9月1日(月)くもり

 未明に雨が降ったようで土が結構湿っていました。夜明け後は晴れたのですが、朝は収穫のみの作業としました。
 相変わらずニガウリとオクラの収穫がハイペースで続いています。キュウリも地這いの「きぬひかり」が、いよいよ地力を発揮してきました。子づるに次々と雌花がつき、収穫が始まりました。今夏は「南極1号」の後、雨天が続きましたので「きぬひかり」の定植が遅れてしまいましたが、何とかキュウリの収穫が途切れずにすみました。

9月2日(火)くもり

 今朝も朝日は見られませんでした。
 野菜の収穫の後、軟弱野菜の播種をしました。元肥に普通化成を振り、シュンギク(中葉新菊)、コマツナ(楽天)、コカブ(金町)をそれぞれスジ蒔きしました。コカブはキスジノミハムシに毎回取りつかれて、真っ白なはずの根部をデコボコにされたりしているのですが、短期栽培なので農薬を使うのも嫌なので殺虫剤は使いませんでした。シュンギクは摘み取りですので長期に収穫できますが、コマツナ、コカブは収穫時期が短いので、これから10日おき程度の間隔で播種したいところです。何といっても新鮮なコカブのもみ漬けで食べる朝飯は、自分で栽培する者の特権ですからね。
 白菜(金将2号、晩輝)をセルトレイに播種しました。

9月3日(水)晴れ

 今日はよく晴れて、朝から気温がグングン上がっています。
 野菜の播種ですが、今日はアブラナ(オータムポエム)、ホウレンソウ(日本種)を蒔きました。日本種のホウレンソウは、種子に針があって作業が面倒なのですが、メガトンと作り較べてみるつもりです。

9月4日(木)くもり

 昨日は猛暑になりましたが、今日も引き続き猛暑でした。。
 定植された野菜たちはしっかりと根付いたようで、元気な様子がうかがえます。ホウレンソウのメガトンも今朝一斉に発芽しているところが確認できました。なお、ホウレンソウは乾燥が心配なので、散水しておきました。
 白菜(金将2号、晩輝)は、無事に発芽しました。

白菜(耐病郷秋60) キャベツ(秋徳) ブロッコリー(シャスター)

9月5日(金)晴れ

 朝は涼しく農作業も捗りましたが、日中はまた暑くなりそうです。
 ブロッコリー(ビッグドーム)を55本定植をしました。真冬の1月頃収穫を予定していますが、寒い中で立派な頂花蕾をつけますので楽しみです。それにしても暑いこの時期に真冬の収穫を考えているのですから、ブロッコリーは息が長いものです。
 コマツナ、コカブがきれいに揃って発芽しました。

9月8日(月)くもり

 昨日から小雨模様で、気温も低くなっています。忙しい仕事も昨日で終わり、今日からは通常モードでいけそうです。
 朝の収穫後に別の畑にある秋野菜を点検しました。暑くないためか順調な成長で、ブロッコリー、キャベツ、白菜らは本葉を大きく展開しています。ダイコンも順調で、葉が触れ合ってきましたので、間引きをしました。間引き菜を食べたいのですが、黒虫の猛攻撃に対してオルトラン水和剤を使いましたので食べられません。(残念)

発芽したホウレンソウ(メガトン) 本葉が展開中のダイコン(YRくらま) 今朝の収穫です

9月10日(火)晴れ

 晴天が続いています。昨日は真夏が帰ってきたような日で、今日も暑さが続くようです。
 収穫の方は相変わらずニガウリを大量に収穫しています。我が家で食べるのはもちろんですが、妻が友人たちにあげて結構喜ばれているようです。ネットに吊る下がっている様子を見ると、まだしばらくは収穫が続きそうです。
 ブロッコリー(緑積)を12本定植しました。初めて栽培する品種ですが、ブロッコリーはすでにたくさん植えてありますので、余りは他家へ養子に出す予定です。シャスター、ハイツは高さ30cmほどに育っています。

