4月1日(日)晴れ

 よく晴れて5月並の気温になりました。日の出が早くなってきましたので、5時半には農作業を開始できます。
 メロン(モナミレッド、ボーナス2号)の定植を早朝に行いました。2月中旬の播種から1月半の育苗でしたが、10粒ずつ蒔いて、定植できたのは6本ずつでした。。取りあえず1.5mの黒マルチにビニール(昔ドロクロで使ったものの廃物利用)のトンネルをかけ、保温と雨よけにしました。ネットの出る品種は初めての栽培ですので心配もありますが、チャレンジも必要ということで頑張ってみたいと思います。
 コカブの間引きを行い、間引き菜を塩もみでいただきました。白い部分はまだマッチの先程度ですが、葉が柔らかくて最高のおかずになりました。子どもたちが収穫してくれるエンドウ豆とともに、春の食卓になってきました。

4月6日(土)晴れ、くもり

 お昼頃から曇りで、しかも東の風が強くなり、やや肌寒いようになりました。
 サトイモ、八ツ頭の植え付けを行いました。前年の株にビニールの被覆を行っていたため、多数の子イモから発芽が見られましたが、それなりに良い種が得られました。例年のとおり溝に鶏糞を1m当たり1kgほどと過リン酸石灰をバラ撒いて土を被せた後、種芋を置き覆土しました。サトイモが75株、八ツ頭が20株で、種はまだたくさんあるのですが、あまり作っても始末に困りますので家に持ち帰り煮物に使うことにしました。同様にショウガも葉ショウガ、イモショウガともに1kgを植えました。こちらはお盆頃から秋口のお楽しみで、ほんの少しの栽培です。
 ジャガイモは2日前から芽が出始め、今日でほとんど出そろいました。まだ霜の心配もありますが、ここまでは順調なようです。

4月7日(日)くもり、晴れ

 午前中は曇りでしたが、午後はよく晴れて暖かくなりました。
 タケノコ

 孟宗竹のタケノコが生え始め、2本収穫しました。これから湯がいて食卓に上る予定ですが、季節のものを直接目にして、しかも口にできるところが田舎暮らしのよいところでしょう。
 畑ではコカブの白い部分が一円玉程度に膨らんできました。まもなく収穫ラッシュを迎えそうです。心配なのは暖かさによる悪虫の攻撃で、球に穴の空いたキャベツを調べてみると、内部にヨトウムシが侵入していて捻りつぶす例が早くもでてきています。昨年も春先にアブラムシが大発生しましたが、周囲の農家はすでにネギの殺虫剤を頻繁に散布するなどの予防をとっているようです。
 我が家はできるだけ殺虫剤や殺菌剤などの農薬を使いたくないのですが、勤めで手のないことを考えると頭の痛い問題です。

 

 

4月14日(日)晴れ

 先週は、まとまった雨が降りましたので、この週末は農作業に最適の状態になりました。
 トンネル栽培中のメロン(モナミレッド、ボーナス2号)の摘心を行い、さらにガンダーラメロンとスイカの夏舞輝をトンネル内に定植しました。どれも初めて栽培する品種ばかりですので不安もありますが、何とか収穫にこぎつけたいものです。
 キャベツ(春ひかり七号)の収穫を開始しました。千切りで食すと軟らかく甘い味が春を感じさせました。
 自宅の庭先では枝豆、トウモロコシ、インゲンなどの播種をポットに行いました。これらは直接畑に蒔きますと鳥に食べられてしまう危険性がありますので、当初はポットにしています。

収穫を開始したキャベツ(春ひかり七号) 鱗茎が肥大を始めたタマネギ(アトン)
根部、葉ともにおいしいカブ(金町、福小町) メロン、スイカのトンネルと畑の様子

4月18日(木)くもり、晴れ

 昨日一日でまとまった雨が降り、畑も十分湿ったようです。
 コカブは根部がゴルフボール弱程度に大きくなり、いよいよ本格的な収穫時期を迎えました。土の水分も十分にありますので、割れや長根などの悪い症状もなく、おいしい毎日が続いています。朝食でいただくカブの塩もみは百姓ならではの喜びです。
 タマネギは早生のソニックが急に肥大を始め、マルチを持ち上げるようになってきました。また、畑ワサビも発芽を始め、やや薄緑色の葉を展開してきました。

4月21日(日)くもり、雨

 雨が予想されましたので、朝の内にメロンのトンネルで作業をしました。
 側枝が少しずつ出てきましたので摘芯し、現状を確認してきました。おおよそ7節程度まで伸びていまして、着果予定の12節までもう少しになります。肝心の日にきちんと花粉を付けられるか心配ですが、ここまできたら頑張るしかありません。

4月25日(水)晴れ

 朝方は雨が降り出しそうでしたが、その後は急に回復し久しぶりの良い天気になりました。
 キャベツ(春ひかり七号)は、ほぼ結球を完了しました。完全無農薬で、部分的にアオムシに穴を開けられていますが、ここ数日は近所や知人に収穫直後の配達で喜ばれています。TVのニュースでは、この春のキャベツは豊作で値崩れし、福岡県では収穫したものをまとめて廃棄しているようです。それでもスーパーなどでは1個100円程度で販売されていますから、美味しさもあって満足しています。なお、中早生の「秋蒔中早生2号」も結球を開始しましたが、こちらはさすがに無農薬は無理で、先週アブラムシ対策のオルトラン水和剤を散布しました。収穫までにはアオムシ対策でアファーム乳剤の使用も必要になるかもしれません。

4月28日(日)晴れ

 良い天気なのですが、気温は20度以下でやや涼しさを感じます。
 メロンはほぼ10節程度にまで成長してきました。葉もやや大ぶりのものが出てきまして、力強さが感じられるようになってきました。
 周囲の畑のタマネギが、猛烈な勢いで抽苔を始めてきました。我が家は小振りな苗を植えましたので、今のところまったくありませんが、中生のアトンが急に肥大を始めてきました。そろそろソニックと、アトンを食べられそうです。
 JAの苗販売で、夏野菜の苗を仕入れてきました。トマト(瑞光)、キュウリ(ほたか)、ナス(千両2号、庄屋大長)、ピーマン(エース)、スイカ(ブラックボール)です。スイカ以外はなかなか良い苗でしたが、スイカは少し勢いがない感じでした。まあ、スイカは初期成育が遅いし、ブラックボールは昨年も栽培して大成功していますので余裕はあります。

定植を待つ夏野菜苗軍団 収穫したキャベツ(春ひかり七号)を持つ有伽

4月29日(月:みどりの日)晴れ

 快晴で一日農作業としたいところですが、子どもたちを公園に連れていくと約束していましたので、車で新緑の信州に出かけました。
 ということで朝のキャベツ、コカブ収穫でおしまいです。ご近所の飲食店さんからキャベツの打診がありましたが、春ひかり七号では重量が1kg程度しかありませんので、秋蒔中早生2号ができるまでお待ちいただくことになりました。