5月1日(月)晴れ

 ナス(千両2号)、ピーマン(エース)の苗を購入した。ナスは接ぎ木と自根を2本ずつで、成績を較べてみたい。M氏推薦である梨ナスの苗も2本購入してあるので、一緒に植えてみたい。
 サヤエンドウ(兵庫絹さや)は収穫を開始した。スナックエンドウと実エンドウは実が着き始めたが、収穫はこれからだ。ソラマメは開花直後にアブラムシが多く発生したが、ディプテレックスを散布したところ順調に育ち初め、現在は60cmほどの高さになっている。
 タマネギはソニック、ターボ、アトン、アースと4種類栽培してみたが、育ちはターボが一番良いようだ。今は、苗床に残した苗が大きくなってきたものを引き抜いて食べている。本格的な収穫は早生のソニックでも今月の中旬過ぎくらいか。
 ニンニクは昨年の根腐れに懲りて水はけを工夫したのが当たったのか、今年は1本も腐りがでていない。これから抽苔するが、今年は大丈夫だろう。
 ネギは九条太に坊主ができたので、種取り以外は短く刈って植え替えたい。分けネギはアブラムシがでたが、ほぼ順調。下仁田ネギと浅黄九条は春まきにしたので、まだ発芽したばかりだ。
 ジャガイモは男爵、キタアカリ、メークインとも順調な生育で、早朝の少ない時間を活用して芽欠きを行っている。今年も黒マルチを使っての高畝栽培を行っており、収穫が楽しみだ。ただし、4月初めの強風で一畝マルチがはがれてしまったので残念だ。
 青物野菜は油菜が花盛りになってしまったので、コマツナを間引いて食べている。もうすぐ春菊が収穫できるだろうが、それまではコマツナとサヤエンドウでつなぐことになるのか。
 育苗中のものはトマト(福寿、ミニキャロル)、カボチャ(栗えびす、東京ナンキン)、キュウリ(南極1号、四葉)、インゲン(モロッコ、さつきみどり)、ソーメンカボチャ、ズッキーニ、ニューメロン、オクラ(ベターファイブ)など。畑では大根やニンジンが無事に発芽し、今のところまめに草退治をしているので成長を始めている。
 サトイモは土垂のほか、八ツ頭、タケノコイモを植えきった。八万八でセレベスという種芋を購入したので、これから植えてみる。
 連休中には色々な種を蒔けると思うので楽しみだ。

5月4日(木)晴れ

 ジャガイモの芽欠きをようやく終了した。結構大きく育っていて、ちょっと遅かったかなと反省気味。でも床屋さんに行った後の髪のようにすっきりした姿を見ると、ほっとする。
 キャベツ(アーリータイム)の隣にレタス(グレートレイクス366号)を定植した。この2種を隣畝で栽培すると、モンシロチョウの飛来予防になるという人がいるが、本当なら儲けものだ。

5月5日(金)晴れ

 サトイモのセレベス、エビイモを植えた。元肥に鶏糞と米ぬかを1mあたり1kgずつほど溝に入れ、その上に粒の過リン酸石灰を振って土でふたをしておいた。雑草よけに黒マルチをしておいた。セレベスとエビイモは初めて作ってみるが、他のイモもこれまで順調に収穫できているので問題はないと思う。
 サヤエンドウは一気に収穫最盛期となり、収穫が大変だ。しかし、収穫の時期が短いので、一生懸命食べてやらねば。
 タケノコ、ミョウガは何も手入れをしないが、毎年堅実に収穫できる。今年もミョウガが発芽し始め、間引いては味噌をつけて食べたり、みそ汁に入れたりしている。
 レタスは定植時に灌水を忘れてしまい、今日見たらしなびていた。急いで灌水したら、何とかシャキっと立ち直ったが、ほっと一息といったところか。この連休中は夏のような陽気が続いているので、気を抜くと作物はダウンしてしまう。

