9月6日(水)晴れ、くもり

 1日は前橋市で39度という信じられないような猛暑となったが、その後は一転して秋雨模様の涼しい日が続いている。連日の猛暑で畑が乾燥してきていたので、ここにきての雨はうれしかった。
 今日は宿直後の休養で午後の休みとなり、農作業がはかどった。取りあえず大急ぎのブロッコリー、カリフラワーの定植を行った。ブロッコリーは、グリーンビューティーとエンデバー。カリフラワーは、スノークラウンとスノーニューダイヤで両方で200本ほど植えられた。その他、ダイコン(YRくらま、冬どり聖護院、紅心中国ダイコン)、ホウレンソウ(おかめ)、シュンギク(中葉)などを播種した。前回播種のYRくらまは、黒虫がついて被害があったので、今回はオルトラン粒剤を振りまいておいた。

秋の夜長に絵本を楽しむ姉弟 字は読めなくても、絵本は朗読できます!

9月9日(土)くもり

 雨が降ったりやんだりの天気だが、昨日は霧雨程度だったので今日は作業が進んだ。
 今日播種したのは、白菜(オレンジクイン、耐病豊秋60)、カブ(耐病ひかり)、アスパラ菜(オータムポエム)。オレンジクインは初めて作るものだが、その他は栽培の実績がある。ただし、オータムポエムは株間の取り方や肥料に問題があったのか、昨年は成長が悪かった。今年は種袋にあるように、株間30cmにして鶏フンを芯に割り込んでおいた。オレンジクインは説明書によると芯が鮮やかなオレンジ色で、ビタミン類も多く、生食できるとのことなので楽しみだ。
 キャベツ(彩ひかり)の定植をした。キャベツは虫さえつかなければ結構良い球ができるので、巡回を怠らずに頑張りたい。しかし、先発の秋友甘藍やブロッコリーに早くも害虫が殺到してきたので、殺虫剤のランネートを散布しておいた。夕方虫の様子を見ると、青虫などが地面にひっくり返っていたので、効果が現れているようだ。
 ネギ(九条太)も定植した。こちらはお盆前に掘って、バラックに干しておいたもの。昨年も干しネギの定植で、冬には良いネギが収穫できた。九条ネギは下仁田ネギなどと違って分けつが多いし、地面付近で切り取ればまた生えてくるので大変便利だ。

9月10日(日)晴れ

 真夏が帰ってきたような日差しだったが、日陰にはいると涼しい感じで、秋になってきたなぁとしみじみ思ったりしている。
 レタス(極早生シスコ:タキイ)を定植した。128穴トレイで育苗していたもので、今日の暑さで少し心配だが、明日は雨になりそうだし無事定着を願うのみだ。ついでに小松菜(楽天:タキイ)も少し蒔いておいた。小松菜は若いうちはおいしいが、すぐに大株に育ってしまい収穫が難しい。

本物のピアノを楽しむ姉弟(お母さんの使っていたものを
手入れして、いい音色になりました。

9月13日(水)くもり

 月曜日に大雨が降り畑が心配だったが、ほとんどの作物は影響がなかったようだ。しかし、定植したばかりのレタスが強い雨に打たれたためか、しんなりとしていて立ち直れるか分からない状態だ。

9月17日(日)雨

 台風17号の影響で一日中雨が降っている。しかし、叩きつけるような雨ではないので、畑には影響なさそうだ。
 15日に白菜の定植をした。早生の耐病豊秋60(トーホク)と中生の黄ごころ80(タキイ)で、ともに本葉4枚程度の若い苗を使った。自宅のトレイには晩生の耐病豊秋85(トーホク)と晩輝(タキイ)が双葉で育っている。こちらはマルチを使って真冬に収穫したい。
 畑ではカブ、シュンギク、ホウレンソウなども順調に生育中だ。