落ちた種から勝手に生えたアサガオ お盆に子どもたちが定植した地這いキュウリ

9月11日(木)晴れ

 朝は晴れまして、夏休みの取れた今日はゆっくりと畑に行きました。
 ダイコンの播種をしました。品種は「冬どり大蔵」と「耐病総太り」で、それぞれ20株程度の試し蒔きといったところです。大蔵ダイコンは自分で栽培するのは初めてで、どのようなものができるかわかりませんが、耐病総太りは毎年作っていますので安心できます。例年主力は10月第1週に播種しますが、今年もやや早く少し蒔いてみました。この品種はス入りしないし、品質も安定していますので作るのが楽です。逆に大蔵は根長が45cm程度ということで、耕土が大丈夫なのか心配もあります。
 夕方にはキャベツ(彩ひかり)の定植をしました。彩ひかりは真冬どりのキャベツで、今日を第1団とし、さらにポットに第2団が控えています。その他、レタス(冬シスコ)、白菜(晩輝)、水菜(京みぞれ)を播種しました。

9月14日(日)晴れ

 このところ晴れの暑い日が続き、まるで夏が戻ったようです。畑も乾燥気味で、乾燥に弱そうな野菜たちには、朝晩の散水で対応しています。
 キャベツ(彩ひかり)の第1団残りを定植しました。これで彩ひかりは58本になりました。先発のものは乾燥気味で葉の縁が枯れたようになったものもありますが、何れも新芽の部分はきれいな黄緑色で元気がありますので、安心して見ていられます。
 お盆過ぎに定植したブロッコリー(シャスター、ハイツ)とダイコン(YRくらま)は、アオムシや黒虫、キスジノミハムシの襲撃が激しくなってきましたので、仕方なくディプテレックス乳剤を散布しました。あと2週間もすれば、多少虫にやられても平気の平左といったところですが、今の植物体では小学生が熱を出しているようなもので、まだ薬がないと心配なところです。
 暑い昼間は、恒例である沼田市へのりんご狩りに家族で出かけました。毎年寄っている佐山の鶴亀りんご園で、思いっきり新鮮なりんごを味わってきました。園の若女将によると、今年は冷夏でしたがりんごは寒いところの果物なので生育は良く、味も良いそうです。夜は壮年野球のナイターで、忙しかった一日が終了しました。ちなみに2死の2塁ランナーでいて、ライト前ヒットで3塁を回ったところで少し足(太もも)がガクッとするような感覚があり、本塁は楽々と踏みましたがヒヤッとしました。もう若くないのでしょうね。(野球をして始めてのこと・・・(^^; )

かなり成長したブロッコリー(ハイツ) 間引きで一本立ちになったダイコン(YRくらま) 畑の様子(左から大根、ブロッコリー、キャベツ)

9月15日(月)敬老の日 晴れ

 今日もよく晴れて、しかも大陸の高気圧の影響かやや強い乾燥した北西よりの風が吹きました。結構爽やかな感じでしたが、畑は一段と乾燥が進み、野菜たちへの散水がたいへんです。
 体に疲れが溜まっているのか、鼻水が少しとくしゃみが度々あり、作業は収穫とレタス(極早生シスコ)の定植10本に止めました。レタスはシスコの苗も十分に育っているのですが、気力がありませんでした。ただし、発酵鶏糞を中央に割り込んだ畝をすでに用意してありますので、明朝にでも植えてやりたいと思います。収穫もニガウリとピーマン類が相変わらず大量に収穫できています。とくに伏見甘長は猛烈な成りで、形の悪いものは畑に捨てていましたが、妻が友人に評判がいいので全部持って帰れというので捨てなくなりました。

9月16日(火)くもり、一時晴れ

 朝から雲が多く、これまでに比べれば涼しい日でした。
 疲労感がなかなか抜けないのですが、野菜たちは待ってくれませんので今日も農作業です。白菜(黄ごころ85)を64本定植しました。128穴セルトレイで育苗していたのですが、8月27日に播種して20日間で本葉4,5枚の出来の良い苗になっていました。100本くらいは植えるかなと思っていたのですが、近所の人が苗を欲しいといってきましたので、残りを分けてあげました。ホウレンソウ(メガトン)を追加で蒔きました。

9月17日(水)晴れ

 今日も雨の気配すらなく、乾いた暑い日になりました。朝晩はさすがに涼しいのですが・・・
 連日の水くれです。とくに定植したてのものと、ホウレンソウ、カブなどの葉物には十分に与えています。それでも雨には遠く及びませんが (T_T)
 それにしても乾燥には参りました。来週には年に一度の大仕事である、タマネギの播種が控えています。タマネギは9月20日前に蒔けばトウ立ちしてしまうし、逆に10日も遅れれば育たなくてものになりませんので神経を使います。土に適度な湿気があればパオパオを掛けておくだけでよいのですが、乾いているとギュウギュウに踏まなければ生えが悪いので疲れます。

