8月1日(日)晴れ

 台風が過ぎて、また暑い夏が戻ってきました。それでも日中は風があり、やや過ごしやすかったです。
 キャベツ(秋徳)、ブロッコリー(ハイツ、エンデバー)をセルトレイに播種しました。7月に播種したものは、すでにポットなどに移植されたものもありますが、時期をずらして蒔いています。これからキャベツの彩ひかりが控えています。畑では秋冬野菜用地にカキガラ石灰を散布して、ロータリー耕運を行いました。
 今後の種子も買い物ついでに購入し、ハクサイは「耐病豊秋60」「王将」、ダイコンは「YRくらま」「耐病総太り」「耐病干し理想」を用意しました。「YRくらま」はお盆頃の播種になりますが、その他は9月になる頃が適期ですので早蒔きの欲を押さえて良いものを作りたいと思います。
 畑ではキュウリの第1団が力を落としてきました。第2団の南極1号とVロードもパワー減退気味で、地這いも成りが落ちています。先の猛暑&乾燥、さらに台風の豪雨でしたから無理もありませんが、生き生きしているのは第4団のときわ地這いのみです。こちらは青々としていて、雌花も付き始めていますので、今後はこちらのお世話になりそうです。

8月3日(火)くもり

 薄曇りでやや涼しい朝になりました。
 キャベツ(将軍)を定植しました。6月27日に播種した苗ですが、本葉7、8枚で少し大きく育ちすぎたかもしれません。虫の多い時期ですから株元にオンコル粒剤を使いましたが、基本的には寒冷紗被覆で対応しようと思います。暑い時期ですので元肥は過リン酸石灰を株間に入れただけにしました。窒素は上のコンニャク畑から流れてくるでしょうから、何もしなくてよいようです。
 夕方は仕事が終わるとすぐに帰宅して、畑の周囲の草刈りをしました。相変わらず雑草軍団はしぶといですが、今年は猛暑のためでしょうか例年よりも雑草の生え方が弱いような気がします。草刈機できれいにしても半月もたてばまたグンと伸びるものですが、今年はカヤツリグサなども芝の親分程度で、草も参っているのでしょうか。作業後は明日のデザートのスイカとカボチャを収穫しました。結果は下の写真のとおりです。

収穫したカボチャ(白爵)とスイカ(紅小玉) 小玉スイカを割ってみると・・・熟れ熟れです〜

8月4日(水)くもり

 今朝も涼しいスタートです。昨日は降雨の予報がありましたが、結局雨は降りませんでした。キャベツの苗に水やりは不要と思っていたのですが、今日も降らないとなると灌水の必要があるかもしれません。
 農作業は草刈りと収穫でしたが、雑草が生えなくなる10月ころまでの二月は仕方がありませんね。

定植したキャベツ(将軍) 早く活着してほしいものです

8月5日(木)小雨、くもり

 目が覚めると霧雨で、その後も小雨が降ったりやんだりしました。夕方からは雨は上がりましたが、蒸し暑い夜になっています。
 キャベツは昨日の夕方には少し萎れていましたが、夕方の灌水と夜中からのお湿りで勢いを回復しました。これでしっかり根付いてくれると思います。後は雑草と悪虫との戦いですが、これは育て親の私が頑張らなければなりません。
 キュウリは収穫量が激減してきました。これまで毎日30本以上は収穫してきたのですが、今朝は15本になってしまいました。期待の地這いは元気よくツルを伸ばしているのですが、肝心の雌花がなかなかつきません。それぞれ子ヅルが4、5本出ていますが、これから節成りになってくれるでしょうか。飛び成りでもよいのですが、収量が上がりませんのでヤキモキします。
 食卓は野菜のオンパレードで、とくに茹でたモロヘイヤ、オクラを冷やしてから糸引きにして食べるのがお気に入りになっています。例年ですと、もう食べ飽きているのですが、今年はなぜか飽きが来ないようです。それとナス、オクラ、伏見甘長を出汁で煮込んで冷やした料理(妻が友人に伝授されたそうです)がサッパリして、おいしくいただいています。