5月6日(土)くもり

 夏野菜の定植をした。ナス(千両2号、長ナス、梨ナス)、ピーマン(エース、京ゆたか)、ししとう、キュウリ(ときわ節成)など。元肥はほかの作物と同じ鶏糞、米ぬか&過リン酸石灰を割り込んだ。通路には雑草化したエン麦を草刈機で刈り取って敷いてみた(廃物利用です)。
 タマネギを少し収穫してみた。ソニック(早生種です)を数本引き抜いて、オニオンスライスにして食べてみた。毎年思うが、この時期の採り立てのタマネギを使ったスライスは最高の味覚だ。菜園を作って良かったと思う瞬間である。
 明日は弟に依頼しておいたサツマイモ(天下一)の苗が届く予定なので、一段と楽しみだ。
 作物の生育状況(赤は期待品種)
・トマト (育苗中)福寿、ミニキャロル(苗購入)米寿
・ナス (定植直後)千両2号、庄屋大長、梨ナス
・キュウリ (定植直後)ときわ節成(育苗中)南極1号、四葉
・ピーマン (定植直後)エース、京ゆたか、ししとう
・スイカ (定植直後)紅小玉(育苗中)瑞祥、紅小玉
・メロン (育苗中)ニューメロン
・カボチャ (育苗中)栗えびす、東京ナンキン、ソーメンカボチャ
・ズッキーニ (育苗中)ブラックトスカ
・ジャガイモ (花蕾発生)男爵、(成長中)キタアカリ、メークイン
・サトイモ (植付直後)土垂、八ツ頭、タケノコイモ、セレベス、エビイモ
・トウモロコシ (発芽直後)キャンベラ86、キャンベラ90
・キャベツ (定植直後)アーリータイム
・レタス (定植直後)グレートレイクス366(育苗中)リーフレタス(収穫中:プランター)リーフレタス
・タマネギ (まもなく収穫)ソニック、ターボ、アトン、アース
・サヤエンドウ (収穫中)兵庫絹さや、スナック
・実エンドウ (まもなく収穫)久留米豊
・ニンニク (まもなく収穫)
・コマツナ (収穫中)楽天(播種直後)楽天
・ニンジン (発芽直後)向陽2号
・大根 (間引き完了)おはる(播種直後)葉大根はっとりくん
・シュンギク (間引き完了)中葉新菊
・オクラ (育苗中)ベターファイブ
・インゲン (育苗中)つるなしモロッコ、さつきみどり
・ネギ (育苗中)下仁田、浅黄九条(古株植え替え)九条太、分けネギ

5月7日(日)くもり

 前日に続いて夏野菜の播種、定植等を行った。
 トマト、メロンの定植は思ったよりも手がかかった。とくにメロンは3mの畝を作って黒マルチをかけたので、作業内容が難しかったのと、定植位置が中央のものが難しかった。
 近くの農家が栽培しているタマネギがものすごい勢いで抽苔している。我が家の隣の畑は半分近くが抽苔しているが、どうしたことだろう。定植の時に結構太かったので植えている農家の人に抽苔の危険を聞いたのだが、例年通りで大丈夫ということだった。でも抽苔しているところを見ると気候か、肥料のせいだろうか。ちなみに我が家は播種を遅らせているので、1本もでていない。(よかった)
 サツマイモ(天下一)の苗を入手したので、早速畑の隅に仮植えした。一月もたてばツルが伸びるので、先をチョンぎって苗倍増の計画だ。昨年はこれで成功しているので、今年も狙ってみたい。

5月9日(火)晴れ

 よく晴れて気温が30度近くなり、真夏のような一日だった。昼休みには自宅に帰り、苗の管理が大変だった。
 タマネギのソニックはいよいよ球の肥大が著しく、来週には全部収穫になりそうだ。他のターボ等も肥大は順調のようで、今年のタマネギは当たりのようだ。農薬も発芽時の苗床にオーソサイドを1度使っただけで、ほとんど無農薬状態で育てることができた。
 ニンジンの畝に何故か蟻が巣を作ってしまったので、一昨日巣穴にランネート水和剤を1000倍にして灌注した。2時間ほどでほとんどの蟻がもがいていたが、今日見たところ一匹も見かけなかったので、作戦は成功したようだ。蟻たちにはニンジンを守るために仕方なく死んでもらったが、成仏してもらいたい。
 サヤエンドウの収穫が忙しいが、朝の収穫時に子供を散歩ついでに連れ出すと鞘を千切るのが面白いらしく、子供用のバケツにどんどん入れてくれる。サヤエンドウは鞘と茎葉が同じ色なので見分けがつきにくい面もあるが、思わぬ労働力の出現で大助かりだ。

5月13日(土)くもり

 一昨日から梅雨のような気候で、大雨こそ降らないが余り日が射さない。
 インゲンの定植をした。品種はタキイのつるなしモロッコと丸鞘のさつきみどりの2種類。昨年は直播きしたら、発芽したところを鳥に食べられてしまった苦い経験がある。取りあえずは本葉2枚程度のものを植えたので、大丈夫だろう。
 ショウガ(葉、イモ)とウコンを植えた。ショウガは乾くと育ちが悪いので水くれが大変だが、9月頃の新鮮な味覚は何にも替えがたいものがある。市販されているものは消毒がすごいみたい(通勤路からみるショウガ畑では時期には盛んに消毒してますね)だから、自分で育てるのが一番安心だ。
 カボチャもようやく定植が済んだ。後は雑草対策だが、これが一番の問題だ。

株間1mに定植したナス(5月11日朝) タマネギ(手前)とソラマメ、サヤエンドウ(支柱)

5月15日(月)晴れ

 昨日家族で一日遊んだためか、午前6時過ぎまで寝坊して畑仕事もサヤエンドウの収穫だけとなってしまった。兵庫絹さやとスナックは収穫最盛期で、もう千切るので精一杯といったところ。ソラマメと実エンドウはあと数日といったところか。

