6月1日(木)晴れ

  ナス(千両2号)を初収穫した。とはいってもたった1個、フライパンで油で焼き、みそを付けて食べた。焼きナスは大好物なので、これからが楽しみだ。来週当たりからはまとまって収穫できると思う。
 タマネギ(ターボ)を引き抜いて、畑で干しに入った。ターボは88本、すでに食べた本数を加えれば100本といったところか。種代420円を考えれば得になったかな。肥料は過リン酸石灰と硫安を少し使っただけだからほとんど掛かっていないし、黒マルチもわずかな距離だからただ同然だ。あと苗床時のオーソサイド水和剤を少々でほとんど無農薬、いい野菜です。アトンとアースはまだ倒伏しはじめたばかりなので一週間ほどか。
 ジャガイモ(男爵)を2株ほど試しに掘ってみた。さすがにまだ小さく、まともな大きさは6個、あとはピンポン玉くらいなのが6個でまだまだだ。とりあえず明日の朝食にポテトサラダを作っていただけるそうだが、味は期待できそうにない。
 サトイモは草退治が大仕事だ。すでに本葉が2,3枚出ているので、そろそろ888の化成肥料でも肩にくれて土寄せをするころか。タマネギの使い古し黒マルチが出るので、肩マルチに利用したい。土垂と八ツ頭は一つの欠株もなく、今のところ順調だ。

6月4日(日)晴れ

 昨日の午後に猛烈な雷雨があった。少しの雹と強風で被害が心配されたが、トウモロコシが少し傾いた程度で大した被害はなく、一安心だ。
 ニンニクの堀り取りをした。結構育っていて予想よりも収穫が多かった。ただし、花芽を欠いたはずが再生したのか、いくつか花芽がついたままになっていて、その分は中身が悪かった。取りあえず地干しにして、数日後には吊しておきたい。

6月10日(土)小雨

 関東地方は昨日梅雨入りした。今日も小雨で畑仕事が進まない。家族の病気もあり今週はほとんど農作業ができなかった。今朝畑に行ってみると雑草は伸びているし、キュウリやナスは巨大化したものがあってがっかりした。
 しかし、キュウリ、ナス、シュンギク、葉大根、ダイコン、タマネギなど野菜には事欠かない時期になり、あとは料理を作ってくれる人の再登場を待つのみ。盲腸の手術後で、来週早々には復帰できそうで一安心だ。

坊主頭の光希(秩父市) 一人で乗車の有伽(同)

6月13日(火)小雨

 梅雨入り後は毎日雨となっている。TVの気象情報では明日まで雨で、木曜日からは晴れになるようだ。
 タマネギをほとんど掘り終わった。ソニックはもう食べ終わってしまい、ターボ、アトンは約100本を青切り、150本を干してある。アースは約400本を庭に干してあるが、今は雨に当たっている。週末には乾くだろうから吊り玉にしたい。
 レタスがよく結球してきて、収穫を開始した。虫も全くつかず、無農薬ですべて収穫できそうだ。レタスの欠点は一気に収穫期を迎えてしまうことだが、播種期を分けるのも素人には難しいし、新鮮な生野菜を食べたいこの時期にはありがたい作物だと思う。逆にキャベツは虫食いでボロボロ状態。プロはカルホスなどの殺虫剤でピカピカのキャベツを作るが、私にはこの時期のキャベツは栽培困難なようだ。7月播種の11、12月収穫が簡単なので、こちらに頑張ろう。
 ズッキーニを収穫しているが、この野菜は子供のビタミン補給に都合が良いものだ。食事の材料に野菜(特に形がはっきりわかる)が入っていると子供は嫌がるものだが、ズッキーニをみじん切りにして卵焼きや他の料理に入れると、ズッキーニは味も色も臭いもないので分からないらしく喜んで食べている。栽培も簡単だし、来年からも作る価値はありそうだ。

6月15日(木)晴れ

 よく晴れて気温も高くなり、久々の夏日となった。
 タマネギとニンニクの収穫をすべて終了した。庭で干しているが、今日の好天でよく乾いたようなので、週末には吊ることができるだろう。今年収穫したタマネギは品種も良かったようなので、タキイ種苗には通販で同じものを注文しておいた。来年は今年以上の収穫といきたいものだ。
 キュウリがいよいよ絶好調になってきた。最初に定植した8本は毎日収穫中、第2陣の南極1号も50cm位に育ってきた。第3陣の南極1号は本葉が出てきたところだ。
 サツマイモの苗取りを行った。購入苗を仮植えしたものがだいぶ伸びてきたので、先をちょん切ったものだ。今日一日バラックでそのまま置いて、明日水を吸わせた後、畑に植える予定。