8月7日(土)晴れ

 朝から燃えるような日光と蒸し暑さで、収穫したモロヘイヤは家に持って帰る15分程度の間に最上部の葉が萎れていました。午前10時過ぎには作業をあきらめて帰宅し、冷やしたスイカに飛びつきました。某釣り名人なら冷えたビールといったところでしょうか。ただ、これを入力中の午前11時30分頃には雷鳴が聞こえ、南の稲含山の方は雷雲で真っ黒になっています。午後には雷雨になりそうです。
 地這いキュウリがようやく収穫期になってきました。子ヅルに雌花が節成りに付き始め、早いものは収穫適期になりました。これからは疲れた南極1号に代わって力を発揮してくれそうです。夏にキュウリは欠かせませんから、大事な野菜です。
 サツマイモ(ベニアズマ)を1株試し堀りしてみましたが、順調な生育をしているようです。5月連休の終わりに定植したものですから約3か月で、下の写真程度になってきました。1週間後のお盆には少し楽しめるかもしれません。ベニアズマは9月が収穫適期とされていますが、掘り遅れるとシロウリのような馬鹿でかいイモになって美味さも価値もないものになってしまいますから、頑張って食べましょう。まあ、妻や子どもはサツマイモが大好きですから、私が心配しなくてもなくなりますが (^^;

収穫が始まった地這いキュウリ 初収穫のサツマイモ

8月9日(月)晴れ、雷雨

 猛暑のスタートでしたが、夕方から雷雨になりました。午後6時半頃からは強い雨になりましたので、苗を避難させたバラックの扉を慌てて閉めました。
 秋野菜の定植を始めました。昨日の夕方にはブロッコリー(ハイツ)を40本、今朝はキャベツ(将軍)を80本植えました。何れも虫除けのオルトラン粒剤を土に混和して、植え付け水をたっぷりくれました。まあ、今日の雷雨がありましたから水には困らないでしょうが、活着前の苗は弱いですから半日も強い日差しにに当たると萎びてしまうので手入れは欠かせません。
 7日に播種したブロッコリー(緑麟:トキタ種苗)とキャベツ(彩ひかり:タキイ種苗)は、セルトレイで可愛い芽を出してきました。この2種は来年の収穫を予定していますから、気の長い話ですね。

8月12日(木)晴れ

 ここ数日は夕立もなく晴れ間が続いています。東京は最高気温30度以上の真夏日が、連続38日間の新記録となったそうです。こちら群馬県南部は、この時期には東京よりも暑いのが常識ですから、暑さも限界といった感じです。それでも体は暑さになれてきたのか、一時ほど気にならなくなってきたから不思議です。

 
収穫したパプリカ。普通のピーマンと比べてください  

8月13日(金)晴れ

 今日もよく晴れて、最高気温は35度になりました。朝は結構涼しかったのですが、日が高くなると暑いとしかいいようがありません。
 お盆迎えの日でお寺はにぎやかでしたが、子どもたちも提灯を持ってうれしそうに歩く姿を見るのは楽しいものです。夕飯は恒例の天ぷらということで、サツマイモ(ベニアズマ)を掘ってきました。先週の試し掘りでおおよその見当はついていましたので3株掘ってみましたが、立派な売り物サイズが4本、その他やや細めを含めて12本ほどものになりました。さっそく天ぷらにしますと、子どもたちも大喜びで食べましたのでほっとしました。これからしばらくは、サツマイモを楽しめそうです。なお10月になりますと格別においしい「クリイモ」が収穫できますので、本番はそれからです。
 秋冬野菜の方は、ブロッコリー最後のセルトレイ播種で「緑麟」を蒔きました。来年2、3月の収穫を目指しています。

手ごろなサイズのサツマイモ(ベニアズマ) さっそく天ぷらになりました

8月15日(日)雨、くもり

 夜中からの雨が、午前10時頃まで降りました。雨が上がっても雲はとれず、久しぶりに涼しくなりました。まあ、暑さに慣れた体には、少し寒いと感じたほどです。
 親戚の人たちがお盆で見えましたので、わが家でゆっくりと過ごしました。帰りには私の栽培したサツマイモ、カボチャ、ニガウリ、キュウリなど時期の野菜やジャガイモ、タマネギなど保存のできるものをお土産替わりにもっていっていただきました。スーパーなどで売っている商品の野菜には見てくれは劣るかもしれませんが、喜んでいただければうれしいものです。妻の実家からは葉ショウガもいただいて、こちらはシーズンでうれしいものです。

