12月4日(月)晴れ

 朝の冷え込みが厳しくなってきた。干しダイコンも量が多いので野外に干してあるが、凍みないように夜は囲ってやるのが日課です。
 ブロッコリーは第3陣のグリーンビューティーが採り頃になってきました。暖冬のためか予想よりも幾分(10日くらいか?)早いのですが、今年はさらに晩生のエンデバーが育っているので安心です。カリフラワーもスノークラウンが最盛期を迎えています。今年はていねいに外葉を結束したので、真っ白な美しいものが収穫されています。
 土曜日に高崎市にあるコリアン・ショップに出かけ、キムチの材料を仕入れてきました。早速女房殿が作業に掛かったようで、出来上がりが楽しみです。今年は白菜の黄芯がきれいにでていて、見ても食べても楽しみです。

有伽の描いた絵。太陽、両親、花です。

12月9日(土)晴れ

 今日は冷え込みも緩んで、春のような一日でした。
 野菜も順調に冬支度が進んで、農作業も収穫以外あまり用がなくなってきています。懸案はタマネギ植えなのですが、2月になってからでもタマネギになりますので、どうも緊迫感がありません。明日はタクアンでも漬ける算段となりそうです。

秩父市ミューズパークでの姉弟仲良し風景 同左、背後に見えるのがお気に入りのローラー滑り台です

12月10日(日)晴れ

 昨日に続いて暖かい一日でした。畑ではブロッコリーやキャベツにまだアオムシが付いていて、見つけた奴は捕っておいたのですが、これも暖冬の影響なのでしょうか。野菜の生育には暖かいことがプラスになっているようですが、冬は冬らしくということも必要でしょう。
 キウイフルーツを収穫しました。キウイは剪定の仕方がよく分からないので、枝が込み合ったところだけ冬の間に切ったのですが、それでも高いところに実が成ってしまい、収穫に苦労しました。ちょうど弟と近所の人が手伝ってくれたので、30分ほどですみましたが、来年からはどうなることでしょう。収穫量はコンテナに1箱半程度で昨年の半分ほどで、30kgほどでしょうか。それでも昨年は食べきれずに、コンテナに1箱以上腐らせてしまいましたので、食べ頃の量だと思います。とにかくキウイフルーツは肥料も、消毒も一切していないので、収穫できただけ儲けなのです。
 キャベツの彩ひかりが収穫期になってしまいました。予定では年末から来年2月頃の収穫ということだったのですが、これも暖冬の影響でしょうか。そういえば昨年は10月1日に播いたダイコン(耐病総太り)が暮れ頃からの収穫だったのに、今年はすでに大きくなっています。正月の内にアブラナを食べるようなことになるのでしょうか。

12月11日(月)晴れ

 夕方になって強風が吹きはじめ、寒い夜になりそうです。
 タマネギの定植を一部行いました。緑マルチにソニックを200本、黒マルチにターボを240本です。ソニックは6mm程度で若そうな良い苗でしたが、ターボは暖冬のためか8〜10mmほどで根本が膨らんだ老化苗が結構ありました。そのまま植えると抽苔が心配されますので、長い葉をハサミで切って植えてみました。
 まだ、ソニック、ターボはもちろん、アース、アトン、スターレッドが計1000本以上残っていますので、次の週末はたいへんなことになりそうです。

12月17日(日)晴れ

 先月末からまったく雨が降っていないので、少し畑が乾いてきました。そこで400リットルのタンクを急遽出動させ、タマネギやホウレンソウなどに散水してきました。ホウレンソウは乾燥でチッソが効かなくなっているのか芯に白い粉が付いたような状態(とはいってもウドンコではありません)で、尿素を1000倍に希釈して散水しました。
 漬け物もタクアン、白菜キムチ、ダイコンの醤油漬けなど多彩なものができるようになりました。とくに白菜とダイコンは出来がいいので、十分に活用したいところです。特にダイコンは「耐病総太り」と「みさと」がともに収穫期となり、今日は漬け物、ダイコンサラダ、おでんなどで2本半も消費してしまいました。何しろ、収穫して1時間程度で食べてしまうのですから新鮮そのものです。スーパーで値段をみると1本88円の表示があり、低農薬(みさとは完全無農薬:耐病総太りは間引き時にアファーム乳剤を1回のみ)の新鮮な野菜は、すばらしい価値があることがわかります。

幼児園のクリスマス発表会:舌切り雀で「大きな竹藪」の役です クリスマスの歌を熱唱です

12月19日(月)晴れ

 夜中に少し雨が降ったようですが、朝には晴れてしかも強風が吹き荒れる一日でした。富岡市は前橋市、高崎市などに比べると風が穏やかな方ですが、それでも空っ風が名物な群馬県ですから、それなりの風は吹きます。昨冬は弟のタマネギのマルチが風で飛ばされるなど、油断をすると痛い目にあってしまいます。

夕食メニュー:塩茹でしたブロッコリー(グリーンビューティ) ダイコン(耐病総太り)をよく煮たおでん
自家製キムチ(黄ごころ80)、ダイコン醤油漬、ショウガ漬 キャベツ(秋友)、ニラのたっぷり入った自家製ギョウザ

12月23日(土)晴れ

 一昨日の未明に少し雨が降りましたが、相変わらずの乾燥状態です。
 テレビのニュースで今年は関東地方に台風が来なかったと報じていました。しかし、夏場に雨が続いたり、逆に猛暑になったりで農作業にとっては辛い面もありました。周囲の農家はコンニャクや下仁田ネギを生産していますが、今年はどちらも安値が続いているようで、景気は芳しくありません。妻の実家はニラの値がいいようなので、一息ついているようです。
 今年の我が家の農作物は、ニンジンと豆類(エンドウをのぞく)が不作だったほかは、前年以上の成績だったと思います。とくに秋冬野菜は白菜、ダイコンともに優秀な成績でした。来年はいかに除草の手間をかけるかを検討したいと思います。薬剤ではアオムシ、ヨトウムシ対策のアファーム乳剤が卓効を示しましたので、これを有効に活用し、最小限の使用を心がけたいものです。