9月22日(金)晴れ、くもり

 秋らしい日になったが、日中は日差しがあるとまだ暑い気もする。今朝の前橋は最低気温が18度だそうで、油断していると風邪でも引きそうだ。
 水上町で会議があり、帰りに子持村の永井食堂で「モツ煮定食:\590」を食べてきた。袋入りのおみやげ品はこれまでにも食べたことはあるが、食堂で食べるのを楽しみにしていただけに期待は大きかった。結果は予想以上の大満足。モツ煮はもちろん、ご飯もおいしい上に盛りもよく、夢中で食べてしまった。富岡市にもこのような店がほしいものだ。
 タマネギの播種をした。ターボ、ソニック、アース(以上タキイ)、スターレッド(トーホク)の4種類で、明日からの雨に叩かれないよう麻袋を敷いておいた。今年のタマネギは大成功だったから、先は長いが来年も頑張りたい。
 白菜は無事活着したようで、後はキャベツ、ブロッコリー同様虫退治が大事になってくる。

9月24日(日)晴れ、雷雨

 昨日は一日中雨が降り続いたが、今日は晴れて午前中は農作業ができた。
 とは言っても耕運や播種は無理で、殺虫剤の散布と少しの収穫作業だけ。キャベツや白菜には、アファーム乳剤を1500倍で散布した。前回のランネートは希釈倍数を誤ったのか撹拌が足りなかったのかわからないが、一部に薬害がでてしまった。今回は乳剤なので心配ないと思うが、慎重に使いたいと反省した。
 夏野菜のキュウリ、ナス、ピーマンはこの時期になっても順調に収穫できている。地這いキュウリのアキミドリ(トーホク)は、袋に書いてあるとおり優秀なおいしいキュウリが収穫できる。ナスは切り戻しが良かったのか、昨年と違って生き生きとしている。ピーマンは少し疲れが見えるが、伏見がものすごい出来で、大量の収穫(食べきれないで一部廃棄)が続いている。
 サトイモを1株掘ってみたが、結構肥大していた。しかし、孫イモがまだ小さいものも多く、もう少しの辛抱か。

9月26日(火)晴れ

 爽やかな秋の気候になってきた。
 冬用の青首大根「耐病総太り」を播種した。先発のYRくらまは順調なものが太さ2cmくらいで、次に蒔いたのが本葉2,3枚といったところ。耐病総太りは昨年10月1日に蒔いて、ほぼ2月いっぱいまで食べることができたすばらしいダイコンだ。ス入りがないし、味も良いので今年もぜひ成功させたい。干し理想ダイコンと聖護院ダイコンは、間引きをして1本立ちにした。
 キャベツ(秋友)は、芯が巻き始めた。アファームが効果を発揮したようで、青虫が外葉の上で死んでいる。明朝にはストチュウを散布の予定だが、ハイポネックスでも混ぜてあげようかしら。

9月28日(木)晴れ

 朝は毛布を被っていないと、寒いようになってきた。
 タマネギが無事に発芽し、見事にそろった。明日にはカビ病予防にオーソサイド水和剤を灌注しておきたい。これから約2月の育苗が来年の収穫につながるから、楽しみでもあり気の抜けないところでもある。小苗のうちの雑草対策も結構仕事量があるし、駅伝の練習もしたいしで時間に追われそうだ。
 白菜は調子が出てきたようだ。本葉が7、8枚になってきて、ツヤも出てきた。これからは大きな外葉が出てくるので、この時期を快調に飛ばしてくれれば安心だ。ストチュウのこまめな散布で、減農薬を心がけていきたい。

9月29日(金)晴れ

 苗取り用に使ったサツマイモを掘ろうとしたが、ツル返しをしなかったためまともなものがない。野菜作りは、手入れをしないと難しいことを実感した。もっとも新苗の方のサツマイモは、マルチがしてあるし、ツルも返したので大丈夫だと思う。

9月30日(土)くもり、雨

 ダイコン(耐病総太り:タキイ)の第2段を播種した。今日で袋の中身を蒔ききったが、最終的に何本ものになるだろうか。白菜や理想ダイコンの畝が固くなっているので中耕し、少量の化成肥料(888)を追肥した。また、全作物にストチュウを散布した。先週のアファーム乳剤散布以来、青虫を見ていないので順調な生育のようだ。

キャベツとブロッコリーの様子 一ノ宮小学校側の眺め