8月16日(月)晴れ

 朝の内は曇って涼しかったのですが、青空が広がるにつれて暑さが戻ってきました。
 今日は夏休みを取っていましたので、家族サービスです。妻が佐野のアウトレットに行ってみたいというので出かけてみました。軽井沢のアウトレットはよく出かけますので似たようなものかなと思っていましたら、随分大人向けの店ばかりで、私と子ども(下の2人)は30分ほどですぐに飽きてしまいました。軽井沢は涼しいので嫌になったら木陰で遊ばせていればよいのですが、佐野市では猛暑の館林市の隣ですからどうしようもなく、公園で少し遊んだ後はイオンのショッピングセンター(24時間営業)でブラブラ遊びました。私は夏は信州でソバでも食った方がいいと思いますが、妻と小学生の娘は佐野もファッショナブルで楽しかったと言っていますので、好みの違いでしょうか。
 ということで、農作業は苗の手入れ以外は全休しました。また明日からがんばりましょう。

8月17日(火)くもり、雨

 朝は涼しく、ブロッコリー(ハイツ)を63本、前回と併せて100本の定植となりました。前回のブロッコリーとキャベツは灌水の効果があったようで、無事に定着したようです。

8月19日(木)晴れ

 昨日から猛暑が戻っています。それでも日中は焼けるような暑さですが、朝夕は秋がきているなと思わせる涼しさを感じます。
 キャベツ、ブロッコリーの定植を毎日少しずつしています。これまでにキャベツは将軍100本と秋徳40本、ブロッコリーはハイツ100本が畑に植えられました。早く植えたものは、下の写真のとおり元気に育っています。

活着したキャベツ(将軍) こちらも元気なブロッコリー(ハイツ)

8月20日(金)晴れ

 今日も日中は肌を刺すような日差しで猛暑となりました。それでも台風15号の影響でしょうか、やや強い風が吹きましたので昨日よりは過ごしやすい感じでした。夕方日が暮れますと一気に涼しくなり、子どもが寝付くのにエアコンが不要でした。屋外では秋の虫たちが景気良く鳴いています。
 トラクターのロータリー軸の受け部品が破損してしまい、耕運作業ができなくなってしまいました。近くの整備士さんに来てもらったところ、部品を取り寄せなければならないということで、しばらく大作業はお休みです。

8月21日(土)晴れ、くもり

 今日は大陸からの高気圧が冷えた空気を運んできたようで、一転して涼しくなりました。日中お日様が顔を出すと少し暑さを感じますが、爽やかな気分でした。
 畑ではキャベツ、ブロッコリーが順調です。収穫物ではキュウリの地這いが力を発揮し始めて、量が取れるようになってきました。まあ、涼しくなってきますとキュウリはサラダに入れるくらいで余り食べたくなくなりますが、近所でもらってくれますので便利には違いありません。サツマイモ(ベニアズマ)は完全に市販品並みに仕上がり、こちらは近所が喜んでもらっていきます。オクラ(スターライト)はイボ果、曲がり果が多くなりましたが、売り物ではありませんので平気で食べています。モロヘイヤは花蕾がつき始めましたので、そろそろ収穫をやめる時期になってきたようです。今日のように涼しくなってくると「夏野菜はもういいや」という気分になってくるのが不思議です。
 ナスは7月に強剪定した株が猛烈に元気で、剪定しなかった株は枝が伸びきり、葉ダニがいるのか白い葉が出るなど調子が落ちてきています。もう剪定済みの株で必要量は確保できるとみて、伸びきった方も枝を大幅に落としてスッキリさせました。ちなみにナスもキュウリと同じで、それほど食べたくなくなってきました。

8月22日(日)くもり

 朝から曇りで過ごしやすい日でした。
 それでは畑仕事!といきたいところでしたが、家族の都合やトラクターの故障などもあって、ほとんど進みませんでした。それでも九条(浅黄)の干しネギを40株ほど定植しました。元肥に鶏糞を入れるか迷ったのですが、根が出るまでは有機はどうかなと思って過リン酸石灰のみとしました。
 レタス(極早生シスコ)が発芽しました。今夏は暑かったので無事発芽するか心配だったのですが、20日からは涼しくなりましたので助かりました。今後はできるだけ涼しいところで育苗して、11月にはシャキっとした食感を楽しみたいものです。グレートレイクスの種子も購入してありますので、そろそろ播種するつもりです。