6月17日(土)くもりのち小雨

 午前中にサツマイモ(天下一)を50本植えた。15日に切り取った苗を一日干してその後水を吸わせ、黒マルチの畝に直立差しした。畝は無肥料、前年も肥料を全く与えなかったが、いいイモが取れたので今年もあやかってみたい。
 畑の空いている部分をトラクターで耕耘した。雑草がだいぶ生えたが、ロータリーで掻き回して絶やすことの繰り返しだ。約2ヶ月後のお盆過ぎには秋冬野菜の作付けが始まるから、大事なところだ。野菜作りの最大の楽しみは秋の白菜と大根づくりと考えているので、準備をしっかりしたい。

6月18日(日)晴れ

 天気予報の雨予想に反して、朝から晴れとなった。土は少々重かったが、ウドンコ病の発生したメロンにストチュウの散布を行った。ストチュウにはニンニク汁も混入してキュウリやナス、トマトなどにも散布した。
 小豆を播種した。小豆は亡母がコンニャク畑の隅に作っていたが、平成7年を最後に作っていなかった。一升瓶に保存していたが使い切ってしまったので、今年は自分では初めての栽培になる。また実を採るインゲン(白に茶色の縞が入る豆:正式名は知らない)も一緒に播いてみた。

開花したトウモロコシ(キャンベラ86) 収穫が盛んになったキュウリ

6月19日(月)晴れ

 ゴマの播種をしたが、初めて栽培してみるので勝手が分からない。白、黒、金の3種類の種子を購入し、畝を作った後、トンボで蒔き溝をつけてひねり蒔きした。ちょっと厚蒔きになったかもしれないが、生えたら儲けくらいに考えておきたい。
 ニンジンの除草、中耕と間引きをした。最初に蒔いたニンジンは4月当初だったが、雑草に紛れてしまい失敗。今育っているのは4月下旬蒔きの向陽2号で、こちらは自分の他にも近所のK氏の手伝いがあって無事に育っている。間引きの状態では小指の太さくらいになっているので、良いニンジンができそうだ。
 トウモロコシが開花しているが、昨年は虫にやられてあまりよいものが収穫できなかった。弟の話では雄花が開花した頃にオルトランを散布すると効果があるといっているが、20日後くらいに収穫されるものにオルトランを使うのは気が引ける。

6月23日(金)小雨

 キュウリに続いてナス、ピーマンも収穫期に入ってきた。台所ではぬか漬けの開始で、これから当分はおいしい漬け物とお付き合いできそうだ。
 ズッキーニをスーパーで見かけたが、1本100円の値段がついていた。すでに10本以上収穫したから、値段で換算すれば種代250円は軽くクリアすることになる。でもズッキーニって1本あると結構食べられるので、あんまり取れても困る代物だ。
 今日の夕食は自家製のコロッケ。材料のうち、ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、グリーンピースは自家菜園の野菜だ。お皿にはやはり菜園のレタス、キャベツ、キュウリが盛られるので野菜があふれている感じだ。(満足!)

6月27日(火)雨

 このところ雨と曇りの日が続き、お日様を見た記憶がない。キュウリとナスはよく取れるが、トマトはなかなか色づかないし、ピーマンも成りが今ひとつだ。ジャガイモも男爵とキタアカリは収穫を終了したが、メークインの収穫ができないままだ。
 ネギは分けネギ、九条ネギともに完全に新しい茎が出て、復活を完了した。これからは分けつを繰り返して、冬には立派な株になってもらいたいものだ。

6月29日(木)晴れ、くもり

 久しぶりで太陽が出てきた。キュウリの苗が日照不足で徒長ぎみだったが、何とか持ち直してほしいところだ。
 ゴマ、豆類がきれいに生えそろった。豆は鳥に食べられるのを心配したが、今回蒔いたものは昨年の枝豆ほど豆の形の双葉が出ないで、いきなり本葉がぐぐっと出てきたのでよかったのかな。後は雑草に参らないように手入れをしたい。
 トマトが赤くなってきた。キュウリ、ナス、ピーマンなどに比べると難しい(私は雨よけをしない)ので本数が少なく、大玉は4本だけであとは6本のミニキャロルだ。実は大玉の苗がまだ苗床にあるが、これから植えてもできるかな。
 トウモロコシは雌株のヒゲに茶色が混ざってきた。実の肥大がもう少しだが、7月10日頃には最初の収穫ができるだろうか。キャンベラ86、90は初めて栽培するので楽しみでもあり、心配でもある。