10月1日(日)晴れ

 ホウレンソウの種を播いた。9月に蒔いた「おかめ」は生憎の強雨に打たれたためか生え揃いが悪かったので、改めて「メガトン」を蒔いた。昨年は「メガトン」「強力オーライ」の2種類で成功したが、「メガトン」の方が立性で作業がしやすいので、今年は「メガトン」で行こうかと思っている。
 今日は小学校の運動会に有伽が幼児園の一員として参加した。大勢の人が見ているので、ちょっと恥ずかしかったのか緊張気味で、下を向いていることが多かったが良くできたと思う。その後、昼食に高崎市のテスラでバイキング。チビなので入場無料の光希は、カレーやゼリーなどを信じられないほどの量を平らげて平然としていた。有伽も黒米のカレーライスをおいしそうに食べていた。

沼田市の鶴亀りんご園で、食いに走る有伽と光希

10月3日(火)雨、晴れ

 コマツナの収穫を昨日から始めた。コマツナは店頭に並ぶものは茎が太い立派なものが多いが、わが家は間引き菜の茎が細い内が好みだ。日曜日にテスラでコマツナとモヤシの料理があり、結構おいしかったので妻が再現してみせた。両方の野菜をやや固めに茹で、寿物産(高崎市)で売っている磯酢で味付けしただけのもの。これがあっさり味の中で、野菜がシャキシャキして実にうまい。明日は寿の三陸原藻ワカメでも入れて味わってみようかな。
 その他、コカブ、シュンギク、ダイコンなどが後1週間から10日ほどで収穫可能になる予定。いよいよ秋野菜が本番になってくる(ワクワク)。カボチャはたくさん収穫してあるし、ナスやピーマンなどの夏野菜もまだ頑張っているが、正直な話もうあまり食べたくない。野菜については贅沢な話ができる現在の状況だ。
 タマネギの苗は、完全に立ち上がった。早く大きくしたいが、まずはリン酸を十分吸収させて、がっちりした苗に仕上げたい。

10月7日(土)晴れ

 ダイコンの第1号は、ス入りの失敗作だった。ちょっとガッカリしたが、食べるにはほとんど支障がなかったので、合格点は出せないが生でサラダに入れておいしく味わった。ダイコンを8月中に蒔いて成功したためしがないので、今年はYRくらまにしたのだが残念だ。来年は別の品種を考えなければならないようだ。
 コマツナは、どんどん大きくなってきて、食べるのが忙しいようになってきた。コカブは根部が膨らんできて、葉も込み合ってきたので間引いて塩もみで食べてみた。結構おいしいが、やはり白い部分の滑らかな舌触りがほしいところだ。カブをおかずに食べるご飯は、他のおかずがいらない美味さがある。

10月9日(月:体育の日)晴れ

 水菜、壬生菜、白菜(晩輝:タキイ)の植え付けをした。黒マルチのところであるが、白菜はもう遅いかもしれない。結果として巻かなければ、炒め物にでもして食べればよいだろう。水菜は正月の雑煮や汁物に使いたいし、漬け物にしても結構いけるので楽しみだ。
 ブロッコリー(シャスター)の花蕾が、直径5cm程度になってきた。今度の週末には初物を食べることができそうだ。第2陣のハイツも花蕾ができている。

地元の体育大会でコースに飛び出した光希 お母さんに捕まっても暴れます
10月8日の地元体育大会

 私は400m競走、綱引き、大衆リレー(全年代のリレー)
に出場。綱引きは優勝したのですが、懸命に引いたため
全身の筋肉痛に悩まされています。

 妻は風船割り競走に出場。強力な圧力で風船を叩き
割り、3位に入賞しました。

近所のお友達と仲良く会場内をお散歩

10月10日(火)くもり

 一日中すっきりしない曇りの日だった。朝は作物に露がしたっていて、作業が大変だ。
 現在成育中の主な野菜は次のとおり。

キャベツ  秋友甘藍(サカタ)  彩ひかり(タキイ)    
ブロッコリー  シャスター(タキイ)  ハイツ(タキイ)  グリーンビューティー(タキイ)  エンデバー(タキイ)
カリフラワー  スノークラウン(タキイ)  スノーニューダイヤ(タキイ)    
ハクサイ  耐病豊秋60(トーホク)  黄ごころ80(タキイ)  晩輝(タキイ)  
カブ  耐病ひかり(タキイ)      
コマツナ  楽天(タキイ)      
シュンギク  中葉新菊      
ホウレンソウ  おかめ(タキイ)  メガトン(タキイ)    
ダイコン  YRくらま(タキイ)  耐病総太り(タキイ)  干し理想(タキイ)  
丸ダイコン  冬どり聖護院(タキイ)      
タマネギ  ソニック(タキイ)  ターボ(タキイ)  アース(タキイ)  アトン(タキイ)
ネギ  九条太(タキイ)  下仁田(自家採種)  分けネギ(自家分けつ)  