鞘が大きくなってきたソラマメ(5月15日朝) 収穫に忙しい鞘エンドウ

5月16日(火)晴れ

 昨日の午後は結構大雨になった。ジャガイモの一部などが倒れていたが、すぐに回復するだろう。
 サトイモが一斉に発芽し始めた。今年は何と5種類のイモを植えてあるが、どれがおいしいか秋が楽しみ?(できるかな)セレベスとエビイモは初めて作ってみるので、関心あり。
 ソラマメにまたアブラムシが付き始めた。収穫間近なだけに、殺虫剤を使うか思案どころだ。前回はディプテレックスを使ったが、今回はDDVPあたりで対応か。
 サツマイモが活着した。今月末には第1回の新苗取りができそうだ。

5月18日(木)雨のち晴れ

 夕方に実エンドウ(久留米豊:グリーンピースです)を初収穫した。鞘ごと家に持ち帰り鞘の中から豆を取りだしていると、子どもが面白がって手伝うというか遊んでくれる。明日は豆ご飯が楽しみだ。
 タマネギのソニックはほとんどが倒伏した。早生だけに球は小さめだが、おかげさまで毎日新鮮なオニオンスライスが口に入ってくる。半月後くらいには中生のターボ、アトン、アースが収穫時期になるので、親戚のみなさんはお楽しみにしていてください。

5月19日(金)くもり

 枝豆の種を播いた。タキイのビアフレンドで品種の特性からするとちょっと遅いのだが、早生の性質があるようなのでなんとかできればいいなぁと思っている。ここらへんが素人のいいところか?(失敗したらごめん!)
 サトイモの畝にアカザが沢山生えてきた。これからは雑草との競争になるが、今年は肩マルチをして乗り切ろうと考えている。セレベスとエビイモは最初から黒マルチをしてあるので安心だ。

5月20日(土)雨

 早朝は曇りだったが、7時頃から雨になった。すっきり晴れる日がなく、梅雨時のようだ。
 実エンドウが一気に収穫期を迎えたようで、次々に収穫している。グリーンピースは冷凍のものを買って食べると固くて粉っぽいようなものが多いが、自家製のものは柔らかくて甘みが強く家族に大好評だ。サヤエンドウはそろそろ疲れがでてきたようで、曲がった鞘が多くなってきた。もう1週間ほどの寿命か。スナックは元気で、食味はこれが最高だ。

5月21日(日)晴れ、くもり

 雨は早朝に上がり、午前中は久々に良い天気となった。しかし、午後は雲の多い日で、スカッと晴れるのは明日からになりそうだ。
 今日は午後3時過ぎから畑に入り、サトイモの畝を草むしりしたり、トマト、ナスにホルモン剤の「トマトトーン」を付けたりした。ナスは活着後の成長を始めたようで、支柱に結ぶひもを追加した。

5月23日(火)晴れ

 サヤエンドウはいよいよ衰弱が激しくなって、茎葉が黄色くなってきた。そろそろ食べ飽きてきたので、ちょうどいいという加減でもあるが、スナックがまだ好調なので一安心だ。実エンドウはたわわに成るといったところで、子どもたちも大喜びだ。
 トマト、ナス、キュウリなども順調で、今年はアブラムシやウリバエの発生も例年に比べて少ないような気がする。去年はウリバエが多く発生してカボチャやキュウリに殺虫剤を撒いた記録があるのだが。
 葉大根やシュンギクは成長が速いもので、播種しては小さいうちに食べている。青物野菜が手軽にとれるのも自家菜園のいいところか。

実エンドウを鞘から取り出す娘(5月23日) ヒゲが出てきて成長盛んなキュウリ(同左)

5月27日(土)くもり

 久しぶりで一日作業ができた。明日は雨になりそうなので、たまった作業を消化するのが結構大変だった。
 キュウリの支柱にキュウリネットを張った。サヤエンドウのネットを外して使おうかと思ったが、黄色くなりながらも食べられそうな緑の実をつけているので、完全に枯れてからにすることにした。
 タマネギは早生のソニックが完全に葉折れし、収穫しながら食べている。ターボ、アトン、アースはまだ頑張って肥大を続けている。赤タマネギも収穫できるので、見た目も美しいお皿が食卓に並ぶ。

5月29日(月)晴れ

 昨日は大雨の予報だったが、朝方に少し降っただけで日中にはよく晴れた。気温もだいぶ上がっているので、明日あたりは逆に水くれをしなければならないかもしれない。
 キュウリにウリハムシが出始めたが、まだ数が少ないので朝の涼しいうちに捕まえて、握りつぶしている。キュウリの背丈は50cmほどになり、30cmくらいまでは欠いていた雌花をつけて収穫へのGOサインが出たようだ。
 ズッキーニも雌花の蕾が見え始めた。なり始めると食べるのが忙しいが、今年は取りあえず4株の定植にとどめたので、昨年のような食べきれずに捨ててしまうことはないだろう。正直なところ料理の仕方がよくわからないが、炒めて食べると結構おいしいし、簡単に実がつくので栽培する方は楽しい。