツは涼しくなってから花芽がついてきているので、芯に空洞が入るものや花蕾形の乱れるものもなく惚れ惚れするようなよい姿です。
 心配なのは白菜で、早生の耐病豊秋60はもう少しで巻きが締まってきそうですので安心ですが、後発の王将はまだ芯葉が立ち上がっていませんので、今後寒い日が続くと巻かなくなる心配があります。一昨年は半分ほどしか巻かなくて、開いた白菜を炒めて食べたこともありました。
 小カブ、キャベツの収穫を終えた場所にホウレンソウ(メガトン)を播種しました。厳冬期に食べられるでしょうか。肥料は寒い時期ですので、有機でなく化成肥料888と過リン酸石灰を鋤き込んでおきました。

10月26日(火)くもり

 雲が空全体を覆い、今にも降り出しそうな天気になっています。
 キャベツは極早生の将軍が残り少なくなってきました。世の中野菜不足の騒ぎの中で、9月末から約1ヶ月おいしくいただけたので助かりました。次発の秋徳も立派に巻いていますので、今後も我が家のキャベツは心配ないようです。週末には幼児園のバザーにキャベツを10個提供することになっていますので、度重なる台風にも無事でヨカッタと安堵しています。
 将軍の跡地は残さを整理して、本日もホウレンソウ(メガトン)を播種してきました。

10月29日(金)晴れ

 朝の冷え込みが厳しくなってきました。とくに昨日は朝露が氷の結晶のようになっていて、野菜をつかむと真冬のような気持ちになりました。新潟県の地震被災地の方たちはもっと寒いでしょうから大変だと思います。
 子どもの通う幼児園のバザー用にキャベツを14個収穫しました。焼きそば用に10個使うそうで、14個のうちには裂球したものが2個含まれています。刻んで炒めてしまうのですから関係ないでしょうね。品のいい奴は1個100円で売れば、すぐに売れてしまうでしょうが、関係者はどう扱うのでしょうか楽しみです。

 
収穫頃のコマツナ。お正月用にまた蒔かなければ  

10月31日(日)くもり、晴れ

 朝のうちは霧雨でしたが、昼になってからは晴れて気温も上がり20度ほどになりました。
 昨日雨が降りましたので、今日も畑をトラクターで耕運できませんでした。そこで双葉が黄色くなり始めたキャベツ(春ひかり七号)をポットに移植しました。畑が乾いてきて耕運が済み次第定植してやろうと思っています。また、同じく畑に直播きできないエンドウ豆三兄弟(兵庫絹さや、スナック、久留米豊)をポットに蒔きました。畑は収穫のみで、ブロッコリーがハイツの大収穫期になっています。先週播種したホウレンソウ(メガトン)は、きれいに発芽が揃いましたので一安心です。
 午後は子どもを連れて、富岡市の温泉ではない「かのさと」へ。ここは日曜日でも空いていて、とくに雨の日(今日は晴れですが)や冬の寒い日のジャグジーは子どもを遊ばせるには最適です。4時間で大人500円、4歳〜小学生300円と料金も格安です。「かのさと」で遊んだ後は、お食事どころの「南蛇井ドライブイン」でラーメン付きの定食で、子どもたちも大満足でした。なお、この店の女将さんは帰り際にいつも飴やチョコレートなどを我が家の子どもにくれるので、これもお気に入りの一つかもしれません。