9月6日(金)雨

 猛暑が続いていましたが、4日の雷雨、今日の雨でグッと涼しくなってきたようです。
 キャベツ、ブロッコリーに続いて白菜(耐病郷秋60)を少しずつ定植しています。白菜は早生以外は直蒔きしようと思っていたのですが、この雨では週末に畑での作業はできないと判断し、「黄ごころ90」「オレンジクイン」「晩輝」はセルトレイに蒔きました。ダイコンが播種できないのが悩みですが、ダイコンは遅蒔きでも十分ものになりますので、楽観しています。

9月9日(月)くもり、晴れ

 天気の悪い日が続いていますが、今日の昼間は何とか持ちました。
 土曜日の雨で畑は結構湿り気味ですが、昨日の夕方にダイコンを播種しました。品種はYRてんぐ、耐病理想、冬どり聖護院の3種類です。本命の耐病総太りは9月後半から10月初旬に播種しますので、今後の天気を見ながら考えます。ただ、今回の播種直後に強い雷雨がありましたので、無事に発芽するか心配ですが、ダメでも本命が待っていると思えば気が楽なものです。
 今月後半はタマネギの播種も控えていますので、畑の整備には念を入れなければなりません。
 悪虫の猛攻撃が始まりました。キャベツ、ブロッコリーにはアオムシ、ダイコンには黒虫、ニンジンにはキアゲハと定番の連中です。ニンジンは目立つので手で捕殺していますが、他のものは手では困難ですので仕方なく殺虫剤を使っています。今回はアファーム乳剤の1000倍希釈したものを散布しました。10月半ば頃までが勝負です。

9月13日(金)くもり

 雨はそれほど降らないのですが、なかなか畑が乾きませんので作業が進みません。朝の収穫程度で終わってしまいます。
 キュウリのキヌヒカリ(地這い)が収穫最盛期になったようで、今日は30本の収穫でした。驚きなのは南極1号で、涼しくなってきたとたんに脇芽が出てきて、最近再び収穫できるようになりました。優秀な品種はここまですばらしいものなのでしょうか。ニガウリも8月末に疲れが見えたと思ったのですが、最近は元気はつらつです。

ジャングル状態の中でも収穫が続くニガウリ 結球が始まったキャベツ、虫の攻撃がすごい

9月14日(土)雨、くもり

 昨晩から昼間にかけて雨が続きましたが、夕方になって山が見えてきました。
 今日もキュウリとニガウリの大量収穫となりました。他にナス、ピーマン、オクラなどが収穫されますが、妻が上手に料理してくれますので食欲が旺盛で困ります。ビタミンCは摂りすぎ(排泄されるそうな)といわれるほどで自分で作れればこその贅沢でしょう。
 白菜は本葉が6、7枚で、やや大きめな葉が出てきました。最初のものは24株で自家用にはこれくらいでもよいのですが、セルトレイにはそろそろ植え頃な苗がたくさん控えています。タマネギの播種も心配で、天気の回復が待たれます。

9月20日(金)晴れ

 18日から好天が続き、畑も表面が乾いてきました。明日まで晴れが続くようですので、週末は久しぶりの農作業になりそうです。
 白菜、キャベツ、ブロッコリーなどが大きく成長してきました。農薬もこれまでにアファーム乳剤を使っていますが、これからヨトウムシなどが出てきますので、まだ2回程度は散布する必要があるかもしれません。
 キュウリは大収穫が続いています。地這いが絶好調で、形や色こそ支柱に作った南極1号にかないませんが、この時期に次々と収穫できるのでたいへん重宝します。スーパーなどで値段をみると1本50円くらいで販売されていますので、「わが家はX円の収穫かな」などと考えるとうれしくなってきます。

外葉が大きくなってきた白菜(耐病郷秋60)