白菜(耐病郷秋60)、芯が立ち始めそうです ブロッコリー(ハイツ)、悪虫に耐えています キャベツ(秋徳)、こちらは順調です
ダイコン(YRくらま)、間引きしてスッキリ! ニンジン(向陽二号)、キアゲハを毎日捕殺中 法蓮草(メガトン)、ピン!と立って元気です

9月19日(金)晴れ、くもり

 今日は猛暑といった感じではなく、もうすぐ雨が降り出しそうな雲行きとなったり晴れたりでした。明日からは、久しぶりで雨になりそうです。
 昨日、キャベツ(彩ひかり)を他家に養子に出しましたが、わが家の分も今朝20本定植しました。とにかく畑は乾燥していますが、試しにシャベルで掘ってみると土の中は水分がそれなりにありましたので、やや安心しました。彩ひかりは1月どりを予定していますが、活着の具合で多少遅くなるかもしれません。養子先は黒マルチを使うようで順調に育つでしょうが、私は秋冬のキャベツ、白菜、ダイコンにはマルチを使わない(お金がもったいない)ので、ゆっくり育てることとします。
 アサツキ、わけぎの球根をダイコンの畝の中心に植えました。頂上が見える程度の浅植えですが、丈夫な野菜ですから青々とした収穫物が楽しみです。その他、コカブ(金町)を蒔きました。

9月20日(土)くもり、雨

 台風15号が奄美諸島付近にあり、その影響で朝方は弱い雨が降りました。しかし、7時頃からは雨も止んで農作業ができました。
 タマネギ(ソニック、アース)の播種をしました。1.4m幅の低い畝は過リン酸石灰を散布後に作り、足で固く踏んでトンボで均したところにトンボで条を作りました。覆土後はまた足で踏み、コオロギ対策のグリーンベイトを散布した後パオパオで覆っておきました。台風の豪雨で叩かれるのが心配なので、パオパオは二重にしておきました。なお、アトンは説明書に普通の中生種よりも7日遅く蒔けとありましたので、後日にいたします。
 他の野菜では、台風後にすぐ白菜を定植できるように、鶏糞を中心に割り込んだ畝を用意しておきました。
 午後になって、雨は本降りになってきました。畑の乾燥は、これで解消できました。

9月21日(日)雨

 雨が休みなく降り続いています。それでも台風の強い雨ではなく、梅雨時のような弱い雨になっています。畑の農作物には影響はないでしょうが、台風15号は潮岬の南南東にあって北東に進んでいるそうですから、明日の朝が関東地方に最接近のようです。
 今日は収穫も作業も一切なく、家で読書や昼寝で過ごしました。夕食は子どもたちに好きなものを食べさせるといったら、回転寿司の「かっぱ寿司」になりました。なかなかソバ屋とは言ってくれません。

9月22日(月)雨、くもり、晴れ

 台風の雨は朝で上がり、昼頃からは晴れ間が広がりました。被害は全くなく、いいお湿りといった感じでした。
 畑を見てきましたが、適度な降雨でよく湿りました。夕方には土の表面が白いところも見えて、白菜(金将2号、晩輝)を各25本定植しました。これで白菜の定植はすべて終了し、あとはきれいに巻き上がるまで手入れとなります。白菜はキャベツやブロッコリーに比べて病気がでやすいので、まめに手入れが必要です。逆にキャベツ、ブロッコリーは殺虫剤さえかけていればピカピカのものができますが、さすがに自分で食べるものには安易に使えません。
 コマツナを間引いて収穫しました。高さが10cm程度で柔らかい状態で、私はこれくらいのコマツナが一番気に入っています。もう少し成長すると八百屋においてある大きさですが、固くなってきて、量は食べられるのですが美味しさに疑問があります。

芯が巻き始めたキャベツ(秋徳) ダイコン、ブロッコリーも順調な生長 立ち姿が美しいホウレンソウ(メガトン)