8月24日(火)くもり

 昨日は雨模様で一日中涼しかったのですが、今日は薄曇りで日中は晴れてくるようです。
 朝の内にブロッコリー(ハイツ)を定植しようとして苗を持って畑に出かけたのですが、まだ土が湿っていて断念しました。それでもセルリー(コーネル619号)は苗の数が14本と少ないので、植えてきてしまいました。セルリーは肥料食いとのことですので、株間に化成肥料(888)を入れておきました。セルリーは初めての栽培ですのでまともなものができるか分かりませんが、定植までの様子は順調ですので晩秋の収穫期に期待しましょう。
 収穫はしてきましたが、昨日の低温もあってかキュウリは9本、いよいよ10本を割ってしまいました。地這いには幼果が付いていますので、これからも必要量は収穫できると思いますが、ちょっと物足りない気もします。

8月25日(水)晴れ

 暑い夏が戻ってきたようでしたが、日陰に入ると涼しい風を感じました。
 朝は5時半過ぎに畑に出動し、ブロッコリー(ハイツ)を30本植えました。今回はポット苗で体力もありそうなので、朝晩の涼しさもあり、すぐに活着すると思います。コカブ(夏小町)が生え揃い、本葉が出はじめたところで第1回の間引きを行いました。

キャベツ(将軍)とブロッコリー(ハイツ)の畝 大きな葉が出て元気なブロッコリー(ハイツ)

8月26日(木)くもり

 薄雲が空を覆っています。朝は涼しく農作業に適しているのですが、今日は妻が6時半前に所用で出かけてしまいましたので、早朝の収穫のみになりました。夏野菜も猛暑から少し解放されて、元気を取り戻してきているようです。

定植したセルリー(コーネル619号) 干しネギ(九条)は元気が出てきました

8月28日(土)くもり、一時小雨

 また台風がやってきそうです。大型で非常に強い台風16号は南大東島の北東約300キロにあり、ゆっくりと西北西へ進んでいるようです。明日から明後日にかけて西日本に接近、上陸する恐れがあるそうで、強風や大雨が心配です。
 朝のうちは小雨(霧雨程度)が降っていましたので畑作業は中止かなと思っていたのですが、8時頃には止んで貴重な作業時間を確保できました。トラクターの故障で滞っていた耕運作業を行い、秋冬野菜の播種、定植の準備は整いました。土の湿り気が心配でしたが、ロータリーで練るような状態にはならず、適度な湿り気といった感じでした。
 ついでにブロッコリー(ハイツ)70本、キャベツ(秋徳)30本を定植しました。台風の心配がありますので本当は待っていたかったのですが、ポットで根が回り過ぎてきたようなので植えておきました。ダイコン(YRくらま、耐病干し理想)を少し播種しました。YRくらまはお盆過ぎから少しずつ蒔いてきて、ついに小袋1つを使い切りました。9月からは待望の「耐病総太り」の播種になります。ホウレンソウ(おかめ)がきれいに生え揃いました。こちらも主力は、9月以後播種の「オーライ」「メガトン」になります。
 タマネギの種子を購入しました。例年どおり「ソニック」「アトン」「ターボ」「ネオアース」「東京レッド」です。「ネオアース」は「アース」の代替品のようですが、保存性は同じようなので主力として期待しています。

8月29日(日)くもり、一時小雨

 台風はゆっくりと北西に進んでいるようで、当地ではまだ小雨程度の影響しかありません。日中はほとんど曇りで、時々思い出したように小雨が降るので畑作業には出かけられませんでした。結局バラック内で苗の手入れなどを行って、その他は遊び用で一日が終わってしまいました。8月の下旬から9月の半ばまでは秋冬野菜の播種、定植における最大のポイントで、早いと虫や病気に悩まされ、遅いと寒さに当たって十分育たないという難しい時期です。一昨年は早く冷え込んで白菜が半分ほど巻かない惨状、昨年は季候が良くて助かりましたが、今年の秋はいかがでしょうか。
 苗の方は、キャベツの作業をこなしました。128穴セルトレイに播種しておいた「彩ひかり」「湖水」をポットに移植しました。これらはもう少し遅めの移植を予定していたのですが、発芽後の間引きをうっかりしてしまい少し徒長気味になっていましたので、早めにポットに移植してしまいました。それぞれ90本で計180本です。トレイには間引きしてまだ各50本ほど残っていますので、こちらは1週間ほど後に移植したいと思っています。「彩ひかり」は毎年栽培していますので特性がわかっていますが、「湖水」は初めて栽培してみますので予定どおり2月に春系のような味が楽しめるか心配でもあります。