 その他、夏野菜のキュウリ、ピーマン、伏見甘長とうがらしなども健在だ。とくにキュウリはここにきて、あきみどり(トーホク)が絶好調で、毎日イボの固い新鮮なものを収穫している。夕食には伏見甘長の天ぷらとコカブのもみ漬けを楽しむなど、野菜作りは最高の道楽だ。

10月12日(木)晴れ

 暑さが戻ってきたような日で、前橋の最高気温は29度もあったそうだ。
 わが家の食卓には野菜料理が多いが、ほとんどは私の趣味で茹でて醤油をかけるだけとか塩ゆでだけなどということが多い。ところが今日は朝から妻が、ビビンバを作ったのでびっくりしてしまった。自家野菜のコマツナ、ダイコン、ネギのほかに牛肉、ぜんまい、ニンジンを使って、コチュジャンという調味料で味付けしてあった。たいへん美味しいのでびっくりしていたら、外食での経験がものをいうそうな。それでは今後も奥様軍団で食い歩くという宣言だろうか。
 キャベツとブロッコリーが日に日に大きくなってゆく。週末には第1号を収穫して、いよいよ大量消費時代の始まりか。

10月16日(月)くもり、晴れ

 先週の金曜日から仕事が立て込んでいて、なかなか畑に行けなかった。それでも少しずつ草掻きなどをして、収穫に備えている。
 13日にブロッコリーを初収穫した。もちろん極早生のシャスターだが、味も形も申し分なく、ただの塩茹でだが秋の味覚を堪能した。親戚の家に妻の実家で収穫したショウガを送るついでに、ブロッコリーとキャベツ(まだ巻きが甘い)、コカブ、コマツナを入れてもらった。わが家の野菜程度ではスーパーで買った方が安いようだが、11月末頃には白菜や巻きの堅いキャベツなどを持って行けるだろう。

10月20日(金)くもり、雨

 仕事の方が連日の残業で、さらにちょっと風邪気味という条件の悪い日である。
 夕方は早く暮れてしまうので、畑に行くのはもっぱら朝になるが、朝は時間の制限があるのでほとんど作業にならない。野菜の収穫がやっとといったところだ。それでもコマツナなどの青菜やブロッコリーを収穫してすぐに茹でて食べられるので、悪い気はしない。キャベツも巻きが固くなってきたので、今後は連続して収穫できるだろう。

本格化してきたキャベツ(秋友甘藍:サカタ) 使い道が多いブロッコリー(シャスター:タキイ)
収穫中の秋野菜

 キャベツ:秋友
 ブロッコリー:シャスター、ハイツ
 コマツナ:楽天
 コカブ:耐病ひかり
 ダイコン:YRくらま
 シュンギク:中葉新菊

まだ頑張ってる夏野菜

 ピーマン:京みどり
 トウガラシ:伏見甘長
 キュウリ:あきみどり
 カボチャ:東京栗南京

まだまだ収穫できるカボチャ(東京栗南京:サカタ)

10月22日(日)くもり

 今日は午後時間が空いたので、今年2回目のリンゴ狩りに長野県小諸市まで出かけてきました。上信越自動車道の小諸インターチェンジから車で約5分の所にある「長井農園」で、5年連続の訪問になります。時期的に「北斗」という品種を期待して行ったのですが、今年は気候の関係かまだ早いということで「ハックナイン」「陽光」の2種類をもぎ取ってきました。「ハックナイン」という品種はこれまで知らなかったのですが、ふじとつがるを交配したものだそうで、甘さと酸味がほどよく交ざって、さらに果汁が多くおいしいものでした。家族も大満足で、最近家庭サービスが少なかったところで、点数を稼ぎました?
 夏野菜の畑でピーマン、キュウリは、まだ収穫できるのですが、なんとズッキーニが落ちた種から自然に発芽、成長したらしく、最近収穫を再開しています。カボチャも最近収穫しているものは、実生のもののようなのですが、味もいいし便利に活用しています。

10月29日(日)雨

 このところ雨の日が多くなっています。週末に雨が降ると畑仕事ができないので、作業が滞り困ったことになってしまいます。
 ブロッコリーとキャベツが収穫最盛期になりました。ブロッコリーは極早生のシャスターが一段落して、早生のハイツが採り頃になりました。ハイツは頂花蕾もよいのですが、腋花蕾も多く発生するので、これから2月までブロッコリーに事欠くことはありません。キャベツも早生の秋友が固くしまって美味しさ抜群です。朝どりをそのまま朝食でいただくのが最高です。
 タマネギとダイコンの除草をしましたが、昨日半日近くかかってしまいました。土が乾いていないので草掻きを使うことができず、仕方なく1本ずつ手で抜きました。でも苦労の成果で畝がすっきりとして、タマネギの良い苗ができそうです。ところで昨日の午後、某ホームセンターに買い物に寄ったらタマネギ(ソニック)の苗を売っていました。今ごろ植えたら春にはみんなトウ立ちしてしまうと思うのですが、いかがなものでしょうか。

幼児園の運動会で、アレイ体操をする有伽 同宝さがしで、ぞうさんのジョウロをもらった光希