9月23日(火)秋分の日 晴れ

 涼しい風が爽やかな高原にでもいるような気持ちの良い日です。
 畑も土の湿り気が少なくなってきましたので、タマネギの種を追加で蒔きました。品種はアトン、アース、猩々赤の3種類で、もう少し遅れて蒔こうと思っていたのですが、週末には法事などがありますので蒔ききってしまいました。
 アファーム乳剤の力でしばらく悪虫を見ませんでしたが、ブロッコリーの葉がかすり状になったものを発見して葉裏をみると、ヨトウムシの小さい奴が群がっていました。葉を落として靴で踏みつけておきましたが、これから一月悪虫も子孫を残そうと死にものぐるいで攻めてきますので、全く気を抜けません。レタスもネキリムシに1株やられました。あわててグリーンベイトを播きましたが、後の祭り・・・

パオパオで覆われたタマネギの畝 ネキリムシにやられたレタス 瑞々しいコカブ(金町)

9月25日(木)雨

 昨日の朝9時頃から、秋雨前線の影響で雨が降り続いています。昨朝収穫に行ってから畑に行けませんので、体は十分に休めることができました。考えてみれば、この一月間は前半は仕事、後半は農作業と体を使い込んできましたので、良い休養かもしれません。

9月26日(金)くもり

 2日間降り続いた雨も朝には上がって、ようやく畑に出かけられました。
 まずは収穫ですが、ニガウリ、オクラなどの夏野菜たちが、涼しくなったためか急に勢いが弱ってきました。ニガウリは収穫量はまだありますが、葉がだいぶ黄色くなってきて、疲れましたといった感じです。今年は300本以上収穫したと思いますので、ご苦労様と言いたいところです。オクラも2m以上に伸びて、さすがに力がなくなり、今朝は6本の収穫で終わりました。ピーマン類だけは勢いが良く、相変わらず鈴なりです。
 タマネギ(ソニック、アース)が、発芽を始めました。豪雨で叩かれていないか心配だったのですが、無事にごあいさつができました。発芽が揃うまでパオパオで保護しておきたいと思います。白菜にナメクジを1匹発見し、抓みとって靴で踏み殺しました。こいつが芯に入ると手に負えませんので、奴らが嫌うストチュウをまめに散布しなければならないでしょう。夕方にはストチュウを散布しました。

まだまだ収穫される夏野菜たち 軟らかくておいしいコマツナ(楽天)
芯葉が立ち始めた白菜(耐病郷秋60) 発芽を始めたタマネギ(ソニック)

9月28日(日)晴れ

 快晴で、気温がやや高くなりましたが、夕方になって涼しくなりました。
 タマネギ(ソニック、アース)は、発芽が揃いまして安心しました。すでにピン!と立ったものが出はじめましたが、ほとんどが黒い殻を地中に置いてきていますので、ここまでは順調なようです。アトンと猩々赤は、まだ発芽しませんが、この分だと大丈夫でしょう。
 他に軟弱野菜のホウレンソウ(メガトン)、コカブ(福小町)を播種しました。こちらは過リン酸石灰と普通化成(888)を混ぜて散布し、よく混和してから播種しました。コマツナは毎日収穫できますし、ホウレンソウも最初のものがそろそろ収穫できそうですので、今秋は葉物は最初から豊富です。来春収穫予定のキャベツ(春ひかり七号、富士早生)をセルトレイに播種しました。
 夕方にはナメクジ対策として、ストチュウ散布の他、浅い容器にビールを入れたものをキャベツ、白菜の畝に仕掛けてきました。明日の朝に捕獲できているでしょうか。

9月29日(月)くもり

 昨夕仕掛けたビール容器には、ナメクジは入っていませんでした。6時前には見に行ったのですが、すでに逃走したのでしょうか。中にはコオロギが数匹溺れて死んでいました。
 葉物野菜はコマツナの他、コカブ(金町)も収穫体勢に入りました。コカブは玉の大きさがパチンコ玉程度ですが、葉も柔らかく美味しいことこの上なし。しばらくは新鮮な野菜を楽しめそうです。ダイコン(YRくらま)は、根の直径が2cm程度になり、間もなく収穫が期待できます。
 26日にセルトレイに播種したキャベツ(春ひかり七号)が、発芽しました。これから11月まで育苗し、定植後は小さな状態で冬越しの後、春4月に小玉ながらおいしい玉になります。