9月21日(土)晴れ

 待望の農作業日和になりました。
 朝8時から作業開始で、早速エリアをトラクターでロータリー耕運しました。ロータリーの爪を取り替えたので深耕が利くようになり、耕運のやりがいがあります。エリアの乾燥を待つ間に、ダイコンの間引きと中耕を行いました。8日に播種した「YRてんぐ」と「耐病干し理想」で、すでに本葉が数枚の状況でした。雨が続いたためか土の表面がかなり固くなっており、軟らかくほぐすのに時間がかかりました。
 10時ころからはタマネギの播種を行いました。本日は早生の「ソニック」(20ml)、大玉の「アトン」(6ml)、赤タマネギの「猩々赤」(6ml)を蒔きました。トンボで整地した後にトンボで条をつけ、1cm間隔で播種した後、根切り虫用の殺虫剤「カルホス粉剤」を散布、トンボで土をかけながら整地しました。仕上げにコオロギ用殺虫剤の「デナポン」を振りかけ、パオパオで覆いました。以前はデナポンでなく「ダイアジノン粒剤」を使っていましたが今年は買い忘れてしまい、デナポンを使ってみました。
 その他、キャベツ、ブロッコリーの除草、追加定植など忙しい一日でした。

間引き、中耕後2本立ちになっているダイコン(YRてんぐ) 播種の済んだタマネギ(右のパオパオ覆い)

9月22日(日)くもり、雨

 午前中は曇りでしたが、午後2時過ぎから雨が降り出しました。やっと乾いてきた畑がまた湿ってしまうのかと思うと、ちょっと残念です。
 農作業は前日の続きを・・・といきたいところですが、9時から地元の野球大会、その後親戚の人たちとお墓参り、会食となかなか時間が取れず、午後1時半ころから畑に出ました。タマネギの「アース」を10mlほど播種したところで雨が降り始め、仕方なく寒冷紗で覆っておきました。当初は小雨だったのでセルトレイの白菜、レタスを10本程度定植しましたが、雨が強くなってきたところで断念しました。休日しか農作業ができない現状では、作業日の雨には参ってしまいます。

9月23日(月)くもり、晴れ

 昨日の雨は思ったほどの量は降らなかったようで、朝には畑に入ることができました。
 ダイコンの播種をしました。いよいよ本命・耐病総太りの登場で、今回は40本分です。なお、次週末が主力の予定で、全部で200本ほどになります。ダイコンは遅蒔きしてもダイコンになるし、耐病総太りは畑においたままでもス入りなどでダメになるものが少ないのでたいへん便利です。最終的には40〜50本は食べきれずに花が咲いてしまうのですが、ありがたい作物です。
 ホウレンソウは「メガトン」を少し蒔きました。昨年は強力オーライとメガトンを作ったのですが、メガトンの方が立つ性質があるようで収穫が楽でした。味はどちらも差がありませんので、今年はメガトン一本で行きたいと思います。タマネギの「アース」を蒔き終わりました。これでタマネギの播種は終了し、無事発芽を待つだけです。特に昨日と今日の分は足跡が付かないくらい強く鎮圧しておきましたので、発芽はそろうと思います。

9月25日(水)晴れ

 カブ(スワン)がきれいに発芽しました。これまで金町、耐病ひかり、福小町などを栽培してきましたが、スワンは中大カブになってもおいしいという説明書きを信じて作ってみました。どんなものができるか楽しみですが、カブの美味しさは何ものにも替えがたいものがありますので、期待しています。
 キャベツ、ブロッコリーはアファーム乳剤の効果が切れてきたようですので、コテツ2000倍液を散布しました。シャスターとハイツには花蕾が出来はじめていましたのでこれが最後の殺虫剤散布になりますが、効果に期待したいものです。

9月28日(土)雨

 未明から降り始めた雨が、強くはないのですが終始降りました。
 畑は作業になりませんが、作物の様子などを点検に行ってきました。タマネギは最初に蒔いたソニックが発芽を始めていました。ちょうど7日経過で発芽ですから、順調なようです。ホウレンソウも発芽し、先にでたカブとともにきれいに揃っています。
 キャベツ、ブロッコリー、白菜の御三家は順調に大きくなってきました。下の写真をごらんください。ただし雑草も大きくなってきましたので、再度除草の必要があるようです。

外葉が畝を塞ぐようになった白菜(耐病郷秋60)
20日の写真と見比べてください。
花蕾ができたブロッコリー(シャスター)